今年の「新語・流行語大賞」のノミネートが発表された。近年は流行語と言えるようなものはあまりなくなってしまった。近年は一部の人が言っているだけだけど、その年を象徴するような言葉や、ニュースで説明のために頻繁に使わなくてはならない言葉などが対象になる傾向がある。それが悪いというわけではないが、言葉のおもしろさがあまりないのは残念に感じられる。
今年の候補を見る限り、わたしにとってインパクトがある言葉は少なかった。中で大賞にしてもいいかなと思う言葉を選んでみた。
6.オミクロン株
10.きつねダンス
13.宗教2世
19.丁寧な説明
23.村神様
以上の5つだ。
「オミクロン株」は一番耳にした。とは言え、それが何なのだという言葉のようにも思われる。「きつねダンス」はテレビでもよく取り上げられ、楽しい気分にさせられる。「宗教2世」は今年最大の問題を象徴している。「丁寧な説明」は「丁寧な説明」をしたくないときに使われた。「村神様」は今年のスポーツを象徴する言葉だった。
私が大賞を選ぶとすれば、「丁寧な説明」かな。空虚な言論の時代を象徴しているからだ。しかし、これを大賞に選んでしまうと岸田首相が受賞者となり、シャレにならなくなる。決して受賞することはあるまい。
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