松田克久のワカサギ・鮎スパーク天国

ワカサギ電動二刀流マシンガン釣法、鮎下竿ワイドスパーク釣法の松田克久が綴るブログ。釣行記や情報・製品紹介をしていきます

鮭有効利用調査-鮭川-後篇

2009年11月26日 | <同居人のぼやき>
なんとか、一匹目を釣り上げた同居人
主に自分でやるようにともらっていたロープに鮭をくくり付け、石に巻き付けます。
鮭調査の補助とのことなのでとりあえずくくっておかないとです。

でも、同居人は1人で釣れたのが嬉しくて、早く主が帰って来ないかと車の方ばかり気になりますしばらくすると、主が帰ってくるのが見え、「釣れたよーーーー!」とご報告。
主が「へぇっ~!」
とか、言ってます。再び釣り始めた同居人に、「アタリが解ったんかいね?」と一言。
なんですとーーーー!!「解ったよーー!  ・・・たぶん」 プチむかつく
と、思いながら仕掛を流すとまたもやアタリ!? 思わず合わせてみると、またもやヒットです!絶対バラさんぞ!と全身の力を振り絞って寄せます。
主の前で、釣ったったどーーー イエぇ~~い

それを見ていた主もやる気になったのか、「どういう所で釣れたん?エサはどうしてるん?仕掛はどうしてるん?どう流したん?」と、聞いてきます。同居人は、ちょっと得意で教えてあげましたのさ えっへん

その後は、同居人は少し下の流れの絞られた場所に移動。主はその場で始めましたが、すぐにエサがもうないとか言ってます。同居人のエサ箱から半分分けます。

実は、今回エサ用のサンマは最初に6匹用意して切り身にしましたが、同居人が大きく切りすぎて数が少ないとのことで、急遽直前に2匹追加でさばいたのでした。急いでいたらウッカリ左人差し指を切ってしまい、リュウバンで固めてテーピングを巻いての釣行です。たかがサンマ、されどサンマなのだ(?)

アタリと流し方がなんとなく解ってきたので、その後は同居人はまたもヒットを続けます。大きいもので75cmくらいの鼻曲がりの立派なオス、まだ綺麗なのを釣ることができました。喜んでぶら下げて主の所に駆け寄ります
主はというと・・・5連チャンでバラシ、小さいのを1匹釣ったところです。

10時30分ころまでに6匹を釣り上げた同居人。なんだか、くたびれてきました
主もエサが無いと車にまた戻ったりしてます。
同居人の仕掛もくたびれた所だったので交換していると、S氏が様子を見にまた寄ってくださいました。

S氏が「下のもっと流れの太い本流でもう少しフレッシュな良い型が出るから一緒にどうですか?」と誘ってくれました。じゃあ、移動?と思って同居人が竿をたたもうとしたら固着してたためません。そのモタモタを見た主が、せっかくですが、と断ってしまいました。ごめんなさい
なので、固着を主に直してもらってまた再開です。

本日の竿は、同居人は井上氏からお借りしたシマノ・トリプルH、主はサーモンスペシャル。「ちょっと、交換してみる?使ってみたい」と言ったんですが・・・「おまえのは仕掛が付いてないじゃん、つけ直すのは面倒だ」と言われてしまい、実は仕掛を付けるのが面倒くさかった同居人の交換作戦は見破られてました。 失敗・・・

そして、事件がふと気付くと、つないでおいた釣った鮭がいません。そういえばさっきバシャンバシャンいってた・・・・なんと、同居人が釣った大きいオスが引っ張って下ってしまったみたいです。ウロウロしてると、下流の釣り人がやる場所がなければここでやる?と親切に言ってくれます。事情を説明すると一緒に、残念だねーーーって。仕方ありません。しっかり縛らなかった同居人が悪いんです。また、ガンバリましょう

ところが、数十分後・・・・なんと、下流にいた釣り師が紐がつながった鮭をかついで来てくださいました。重かったでしょうに、ホントにご親切感謝します

その後は、同居人もなんだか、ヨロヨロ。。。。一日中、雨・晴れ・曇りを繰り返した天気の中で、ビチョビチョ。ヘロヘロです。。。思ったほど寒くなかったので(カイロいっぱい貼ってるし)それでも竿を振り続けましたが、疲れて合わせが強くできないのか、しばらくやりとりをしてバラしてばっかりです。午後は、2匹を追加して合計8匹。かけた数はその倍くらいありました


