本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

日本版マーケティング、消費のファクトフルネスとは?

2019-09-15 20:56:04 | 2019年始動。革命のスタート。
日本の消費者は何を考えているか?


マーケティング力を高める。
日本版マーケティング(消費の)ファクトフルネス。
事実に基づいた理解。

1983年生まれ、36歳の自分は微妙な世代区分の狭間にいる。
さとり世代・デジタルネイティブ世代とポスト団塊ジュニア世代の間。

野村総合研究所が無作為に抽出された日本人1万人に実際に自宅を訪問し作成されたアンケートから見える
今の日本人の「現代消費者の平均像、世代別の消費者像」が学べる。

キーワードは消費二極化時代のマーケティング

前提:消費価値観や生活価値観などの特徴が世代によって異なるという仮説116

0-0-0書き出し
Q.折込チラシはすでに死んでいる?
★ ★★★★現在普及が大きく進んでいるシェアリングサービスの1つである、フリマアプリを展開する「メルカリ」は、2018年末に新聞折込チラシを北海道と愛知県にて配布している。一見家電量販店のチラシ広告にも見えるような馴染みあるデザインであるが,「徒歩0分!スマホの中でオープン!」「24時間営業中!」など、ユニークな目を惹く表現によりSNSでも大きな話題を呼んだ。171

Q.百貨店の売上は落ちている?
0-0-2書き出し2
★★★★★福岡にある鶴屋百貨店では地域住民に愛される店づくりを重視し,結果としてこの百貨店不況の中でも売上を伸ばしている。例えば,「買い物を待つ」家族目線に立ち、売上があがらない場所を、無料で利用できるクラシック音楽の鑑賞ルームや子どもが飽きずに遊べる充実のキッズスペースに改装した。183

<全体傾向>
2012年から2015年にかけて、消費者の重点意識は、価格やこだわりと言った商品の属性,つまり「何を買うか」より、いかに手間をかけずにストレスなく購入できるかという「どう買うか」に移ってきた。146

・ 「こだわり」の重視度が戻って来ており、趣味の分野においては「プレミアム消費の志向が強まっている。148

②-a3つの二極化とは?★★★★★項目+α

◎消費の二極化
A.ラクに買いたい日用品・ルーティン消費
AMAZON DASHに見られる傾向。
日常・ルーティング省力・省価格化
B.趣味の消費は情報収集・こだわり志向の「プレミアム消費」へ152
 

◎ 情報の二極化:デジタル情報志向VS従来型マス情報志向158
「テレビのコマーシャル」や「折り込みチラシ」は2015年から2018年にかけて微増しており,低下傾向に歯止めがかかっている。160
※ 若年層(10〜20代)でもSNSよりテレビの情報をより信頼をしている。163


◎ ネット通販VSリアル店舗177
情報源がデジタル系に寄る一方で、リアル店舗の情報参照は減っていない。177
⇒見て、触って、といった五感での商品判断や顔の見える販売んに由るお勧めなどは依然として重視度が高い。177

◎街レジャー:「とりあえず街に出て何か楽しんでみよう」というニーズ179
◇ 余暇活動の変化〜体験型消費のチャンス
★ ★★★★「外食・グルメ・食べ歩き」「映画・演劇・美術鑑賞」「音楽鑑賞」などの街レジャーは伸張し,特に「外食・グルメ・食べ歩き」伸びは顕著である。
「今後街レジャーがさらに伸びていくのではないか」との仮説を立てていただが、果たして2018年の調査ではそのとおりとなった。
スマートフォンがあるおかげで,とりあえず街に出てから面白いスポットやおいしい飲食店を探す、合流できそうな仲間を探す、待ち合わせの時間をつぶす。41

◎ つながり志向vsひとり志向192
つながり疲れの末に「おひとりさま」を楽しみことがブームに198

◎とりあげたい★★★★★
【デジタルネイティブ世代・さとり世代】
★ ★★★★今やデジタルネイティブ世代の情報収集はヤフー!などで調べるのではなく,ツイッターで調べることが多い。発信者のリアルな体験や電車遅延などの情報がリアルタイムに入ってくることが,情報の納得性・即時性を求めるデジタルネイティブ世代にフィットするのである。135

