メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

北アルプス 折立から新穂高縦走④ 鏡平山荘~新穂高

2022-09-01 22:47:59 | 山行
8月27日、折立からスタートした山旅もついに最終日です。
今日は鏡平山荘から新穂高まで下るだけ、コースタイムも3時間半程度と短いです。


本日もどんよりの鏡池、結局晴れたのは初日だけでしたなぁ~。

1時間くらい歩いたところで…

オコジョ発見!

かわええ。

5分くらい草むらや岩陰に出たり入ったりして周辺を飛び跳ねていました。
オコジョって本州中部以北のそれなりに標高のある山なら広く生息しているはずなんだけど、
実際に出会ったのはこれが初めてです。
体長は思っていたよりもずっと小さくて頭から尻尾の先まで30cmくらい。

さて、オコジョで和んだところで先へ進みますか。
広い谷です。

下に見えている河原のあたりで登山道は林道へ合流します。
(よく見ると林道の橋も見えている)
標高の低い焼岳くらい雲から出てないかね、と思って歩いてきたけどそれも無理っぽいやね。

これはちょっと雰囲気のいい沢。

コース上このような沢を何本か渡るので水には困らんかな。

そして林道へ。

山道はこれにて終了ですが、この林道歩きが長いんすよね。

途中のわさび平小屋。

湧水に浮かぶ果物や野菜がカラフルで目を引く。

林道を1時間ちょい歩いて、、、

見えました、ゴール地点の新穂高です。

これにて折立から新穂高までの縦走完了です。
最終日以外は毎日6時間程度の歩行で3泊4日、
なんなら28日も休みだから途中で停滞を強いられてもOKという無理のない行程で歩きました。
天気があまり良くないのは分かっていたんで、それに対しての落胆はないけどやっぱり天気のいい時に歩いてみたいという気持ちは
余計に大きくなりましたね。

ちなみにこのコースを歩くなら絶対に折立スタートがいいと思います。
なぜなら折立を下山地にしてしまうと公共交通機関がほとんどなし(バスは朝1本、昼に1本の計2本)、温泉なども登山口周辺には無しですが、
新穂高なら温泉はあるし平湯も近いしバスは高山・松本へ、平湯からなら各方面へ高速バスもありますからね。
そして何よりあのクソ長い林道を登山前に歩かなくていい、帰りに歩く方が気分的にだいぶ楽です。

このあとは松本行のバスに乗り、松本からJRで帰宅しました。

4本と長い記録になりましたがここまで読んでいただいてありがとうございます。
好きで山へ行っているのに、歩いているときは今日帰れるっていうのがうれしいんですよ。
でも家に帰るとまた山に行きたくなるんすよね。
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北アルプス 折立から新穂高縦走③ 三俣山荘~双六岳~鏡平山荘

2022-08-31 22:52:00 | 山行
8月26日、登山3日目の朝を迎えました。
夜の間降っていた雨は朝には止んで少し遠くの山も見えています。

上の写真は位置的に大天井岳。前に常念岳から歩いた時には目立たない山という印象だったけど、こっちから見ると印象変わりますね。

こちらはこの後通る三俣蓮華岳。

昨日はガスの中だった鷲羽岳も見えています。
とはいえこの日の天気も曇りで午後から一時雨という冴えないもの。
本日は鏡平山荘までの短い行程、普通に歩くと午前中に到着してしまうので7:00に出発しゆっくり歩きます。