主はといえば、同居人より大きいのを釣られちゃいました。計5匹の釣果でした。

上が同居人が釣ったオス、下が主の釣ったオスです。
終了時間は午後2時、主は1時半くらいに帰っていきましたが、なんだかバラして終わりが寂しい同居人はもう少し続けます。でも、結局またバラしてエサが終了して釣りも終了。

ですが・・・・朝の支流が怖くて渡れません。遠くにいる主は、もう、とっとと着替えてしまってます諦めて対岸の土手を永遠と歩いて帰ろうと思ったら、主がやってきて「渡れるだろ!2、3歩流されればすぐだよ」とか言ってます。しばらく、ウロウロして気合いを入れて渡川。。。ま、膝上くらいなんですけどね。。でも、怖いんだもん

帰りには、漁協のテントに戻り、温かい熊汁とおむすびをいただき、お土産になめこをいただきました。

調査と言う事で検量してもらいましたが、測り方で体長と全長というのがあるのだそうです。ここでは、体長口から尾を除いて身体までを計って、鱗を少し採ってました。ウロコで年齢がわかるのだそうです。

ほおおおおーー。なるほどお。

帰路は、東北道が行楽の自然渋滞と事故渋滞でノロノロになりながら帰宅。
でも、小さななめこもおまけでたくさんいただいて自宅で「なめ茸ホンモノ」ができたと同居人は大喜びで美味しくご飯のお共にいたしました

サケ釣りは、面白いですね。。。今回は、時期も産卵後になってしまって鮭にあまりパワーもなかったかもしれませんが、それでも同居人は十分楽しめました。
驚いたのが、トリプルHの竿。丈夫なのに、同居人でさえ、小さなアタリもとれ、感度が良いのには驚きました。昨年は、ウキを付けてたのであんまり気が付かなかったんですが・・・

来年もまた行きたいですねーーー
皆様いろいろお世話になりありがとうございました


  同居人にボーナスを。。ポチ


コメント (2)
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鮭有効利用調査-鮭川-前編

2009年11月26日 | <同居人のぼやき>

今年も行ってきました鮭有効利用調査
昨年は福島の請戸でしたが、今年は山形の鮭川です。
今回は、シマノテスターの井上氏のお勧めで申し込んでみました。

鮭川の調査は11月1日から始まり、11月23日にて終了。土日祭日のみです。たまたまピットの定休日の月曜日に最終23日がぶつかったので申し込んだのでした。でも、日帰りの強行日程なので行く前からちょっと不安。主も同居人もちょっとソワソワでした。
22日店終了後、即出発です

今年は、鮭の遡上は早く釣り状況も良いとの評判。
すでに調査を終えた井上氏などから状況を教えてもらい、たくさんの鮭がいると聞いてました。また、現地では漁協関係者のS氏に困った時には尋ねるようにとお声もかけていただいてました。

東北道を通って午前3時前には現地河原に到着。
当日は雨予報でしたが、なんと!雲ひとつ無い満点の星空です。うっすらと天の川。
地元では、オリオン座しか見えないのに、ここでは、オリオン座が解らなくなるくらいのたくさんの星なんです。同居人超感動~~
なんだか、当日が楽しみです

そして、翌朝目覚めてみると・・・・無情にも雨・・・
でも、小雨で降ったり止んだりなので、寒さ対策をバッチシにして準備をします。
しかし、受付30分前にかろうじて漁協の方が来ただけで誰もきません。
あれ???
と、思ったら。えらい勢いで車がじゃんじゃん来て中からは釣りの格好をバッチリに決めた釣り師が幾人も降りてきます。
出やすい所に車を止め、待っていたにもかかわらず、慌てて支度を整えて受付に行き、トイレに行きたいとモタモタした同居人のせいで結局一番ビッケな出発になってしまいました。意味ないじゃーーーん

現地のS氏もポイントまで一緒に行ってくれました。井上氏に教わっていたポイントのうちひとまず近いポイントに到着。状況を伺います。その間もすでにみなさんは始められ、すでに掛かっている方もいます

