日本の消費者は何を考えているか?
①
マーケティング力を高める。
日本版マーケティング(消費の)ファクトフルネス。
事実に基づいた理解。
1983年生まれ、36歳の自分は微妙な世代区分の狭間にいる。
さとり世代・デジタルネイティブ世代とポスト団塊ジュニア世代の間。
野村総合研究所が無作為に抽出された日本人1万人に実際に自宅を訪問し作成されたアンケートから見える
今の日本人の「現代消費者の平均像、世代別の消費者像」が学べる。
キーワードは消費二極化時代のマーケティング
前提:消費価値観や生活価値観などの特徴が世代によって異なるという仮説116
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Q.折込チラシはすでに死んでいる?
★ ★★★★現在普及が大きく進んでいるシェアリングサービスの1つである、フリマアプリを展開する「メルカリ」は、2018年末に新聞折込チラシを北海道と愛知県にて配布している。一見家電量販店のチラシ広告にも見えるような馴染みあるデザインであるが,「徒歩0分!スマホの中でオープン!」「24時間営業中!」など、ユニークな目を惹く表現によりSNSでも大きな話題を呼んだ。171
Q.百貨店の売上は落ちている?
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★★★★★福岡にある鶴屋百貨店では地域住民に愛される店づくりを重視し,結果としてこの百貨店不況の中でも売上を伸ばしている。例えば,「買い物を待つ」家族目線に立ち、売上があがらない場所を、無料で利用できるクラシック音楽の鑑賞ルームや子どもが飽きずに遊べる充実のキッズスペースに改装した。183
<全体傾向>
2012年から2015年にかけて、消費者の重点意識は、価格やこだわりと言った商品の属性,つまり「何を買うか」より、いかに手間をかけずにストレスなく購入できるかという「どう買うか」に移ってきた。146
・ 「こだわり」の重視度が戻って来ており、趣味の分野においては「プレミアム消費の志向が強まっている。148
▲
②-a3つの二極化とは?★★★★★項目+α
1
◎消費の二極化
A.ラクに買いたい日用品・ルーティン消費
AMAZON DASHに見られる傾向。
日常・ルーティング省力・省価格化
B.趣味の消費は情報収集・こだわり志向の「プレミアム消費」へ152
2
◎ 情報の二極化:デジタル情報志向VS従来型マス情報志向158
「テレビのコマーシャル」や「折り込みチラシ」は2015年から2018年にかけて微増しており,低下傾向に歯止めがかかっている。160
※ 若年層(10〜20代)でもSNSよりテレビの情報をより信頼をしている。163
3
◎ ネット通販VSリアル店舗177
情報源がデジタル系に寄る一方で、リアル店舗の情報参照は減っていない。177
⇒見て、触って、といった五感での商品判断や顔の見える販売んに由るお勧めなどは依然として重視度が高い。177
▲
◎街レジャー:「とりあえず街に出て何か楽しんでみよう」というニーズ179
◇ 余暇活動の変化〜体験型消費のチャンス
★ ★★★★「外食・グルメ・食べ歩き」「映画・演劇・美術鑑賞」「音楽鑑賞」などの街レジャーは伸張し,特に「外食・グルメ・食べ歩き」伸びは顕著である。
「今後街レジャーがさらに伸びていくのではないか」との仮説を立てていただが、果たして2018年の調査ではそのとおりとなった。
スマートフォンがあるおかげで,とりあえず街に出てから面白いスポットやおいしい飲食店を探す、合流できそうな仲間を探す、待ち合わせの時間をつぶす。41
◎ つながり志向vsひとり志向192
つながり疲れの末に「おひとりさま」を楽しみことがブームに198
◎とりあげたい★★★★★
【デジタルネイティブ世代・さとり世代】
★ ★★★★今やデジタルネイティブ世代の情報収集はヤフー!などで調べるのではなく,ツイッターで調べることが多い。発信者のリアルな体験や電車遅延などの情報がリアルタイムに入ってくることが,情報の納得性・即時性を求めるデジタルネイティブ世代にフィットするのである。135
◇「モノ」より「コト」。キーワードは「つながり志向」138
バブル世代(1960年〜1970年生まれ):百貨店が実は好きなど,正しいマーケティング戦略の参考になる。
ターゲット:
マーケティング、消費者を対象に仕事をされているすべての方。
【メディア接触】
・ TVは40代まで減少トレンド8
・ 若年層を中心に、テレビはなれだけでなく,パソコン離れも加速している。12
【ライフスタイル】
◎とりあげたい★★★★★
・ 背中合わせの家族:スマートフォンが一人一台の勢いで普及している現代、個々人の望む時間軸、空間軸でインターネットに接続する消費者同士は,もはや同じ空間にいても違う文脈で生活を送っているのである。15
・ ネットショッピングは大きく伸び,小額化/高頻度化32
【価値観】
・ 変化・挑戦を好まず,安定志向の価値観が強まる25
・ 情報が多すぎて困る37
▲
◎情報端末の個人化やSNSの普及を背景に,多くの人が趣味のコミュニティや仲間に深く入り込む傾向がある。50
①
マーケティング力を高める。
日本版マーケティング(消費の)ファクトフルネス。
事実に基づいた理解。
1983年生まれ、36歳の自分は微妙な世代区分の狭間にいる。
さとり世代・デジタルネイティブ世代とポスト団塊ジュニア世代の間。
野村総合研究所が無作為に抽出された日本人1万人に実際に自宅を訪問し作成されたアンケートから見える
今の日本人の「現代消費者の平均像、世代別の消費者像」が学べる。
キーワードは消費二極化時代のマーケティング
前提:消費価値観や生活価値観などの特徴が世代によって異なるという仮説116
0-0-0書き出し
Q.折込チラシはすでに死んでいる?