黒部川の源流部。
昨日は雲の中だったので全く分からなかったけど、祖父岳はこんな平べったい山でした。

鷲羽岳の山頂部分には早くも雲が。。。

こっち側はまだセーフ。

大天井と右のぴょこっと飛び出ているのが常念かな。

槍もちょっとだけ。


三俣蓮華岳は三俣山荘からコースタイム40分、すぐ着きます。

三俣峠を通過したら、

山頂到着~(標高2841m)、もうガスよ。何も見えん。
何も見えないけど久しぶりにケータイの電波が入る場所に来たのでメールチェックなどゆっくりした。


イワヒバリかな。
さて、次は双六岳へ向かいます。
その途中でライチョウ。

親子で3羽いたかな。


この後道に落ちているスマホ拾って、5分前にすれ違った人に違いないと思って三俣蓮華岳山頂まで戻って無事に所有者へ渡してとかして、、、

双六岳到着~(標高2860m)。
このころになるとガスだけじゃなく、風も強くなってます。
雨がないだけ前日よりましだけどね。

双六小屋に向けて出発。

ここは双六台地と呼ばれる双六岳の写真でよく見るところ。
奥に槍ヶ岳が聳えるこの場所の写真は山好きな人なら見たことある人は多いはず(今はなんも見えねーけど!)。


ここのウサギギクはきれいだった。

そんでもって双六小屋到着。

トイレだけ借りて出発(利用料は¥200だけど、100円玉がなかったので500円玉投入。。。)。

小屋の脇にある双六池。

池が写っているんですよ、ガスでほとんど見えねーけど。

このライチョウは登山道を自分の進む方向にしばらく逃げていました。

でもそのうち向かい側からも登山者が来たので挟み撃ち状態となり、ちょっと脇に避けてどうしようか困っている場面のライチョウです。


途中のくろゆりベンチという場所、ここは風が弱かったのでランチにします。
3日目にしてようやくガスを使えるシチュエーションに出会うという。
(1日目はおにぎりがある、2日目は強風と雨で外でガス使えず)
危うく持ってきたメシそのまま持ち帰らざるを得なくなるところでしたよ。
ちなみにお湯を注ぐだけのカルボナーラは熱湯3分と書いてあるけど5分待っても芯残ります。。。
沸点が低い高地では10分くらい待った方がいいのかな。
味はまあカルボナーラっぽいすかね。


ずんずん進みます。
左から2枚目の池はえぐれた登山道より水面が上で、双六小屋方面から来ると最初目線の高さに水面があるのでちょっとびっくりします。


弓折乗越通過、尾根上の道へ行けば昨年登った笠ヶ岳ですね。
今日は下の鏡平へ。

本日のお宿、鏡平山荘到着~。

今日も13時くらいに宿泊地へ到着、余裕があるって素晴らしい。

この山小屋はかき氷とか出しているんです、レモン味を¥600で購入。

小屋前でゆっくりしていたらちょっとだけ晴れてきました。

小屋から少し進んだところからは一時笠ヶ岳も見えました。


晴れていればこの池の向こうに槍ヶ岳から大キレットあたりまでの稜線が間近に見られるのですが、今回はダメでした。

さて、今回の山旅最後の夜ですね。
鏡平山荘はまるで旅館かというような山小屋でした。
翌日は新穂高まで下るだけですが、長くなったのでここで切ります。

それではまた次回。
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北アルプス 折立から新穂高縦走② 薬師沢小屋~雲ノ平~三俣山荘

2022-08-30 16:43:19 | 山行
8月25日、薬師沢小屋での朝です。
寝ている時に雨の音が聞こえていましたが、今は上がっているようです。
水量は昨日よりも気持ち多い程度。
 
まずは雲ノ平へ向けて6:30スタート!

前回の記事に書いた通り樹林帯の急登、雲ノ平までは標高差が500m近くあります。

岩が濡れていて滑りやすいし、雨も弱いものが降ったり止んだり。
なかなか気分の上がらないスタートですな。。。

1時間半くらいの登りで傾斜が緩み木道が出てきました。

そしてこのガスの濃さよ。
さらにもうちょい進むとアラスカ庭園という場所に到着。

日本最後の秘境と呼ばれる雲ノ平のエリアへ入ったようです。

まあしかし、この天気だからな~。

雲ノ平山荘へ到着。

ここで宿泊してみたかったけど(天気が良ければだけど)、薬師沢小屋から近すぎるので予定に入れませんでした。
ガスガスだし、風は強いし、小屋前で少しだけ休憩して先に進みます。


たぶん晴れていればすごくいい場所、今は天気も悪くて人もおらずとても静かです。
本日の宿泊地である三俣山荘へは祖父岳~鷲羽岳を経由して向かいますぞ。


祖父岳への道は岩だらけ、ペンキを頼りに歩かないと登山道見失いそう。

祖父岳到着っす(標高2825m)。

風強いし、天気も悪いのでそのまま通過。
全然人もいないし、ガスだし。

そんな中で花とか咲いているとちょっとほっとするね。


岩苔乗越通過。


ワリモ分岐通過。
自分は鷲羽岳へ向かいますが、水晶岳も近いです(当然何も見えないが)。


ワリモ岳通過。
このあたりで日本海まで歩くという単独行の男性と出会う。
ここから親不知までだと1週間から10日くらい?