数日前から雨が降ったりしていて増水傾向。きもち濁っているかも・・の鮭川です。
同居人も用意をして出かけます。。。が、なんと初っ端、支流の小さな川を横切るのに躊躇します。チャラチャラで水なんか、と聞いていたのに増水で以外に流れが速そうです。とっとと行ってしまった主にヘルプ
「手ぇつないでくだしゃい~」
全然問題ないだろう!?という主にお願いです。暖かい時期で鮎用のウェダーでも履いていればもうちょっと頑張りますが、ブカブカの渓流用ウェダーなので頑張れません。だって、怖いんだもん

本線に着くと主はすぐに中州に渡ってしまいます。同居人もと一瞬思いましたが、このまま雨が降って増水してしまう可能性を考えるとちょっとビビリ同居人の様子を見て手を差し出そうとしてくれた主にお断りを入れました。
と、いうことは同居人は初っ端から一人です。マジで

事前情報では、中州に出て右岸側本流を釣った方が型も良くフレッシュなのが出るとのことですが、増水の今回はどうなんでしょう??
しかも、たっくさんの鮭が産卵のためにチャラにいると聞いてましたが、すでに産卵は終わっているらしく、鮭は見当たりません。でも、掛けている方もいるんだからまだいるんでしょう

しかし、さて、困りました。と、いうのも同居人。昨年初めて鮭釣りをしたのですが、昨年のことは遠い記憶。主に聞きながら始めればいいやと思っていたので・・・・仕掛けってどうするんだっけ????
しかも、良さそうなポイントはすでにみんな入っているので、空いている場所、流れがちょっと複雑なカーブや合流や早い流れの所ではじめることに。
水深は腰くらいの場所から胸くらいまでだと思いますが流れが速いので、昨年のようにウキ釣りというわけにはいかず、通常の脈釣りです。
今回、なんと井上氏にお借りしたシマノ・トリプルHの竿で頑張ります。

一人途方にくれるカッパの同居人です

こうだっけ?あーだっけ?と仕掛けを用意していると・・・・主が本流を一通りして帰ってきました。。。。
え!? 同居人まだ、仕掛けの用意も終わってません。。。。数十分何やってんねん
本流はちょっと増水でイマイチだったらしく、主は目の前で始めます。
つーーか、この際主はどうでもいいので、慌てて同居人も始めます。下流では、順繰りに釣れてます。焦ります

しばらくすると主が車に戻って行ってしまいました。
ま、いっか。と、やっとこ竿を降りはじめると、数投でなんと根掛かり~~!!
泣く泣く仕掛けを切ります。(やっと出来たのにぃ

でも、次からは少しはスピードアップ。すぐに再開。
脈釣りで鮭を釣ったことがないので一投毎に、オモリが軽いかな?流すポイントは浅いかな?底を流れた方がいいのかな?ゆっくりの方がいいのかな?と考え考えです。しばらく仕掛けを流しながら川を眺めていて、川の中に少し馬の背のようになってるんじゃないかと思われるポイントを見つけます。その手前の少し掘れた筋に鮭がいるんじゃないかと考え、なるべくそこに仕掛けがゆっくり流れるように努力してみます。なにせ、超遠投してるんじゃないかというくらい「おりゃ~~!!!」と竿を振っているので、仕掛けがどこに飛ぶかわからないんです。なかなか思い通りにいきません

お、、いま良い感じで流れてね!? と、思ったら一瞬 「ゴソ」っと、微妙に何かを感じました。オモリが底を転がったかな?と思い合わせずにそのままひと流し。確認のため、同じ辺りにもう一回流してみます。また、違和感。思い切って合わせてみると・・

キタwwwww!!!

とうとう同居人にもヒットです。これが最初で最後かもと思い、逃しちゃいけん!と体重をかけ、右や左に振られながらも竿を上流に傾けて少しずつバックして鮭を岸に寄せます。久々の強い引き、川でこんな引き味は他にないですよね
実は前日に大きなタモが壊れて今日はタモ無し、しかも今主もいないので一人ですなんとか鮭を岸に上げ、慌てて拾いに行きます。見ると70cm位のメスですが、もう産卵が終わってお腹はペッチャンコです。可哀そうで放してあげようかとも思いましたが、主に見せたいと思い、帰ってくるまでつないでおくことにしました。

やったねーーー!!
同居人のほうが先に釣ったのだーーー
今日はまだまだ頑張るぞーーー

つづく・・・

こっちみてちょっと待っててね

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