◇「モノ」より「コト」。キーワードは「つながり志向」138

バブル世代(1960年〜1970年生まれ):百貨店が実は好きなど,正しいマーケティング戦略の参考になる。

ターゲット:
マーケティング、消費者を対象に仕事をされているすべての方。

【メディア接触】
・ TVは40代まで減少トレンド8
・ 若年層を中心に、テレビはなれだけでなく,パソコン離れも加速している。12

【ライフスタイル】
◎とりあげたい★★★★★
・ 背中合わせの家族:スマートフォンが一人一台の勢いで普及している現代、個々人の望む時間軸、空間軸でインターネットに接続する消費者同士は,もはや同じ空間にいても違う文脈で生活を送っているのである。15
・ ネットショッピングは大きく伸び,小額化/高頻度化32

【価値観】
・ 変化・挑戦を好まず,安定志向の価値観が強まる25
・ 情報が多すぎて困る37


◎情報端末の個人化やSNSの普及を背景に,多くの人が趣味のコミュニティや仲間に深く入り込む傾向がある。50
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忘れた毒を思い出せ!アートな生き方を考える。

2019-09-15 17:46:17 | 2019年始動。革命のスタート。
自分の中に毒を持て


@yume.neko.instaさんの紹介で気になった本。
昔母に目をひんむく姿が似ていると言われた岡本太郎さん。大阪の親戚の家の近くに太陽の塔がある岡本太郎さん。
似ているところが強烈にあると思う。失われた毒を取り戻そう。
Austinにも通じるものがある。
芸術家として今を生きる。

◇過去によって現在があるのではない。逆に現在があって、はじめて過去があるのだ。161

心に火を。
瞬間瞬間を生きる。
◎忘れた毒を取り戻すために。

夢に挑む。思いを叶える生き方。
人間関係。我であること。
愛の問題

②具体的には②-a★★★★★
◎ 岡本太郎の芸術の3原則から導き出される灼熱の人生論
芸術はきれいであっては行けない。うまくあってはいけない。ここちよくあってはいけない。それが根本原則だ。199

こちらは自分の生きているアカシをつき出している。人間のほんとうに燃えている生命が、物として、対象になって目の前にあらわれてくれば、それは決して単にほほ笑ましいものではない。心地よく、いい感じであるはずはない。198

◎取り上げたいそれでも生きる、それだから生きる②-b★★★★★
★ ★★★★「面白いねえ、実に。オレの人生は。だって道がないんだ」眼の前にはいつも、なんにもない。ただ前に向かって身心をぶつけて挑む、瞬間。瞬間があるだけ。
★ 今、この瞬間。まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、前存在で爆発する。それがすべてだ。218

②-c結論★★★★★
◇ 結論1:いずれではなく、今。
“いずれ”なんていうヤツに限って,現在の自分に責任を持っていないからだ。生きるというのは,瞬間瞬間に情熱を迸らせて,現実に充実することだ。58
◇ 結論2:芸術家として生きる
◎ 芸術は爆発だ。
ぼくが芸術というのは、生きることそのものである。人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。215

◇ 爆発とは?
全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。それが「爆発」だ。人生半来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発し続けるべきだ。いのちのほんとうの在り方だ。216

政治家よ、エコノミストよ、官僚よ、もっと人間になって欲しい.そして芸術家に。
芸術と言っても、何も絵を描いたり,楽器を奏でたり,文章をひねくったりすることではない。そんなことはまったくしなくても、素っ裸で,豊かに、無条件に生きること。
失ったに人間の原点をとりもどし、強烈に、ふくらんで生きている人間が芸術家なんだ。212

◇ 夢:
夢を見ることは青春の特権だ。ぼくは口が裂けてもアキラメロなどとは言わない。26
青春の心には夢が燃えている。だが、そういった夢を抑圧し閉ざしてしまう社会の壁がこの現代という時代にはあまりに多すぎる。

◇ 成功とは?:
人間にとって成功とは何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうかではないだろうか。29

核心:
◇ 行動、続けるのではなく、惹かれるものを追求すること:
気まぐれでも,何でも構わない。ふと惹かれるものがあったら、計画性を考えないで,パッと,何でもいいから,自分のやりたいことに手を出してみるといい。56

