少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

好敵手

2017-09-12 | 新しい役所
「大丈夫ですよ。ムロとカイセイは張り合うから。」って監督。

日曜日、小学校で軽く練習して、
開会式へ

ウチは第三試合。
開会式終了から試合開始まで4時間の空き時間。
しかし、一回戻って、また現地に来るには遠すぎる。

で、監督が選んだのは、現地で練習。

「エ~、試合を観たいです。」って子供達。
オールや選抜で他のチームの子と仲良くなったので、
応援したい気持ちは分かる。

分かるけど、
「君達が大人しく観てるわけないだろ
「そんな事ないです。観て勉強する事もあると思います。」
「そんなに観たいらなら、グランドの周りを走れ。」

グランドの周りは、階段も坂道も有って丁度良いアップダウン。

「試合も観れるし、体力も着く一石二鳥
試合前だから5周で良いよ。」
「ハァ~、試合前に走り込みって、頭オカシイでしょ
「大丈夫、まだ、2時間もあるから充分体力は回復する。早く行け
試合前だからって、手を抜くなよ。」

で、冒頭の監督の言葉に戻る。

監督の言葉通り、ムロとカイセイはグングン他を引き離していく。
ホント、良い感じで張り合ってる。

二人のポジションは、ピッチャーとショート。
ムロがピッチャーの時は、カイセイがショート。
カイセイがピッチャーなら、ムロがショート。
打順も4番のクルーズを挟んで、3番ムロ5番カイセイ。
そりゃ、意識しますよね。

最近の投手起用は、先発がムロで二番手カイセイ。
昨日も書きましたが、ムロは制球難。
ムロが頭でダメなら、カイセイで凌げる。
でも、カイセイが頭でダメなら、ムロの制球で凌げるか?ってのが監督の思い。

しかし、カイセイは先発したいのでしょうねぇ。
イニング頭の守備練習。
ファーストからのゴロを投球練習の様に投げ込むカイセイ。

オレを投げさせろアピールか?
でも、ゴメン。
監督、見てない


制球難で1回と0/3で降板したムロを引き継いだカイセイ。
監督の考え通りに。
スイスイ、ストライクを取って、
バッタバッタと打ち取っていくカイセイ。
ほとんど、ランナーを出す事も無く試合終了。


次の優勝候補との一戦は、先発はどっちするのかな?
監督には、一週間悩んでもらいましょう
コメント (2)
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