★ ★★★★現在普及が大きく進んでいるシェアリングサービスの1つである、フリマアプリを展開する「メルカリ」は、2018年末に新聞折込チラシを北海道と愛知県にて配布している。一見家電量販店のチラシ広告にも見えるような馴染みあるデザインであるが,「徒歩0分!スマホの中でオープン!」「24時間営業中!」など、ユニークな目を惹く表現によりSNSでも大きな話題を呼んだ。171
Q.百貨店の売上は落ちている?
0-0-2書き出し2
★★★★★福岡にある鶴屋百貨店では地域住民に愛される店づくりを重視し,結果としてこの百貨店不況の中でも売上を伸ばしている。例えば,「買い物を待つ」家族目線に立ち、売上があがらない場所を、無料で利用できるクラシック音楽の鑑賞ルームや子どもが飽きずに遊べる充実のキッズスペースに改装した。183
<全体傾向>
2012年から2015年にかけて、消費者の重点意識は、価格やこだわりと言った商品の属性,つまり「何を買うか」より、いかに手間をかけずにストレスなく購入できるかという「どう買うか」に移ってきた。146
・ 「こだわり」の重視度が戻って来ており、趣味の分野においては「プレミアム消費の志向が強まっている。148
▲
②-a3つの二極化とは?★★★★★項目+α
1
◎消費の二極化
A.ラクに買いたい日用品・ルーティン消費
AMAZON DASHに見られる傾向。
日常・ルーティング省力・省価格化
B.趣味の消費は情報収集・こだわり志向の「プレミアム消費」へ152
2
◎ 情報の二極化:デジタル情報志向VS従来型マス情報志向158
「テレビのコマーシャル」や「折り込みチラシ」は2015年から2018年にかけて微増しており,低下傾向に歯止めがかかっている。160
※ 若年層(10〜20代)でもSNSよりテレビの情報をより信頼をしている。163
3
◎ ネット通販VSリアル店舗177
情報源がデジタル系に寄る一方で、リアル店舗の情報参照は減っていない。177
⇒見て、触って、といった五感での商品判断や顔の見える販売んに由るお勧めなどは依然として重視度が高い。177
▲
◎街レジャー:「とりあえず街に出て何か楽しんでみよう」というニーズ179
◇ 余暇活動の変化〜体験型消費のチャンス
★ ★★★★「外食・グルメ・食べ歩き」「映画・演劇・美術鑑賞」「音楽鑑賞」などの街レジャーは伸張し,特に「外食・グルメ・食べ歩き」伸びは顕著である。
「今後街レジャーがさらに伸びていくのではないか」との仮説を立てていただが、果たして2018年の調査ではそのとおりとなった。
スマートフォンがあるおかげで,とりあえず街に出てから面白いスポットやおいしい飲食店を探す、合流できそうな仲間を探す、待ち合わせの時間をつぶす。41
◎ つながり志向vsひとり志向192
つながり疲れの末に「おひとりさま」を楽しみことがブームに198
◎とりあげたい★★★★★
【デジタルネイティブ世代・さとり世代】
★ ★★★★今やデジタルネイティブ世代の情報収集はヤフー!などで調べるのではなく,ツイッターで調べることが多い。発信者のリアルな体験や電車遅延などの情報がリアルタイムに入ってくることが,情報の納得性・即時性を求めるデジタルネイティブ世代にフィットするのである。135
◇「モノ」より「コト」。キーワードは「つながり志向」138
バブル世代(1960年〜1970年生まれ):百貨店が実は好きなど,正しいマーケティング戦略の参考になる。
ターゲット:
マーケティング、消費者を対象に仕事をされているすべての方。
【メディア接触】
・ TVは40代まで減少トレンド8
・ 若年層を中心に、テレビはなれだけでなく,パソコン離れも加速している。12
【ライフスタイル】
◎とりあげたい★★★★★
・ 背中合わせの家族:スマートフォンが一人一台の勢いで普及している現代、個々人の望む時間軸、空間軸でインターネットに接続する消費者同士は,もはや同じ空間にいても違う文脈で生活を送っているのである。15
・ ネットショッピングは大きく伸び,小額化/高頻度化32
【価値観】
・ 変化・挑戦を好まず,安定志向の価値観が強まる25
・ 情報が多すぎて困る37
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◎情報端末の個人化やSNSの普及を背景に,多くの人が趣味のコミュニティや仲間に深く入り込む傾向がある。50