◎ 自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。その一瞬一瞬に賭けてひたすらやってみる。それだけでいいんだ。また、それしかないんだ。
意志を強くする方法なんてありはしない。そんな余計なことを考えるより,本当に今やりたいことに,全身全霊をぶつけて集中することだ。68

◇ 生きるということと才能
自分はあんまり頭もよくないし、才能のない普通の人間だから何も出来ないんじゃないか,なんて考えることがごまかしだ。
才能なんてないほうがいい。才能なんて勝手にしやがれだ。才能のある者だけがこの世で偉いんじゃない。
才能のあるなしにかからわず、自分として純粋に生きることが,人間の本当の生き方だ。119

Chap1,意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない〜迷ったら危険な道に賭けるんだ

0-0-0書き出し★★★★★
◎ 危険だ,という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。ほんとうはそっちに進みたいんだ。31
◎ だから決断を下すんだ。会社を辞めて別のことをしたいのなら,後はどうなるか,なんて考えないで,とにかく,会社を辞めるという自分の意志を貫くことだ。33
◇ 今までの自分なんか、蹴トバシてやる。そのつもりで、ちょうどいい。人生に挑み,ほんとうに生きるには,瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらくのだ。それには心身ともに無一文、無条件でなければならない。捨てれば捨てるほど、いちのは分厚く、純粋にふくらんでくる 。11

忠実:まめあかに、まごころを尽くす
自分に対してまごころを尽くすというのは,自分に厳しく,残酷に挑むことだ。12
実というのは、そういう型にはめた意識を越えて、運命に己を賭けることなんだ。13

◇毒:売らないという前提で絵を描き,あらゆる面で権威主義にたてつき,いわば常識を超えて,人の言わないことをあえていい,挑んだ。

書き出しと①の間に0-0-2★★★★★
【迷いの対処法:まさに今の自分】迷ったら危険な道に賭けるんだ
◎ もっとひろく、そしてもっとぎりぎりの、自分という人間の前存在、生命それ自体が完全燃焼するような生に賭けるべきなのではないか。18
◎ 「安全な道をとるか,危険な道をとるか,だ。」あれか、これか。20
◇ 人間は本当は、いつでも2つの道の分岐点に経たされているのだ。
一方はいわばすでに馴れた、見通しのついた道だ。安全だ。一方は何か危険を感じる。もしその方に行けば、自分はいったいどうなってしまうのか。不安なのだ。しかし惹かれる。本当はそちらの方が情熱を覚えるほんとうの道なのだが迷う。まことに悲劇の岐路。14

信念をもって、人とは違った行動をし,あえて道を通すというような生き方は、その人にとって単に危険というよりも、まるで悪徳であり,また他に対して不作法なものをつきつけるものとみなされる。16

chap2.個性は出し方、薬になるか、毒になるか〜他人と同じに生きていると自己嫌悪に陥るだけ

◇ 爆発的発想法103
矛盾の中で面白く生きようと,発想を転換すること113
出る釘になれ:
★★★★★誰でもが、あえて釘になる決意をしなければ,時代は開かれない。ぼくは前にいったように,それを貫いて生きて来た。確かに辛い。が、その痛みこそが生きがいなのだ。112
悲しい響きのあることわざ:
日本の文化が「何事についても惰性的であり,危険を避け、無難であることが美徳とされているのが日本一般のモラルだ」から。111

chap3.相手の中から引き出す自分それが愛=ほんとうの相手をつかむ愛しか愛されかた

★ ★★★★これが愛の問題の根底なんだと思う。148個体は完結しているように見える、だが実はそうではないんだ。男も女も、一人ひとりでは全体ではない。向かい合って,相手を見て、一体になって初めて1つの全体な存在,いわば1つの宇宙になるのだ。146

たとえば極端なことを言えば,恋愛というものさえ超えたものなんだ。つまり
自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、お互いが相手の中に自分自身を発見する。
それが運命の出会いというものだ。166

chap4.あなたは常識人間を捨てられるか〜いつも興奮と喜びに満ちた自分になる。
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