少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

キャプテン

2014-05-20 | 高学年再び


今日は田尻さんのメルマガから

今日のテーマは【スカウトが見るポイント】
千葉ロッテの松本尚樹スーパーバイザーのコトバを紹介します。
「雰囲気は大事にします。
スター性とかどんくさいけどガッツがあるとか。
雰囲気というとあいまいですけど、言うなら選手の野球に対する姿勢が表れているんですよ。
凡打しても全力疾走してるとか、常にユニフォームが汚れているとかから、選手の個性が見えてくる。
何でもそつなくきれいにこなす選手も大事ですけど、泥臭くても何かを感じさせてくれるのもひとつの魅力です。




さてさて、アスレチックで楽しく体を動させた日曜日の練習ですが、
実は鬼軍曹のが落ちました。

初めて練習する場所、
天気はだし、
熱くも寒くもないし、
広い原っぱだし、
楽しそうなアスレチックはあるし
小山の上から走り降りて来たり

そりゃ、楽しいよねぇ

で、が落ちたのは
四つん這いで前進、後退のメニュー

「出来な~い」とか「辛~い」とか
まぁ楽しそう

注意しなくっちゃいけないかなぁ。って思っていたら、
先に鬼の

「確かに辛いと思うけどね。
そこはメニューの意図を考えて欲しい。
膝をついて前進しても意味ないでしょ、
辛い。って寝っ転がっていたら。もっと意味ないでしょ。」
みないな事を鬼軍曹は言ってました。
上の文章は、勿論オブラートを100枚ほど包んでます。
なんせ、鬼ですから

でも、一人だけ周りに流されず
黙々とこちらの意図した動きをしていてくれたのが
キャプテンU

彼は低学年の時にもキャプテンを任せていました。
真面目な性格ですから、
低学年の頃もキッチリと練習してました。

ただね、唯一、気に入らなかったのが部員への注意の仕方
低学年だからしょうがないだけど、

「君はキャプテンだから、他のメンバーを注意するのは分かるし、
注意をするのがキャプテンの役割だとも思うけど、
もうチョット、言い方を考えないと
注意される方は、そこまでキツク言わなくてもイイじゃないかって
反発しちゃうかもよ。
例えば、早く準備しろって言わなくても
君がグローブをもって一番に監督の傍に来てくれれば、
その内に黙っていてもミンナ君に着いてくるんじゃないのかな?」って

それでも、その後も彼はガンガン注意してた

去年一年間、彼とは野球をしていなかったけど、
二年ぶりに最上級生になったUは
しっかり、行動で示している。

私が低学年の頃に言った言葉なんて
当然、覚えていないだろうけど
その通りのキャプテンになってくれた

>雰囲気というとあいまいですけど、言うなら選手の野球に対する姿勢が表れているんですよ。
本当、こんな雰囲気が四つん這いを黙々とこなす姿から感じられた。

用意も早いし、常に先頭に居る感じ、

ただ、後に続くのが2mぐらい後ろに居る感じ
この距離が縮まる事が出来るなら、
もっと良いチームに成るのかな。

他の部員には
早く気付いてほしいね。
コメント (2)
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