本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

個人主義ロック!?:松山情報発見庫#313

2005-10-24 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
WELCOME TO THE NORTH
ザ・ミュージック
東芝EMI

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自分の理想というか、「世界ってこうあるべきじゃないか?」という想いと目の前に繰り広げられる現実との間でもがき、なお理想を構築しようとする感じ。
このTHE MUSICのアルバムをひとことで表すとこういう感じになるだろう。

#5 Cessation(停止)
I never want to be
I never want to be like you
I wanna be myself
But you make me out to be somebody else
And I live the pain
And I love the darkness of my mind
Cos it makes me feel
You know it makes me feel like I'm alive
I'm alive
Oh I'm alive

Far across the land
Yeah far across the land
They understand the lies
But nobody here wants to question why
It's not what I need
But if I cut myself
I don't want to die
But it makes me feel like I'm alive
///
I'm sick of behind the crowd
I'm sick of behind the crowd
It's up to me
I'm not gonna crack
But the demons inside
Keep on coming back
I've got to fight the fear
I've got to know that how I feel is real
I've got to speak my mind
Cos it makes me feel like I'm alive

「世間が少しおかしいということもわかってる
 なのに、特に誰かが不正を暴こうとか動くわけでもない
 かといって、自分が必ずしも正しいことをいつもできるというわけじゃない
 でも、可能であるなら、痛みを感じででも、
 自分は正しくありたい。」
そんな想いが垣間見える歌詞だ。

他の曲も、ヴォーカルの切れのあるきれいな声と共に強烈な生の雄たけびともいえる内容を感じさせるものだ。

最近個人的に考えている「道徳」という概念の今の世での位置づけについても考えさせられる音楽だ。
いまの特に宗教とかが個人の道徳を規定しているわけではない社会においては、個人が自分自分で律する「自律」ということが前提となるわけだ。
だからこそ、自分の中の道徳感と社会でのあるべきとされる姿の間に齟齬を感じることもある。
そんな感じだ・・・
コメント
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