安倍政権ほど不誠実な政権はない。だから安倍嫌いが非常に多い。しかしに意外に支持率が下がらない。国民は支持しているのである。なぜこういうことになっているのだろうか。理由を思いつくまま上げていく。
①ほかに適当な人がいない
世論調査でもこの理由が一番上にくる。国民の感情としてはほかの人よりは、長期政権のほうが安定感がありいいということなのだ。確かに野党はあまりに頼りないし、与党内でもパッとした人はいない。またコロコロ政策が変わるのは問題である。外交面を考えれば、同じ人が国の顔であるほうがいいように見える。安定感はやはり大切な要素である。
②景気がいい
民主党政権のころよりも明らかに景気はいい。特に雇用状況が大幅に改善している。これは評価できる。しかし実は異常な金融緩和政策によるもので、未来にツケを残す政策である。安倍晋三氏はヘラヘラ笑っていられるが、次以降の政権は苦労することが必至なのだ。はたしてアベノミクスは本当に正しいのか。野党もマスコミも一番大きく取り上げなければならない。
③外交で活躍している
外遊が多く、外国の要人と頻繁に会っている。これはイメージがいい。がんばっているようには見える。しかしロシアとの関係は完全にプーチンにやられっぱなしだし、トランプにも結局いいようにあしらわれているように見れる。中国とは全くうまくいっていない。北朝鮮問題はまったく前進しない。ほとんど外交上に成功してはいない。
頼みの綱は韓国だけだ。韓国に対する姿勢は評価する。これまではあまりに気を遣いすぎていた。しかし安倍政権の外交上評価できるのは実はそれだけしかないのだ。結局それは支持率を上げるための打ち出の小づちのように使っている。参院選前のホワイト国除外などは困ったときの韓国叩きのようにも思える。
全体的に見て外交上もプラスとは思えない。
④教育政策は最悪だ
モリカケ問題からはじまり、今回の大学入試にいたるまで、教育行政はひどすぎる。民間業者との癒着は疑われて当然だ。
⑤政権維持のために何でもありだ。
官僚に圧力をかけているのか、「忖度」によるあきれた事態が次々に起こっている。文書破棄や改ざんなどあってはならないことばかりが起きている。されには議論のすり替えで自分の過ちを認めようとしない。今回の「桜を見る会」においてあきらかなように、自分を応援する人を厚く持てなし、支持基盤を堅固にしている。これも政権維持の大きな要素である。政権があやしくなると、テレビに田崎史郎氏が出てきて、うまく言い訳をするのも変な話だ。田崎史郎氏は政治評論家というよりも民間政府広報である。
もっとあるのだろうが、思いつくまま書いてみた。もちろん異論もあるだろう。安倍政権は功罪あるが、いずれにしてもしっかりと評価し、これからの政治のあり方を考えることが大切である。
テレビを「観ていて安倍政権のことをストレートに話して気持ちがいいのは田原総一朗氏くらいですね。
NHK日曜討論みたいなのは国会の延長みたいでおもしろくなんともないです。
果たして、安倍内閣の支持はどこにあるのか不思議ですが、
若者層と財界が主かな?なんて想像しています。
リオオリンピックの閉会式だったかスーパーマリオのぬいぐるみを着て登場、関西の(故たかじんの)「そこまで言って委員会」に国会の会期中に出演したり、吉本新喜劇新喜劇の舞台に選挙前に2度も上がるは、桜を見る会では喜劇役者とテレビカメラの前で喜劇ポーズを一緒にとるは、国会を嫌ってニコニコ動画で一方的にしゃべりまくるようなことが、特に若い世代に受けているのかな?と想像しています。
すべて彼の選挙戦術だと想像しています。
亡くなった航空業界に居た兄から聞いた話ですが、総理が旅客機移動する時は必ず2台飛ばすのだとか。外交ならいざ知らず関西のテレビ出演がそうだとしたらとんでもない出費です。
評論家の誰かが言ってましたが、総理は外交だけに心血をそそいで内政は他人任せそのもに思えます。
対韓国外交はまあまあなんでしょうか?
最悪の状態になっている気もしましたが・・・。
テレビからの耳学問ですが「半導体材料の輸出管理強化」も報復のきらいありという論評も数人あった気がします。
大企業は株価が上がるような政治をしてくれれば、喜びますよね。
でも中小企業まで、そのシャパンタワーからのおこぼれがあったとは思えません。
私は自由民主党のすべてを受け付けないわけでないんです。
村上誠一郎衆院議員みたいに発言してくれれば、応援したいとも思っているわけです。
↓
https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/6974a9be02a337ccef13388040a0a3df
反主流派がないに等しい今の自民党政権には、チェック機能としての立憲民主から共産党までの野党に大いにがんばって欲しいですね。
コメント内容が外れていたらすみません。
勉強になります。
どこかに、強力な支持層がいるのではないでしょうか。
それと、マスコミを使っての発信の仕方には長けているような気がします。
例は悪いですが「ヒトラーのスピーチ」のように。
同じ党内や内閣の中に意見を戦わせる健全な雰囲気がないのが心配です。
本来、反対意見というのは提案の質を上げる大きな要素だと思うのですが、
反対意見=敵
のような幼稚な図式が異見の封じ込みに繋がっているような気がします。
心配です。