松田克久のワカサギ・鮎スパーク天国

ワカサギ電動二刀流マシンガン釣法、鮎下竿ワイドスパーク釣法の松田克久が綴るブログ。釣行記や情報・製品紹介をしていきます

最後の神通川-アンビリーバボー

2009年09月29日 | <同居人のぼやき>

9月28日 出かける予定はありませんでしたが・・・今年最後の鮎釣りとばかり、神通川に再挑戦の同居人

前回は前日の雨で増水気味の神通でしたが、シルバーウィークからは超減水とのことで、どこでも移動できると今回はかなり楽しみに出かけて行きました

8時過ぎに到着してみると、確かに。。。前回同居人が立ってた場所なんて干上がっちゃってます。これならどこでも歩けそうです。

でも、、、、低気圧が来てるそうで、すんごい風です
釣り人は嘘のように少なくなりましたが風の中でも、頑張ってる様子。当然、同居人も支度を済ませ、8時半過ぎにはスタートしました。

主から鉄橋下流の左岸側浅トロ瀬に並んで入ろうと言われ、くっついて右岸側から余裕の川渡り、楽々チン。(だって、ド・チャラになってるんだもん、当たり前)

んがっっっ

想像以上の風です。風下に向いて背中を丸め拝むようにして竿を伸ばします。
9mの竿を元を一本縮めて使い出しますが、やっぱりカタカタと使いづらいので9mに戻します。その作業だけでも30分近く要してしまいました

釣り始めますが・・・同居人も竿も風下・下流に向いたまま上流に向き直る事ができません。風が凄過ぎて目もつぶっちゃうので、オトリがどこにいるか解らなくなってしまいます。探してみるとだいぶ下流にいます。もしかして掛かったかも?と思いましたが、引き寄せるまでに15分近くを要し見てみると針がハリスごとなくなってます。
きっと、掛り鮎が持っていっちゃたんでしょう

ここは、中州で場所が悪いと思ったので、一人風にあおられて倒れそうになりながら左岸まで渡り堤防の下から釣りを再開することにしました。堤防側では、叔父様たちが小さくしゃがみ込んで竿を握ってます。同居人が思うに中州にいるのは、パワーに自信がある釣り師なんじゃないかと。。。

風で波立ってます
同居人も再開しましたが、風はますます強くなってきます。途中オトリ鮎の背バリとサカサが外れているのが見えましたが、どうあっても寄せることができません。
そのうちに、ハードコンタクトレンズをしてる同居人には、致命的な事態
目にゴミが入ってしまいました。痛いんだ!これが!

竿から両手が離せないので、背中を丸め、腰を折り、竿尻を両手で握ったまま風下に向いて硬直したまま、ボロボロと涙を流し続けます。ただただ涙と一緒にゴミが出てくれるのを期待するだけです

はっきりいって、もう鮎釣りなんかどうだってよくなってる同居人。
かなり長く感じた時間。やっと、目が開けられるようになった頃には、鼻水もじゅるじゅるのチョー泣きべそ顔になってました

すでに戦線離脱しているのでオトリを回収して本日は終了のつもりですが。。。
相変わらず、風のすごさに身動きがとれません。オトリも回収できません。
さっきと違う意味で、泣きが入り始めます。
もちろん、誰に頼む事もできないので、考えた挙句、オトリは勝手に泳いでいてもらうとして、まず、竿をたたむことにしました。
下流に向いて水面スレスレに維持されていた竿をやっとの思いでたたみ、穂先から糸をつかんでオトリを手繰りよせ,やっとこ回収することができました

今まで、風の強い日に鮎釣りもしてきましたが、ここまで凄いのも初めてです。
主人のいる場所まで戻ると、主もこんな強風は初めて今日は半端じゃないと思ったらしく、同居人の泣き顔をみて終了にしたようです。

同居人のぐちゃぐちゃの顔を面白がって、携帯で写真撮ってました(笑ってんじゃねーどぉ、同居人は真剣なんだー。それは載せられない

一応、風が止んだらまたやりたいので鮎は生きたままキープ。こりないのだ。。

たまには、観光しようとのことで、初めて富山のお街にお出かけです。
とりあえず、12時近いのでお昼を食べに駅の3Fの「白えび亭」に白えび天丼730円を食べに行きました。ふんわりパリパリ美味しかったのですが・・・・えび大好きな大食い主には、白えびの量も飯の量もおやつにしかならなかったようです。白えび亭を出て隣の店を見て・・・ラーメンセットがいける・・・とつぶやいておりました。同居人はお腹いっぱいだから。。

白えび丼と白えび刺身。ふんわり美味しい


外に出てみると、やっぱり、凄い風・・・常願寺川も更に凄い風・・・・釣りは終了ですね・・・

路面電車を見て、同居人興奮!!!

観光といっても・・・どこ行っていいかわからないので、帰り途中ホタルイカミュージアムに行ってみたんですが・・・今本物はいないんだ・・だよねー。
でも、無料の足湯でリラックス。主は、フットマッサージまで受けて至福のひととき

魚津までくると小さい水族館があり、水族館なんて何年ぶりだか・・チョー嬉しい。

ふれあいコーナーは、主は断固拒否。ぐにょぐにょの深海魚とか、エビとか触ったり、角質を食べてもらったりとか、同居人は楽しみました。


終園真近だったので、アザラシも休業モード

同居人の手、食べられてます ビリビリするぅ

と、いうことで、水族館は楽しかったのですが・・・なんとも情けないシーズンラストの鮎釣りとなりました。

そうそう、朝方、塩のコンビニで小沢兄弟さんとつり人社さんとお会いしました。頑張ってください、と言ってもらえたのですが。。。

竿をたたんだ時に主が、「小沢兄弟ならこんな風でもバンバン釣っちゃうぜ!」と言うので、「そりゃ、負けられないね。頑張んなきゃ」と言ったら、「人に負ける前に風に負けてるだろ!」と言われちゃいました

だってぇぇ~ 涙無しでは語れない今年のラスト鮎釣行なのでした。

 ぽっちりお願いします。


やれやれ・・・
これ、どこにあるか知ってますか?主は気づいてないのだ。







コメント (2)
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