この花は名前分からんな~。


日本百名山、鷲羽岳(標高2924m)通過。
通過するだけです、この天気ですから立ち止まっても風が強くて寒くなるだけなので。

ちなみにこのあたりで写真撮っていたら自分のすぐ後ろでジャリ、ジャリと人の足音が聞こえたと思ったんだけど
振り返っても誰もいないんですよ。
この後鷲羽から下り始めてすぐに今度は自分の隣をドスドスと人が追い越していく音が聞こえてびっくりしたんですが、
やはり周囲に人なんていないんですよね。

目に見えない何かがいるのかと思って写したのがこの写真ですが当然何も写らず。
雨でフード被り、ザックカバーも付けているんだけど、強風でこれがバタバタするんです。
おそらくその音が人の足音のように聞こえただけなんだろうとは思いますが、ちょっと不思議でした。


こんなガスの中を小一時間下り続けたら、

本日のお宿、三俣山荘へ到着です。
本日の行動時間も6時間半くらいでした。

だいたい予想はしていたけど、念願の雲ノ平だったのでこの天気は残念でした。
でも今回は新調したアウターを持って行ったのでインナーなどは全然濡れていないし、
それなりに防寒具も持って行ったので行動時も小屋内でも寒くなく過ごせました。
小屋の乾燥室では強力なバーナーのような暖房を点けてくれたので濡れたアウターもすぐに乾きましたし。

小屋に入ってからは雨脚が強まったので、あとは小屋内でまったり。
ご飯食べて寝るだけですね、
翌日に続きます~。
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北アルプス 折立から新穂高縦走① 薬師沢小屋まで

2022-08-28 21:57:23 | 山行
先日の8/24から8/27にかけて3泊4日でまたしても山へ行っていました。
今回向かったのはここ。

富山県富山市の折立登山口、夜行バスでのアクセスです。
実は27日までの4日間、天気予報は毎日曇り一時雨という予報なんで行くかどうか迷ったんですが行かないで後悔するよりも行って後悔するか、と。
山の天気が下界よりも晴れているなんてこともありますしね。

7:00にスタートして1時間半くらい登ると三角点ベンチという場所に到着。

ここから太郎平の端が見えていますが天気は悪くないよ!
 
さらに進むともっと雲が取れてきて遠くには7月に登った白山も見えている!
今日に関しては天気予報はいい方に外れてくれたようです(先にネタバレしておくと晴れたのこの日だけなんですけどねー)。

うむ。
 
太郎平小屋までのだらだらとした登りがけっこう脚にきます。。。

太郎平小屋が見えましたね。でも見えてからが意外と長いという、山歩きあるあるが発動。

  
もう秋が近いですねぇ。
そして太郎平小屋到着~。

翌日知ることになるんだけど、8/22~28までは小屋スタッフにコロナが発生して宿泊は受け付けていなかったらしい。
でも売店は普通に営業していたようですね。

天気はこのように良く晴れてくれて。

薬師岳に

左の水晶岳と中央右寄りの尖った山が鷲羽岳らしい。

この写真の正面は双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳あたりかしら。


さて、休憩したらもうちょっと先に進みます。
8/24の宿はこの先の薬師沢小屋ですぞ。
太郎平から薬師沢小屋までは400m近い標高差を下ります。
太郎平から一気に高度を下げてそこからはアップダウンがありつつの水平移動になりますね。

途中の地点から水晶岳。


薬師沢小屋は目前、明日は目の前のこんもりとした山を直登するところからスタートですね。


黒部川。

源流に近いのだから当たり前と言えば当たり前なんだけど水がきれいです。

薬師沢小屋到着~。折立から6時間半くらいでした。
 
明日はこの吊り橋を渡るところからスタートですね。

ここは黒部川と薬師沢の合流地点。

川で顔洗ったり靴脱いで足を水に入れたりしましたが水が冷たすぎて3秒で足を引っ込めました。
ちなみに薬師沢小屋は写真とは別の小さな沢を水源としているのですが、今回歩いたコースの山小屋では一番水が美味しかったですよ。

結果的に晴天の初日となりましたが、天気予報があまり良くない中での登山だったので薬師沢小屋の宿泊者はほとんどいないと思っていましたが
それでも15人くらいいたでしょうか。
これは太郎平小屋の宿泊停止の影響もあったのでしょうね。

明日は前から行ってみたかった雲ノ平を目指します。
先ほども書いたけど天気は良くないからね、期待しないでね。
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蓼科山

2022-08-09 22:34:32 | 山行
8/8は会社の振替休日を使って山へ。
今回向かったのは北八ヶ岳の北端に位置する蓼科山です。
比較的簡単に登れて行ったことのない山で、なおかつ8/8に比較的天気が良さそうなところでリサーチしたらここになりました。

スタートはJR茅野駅から1時間半バスに揺られて到着した蓼科山登山口。
いくつかある蓼科山の登山道の中でビーナスラインの途中にある登山口です。

コースタイムは3時間、標高差は約800m。
さて、行きますか。

登山道は序盤緩やかな場所と急登を交互に何回か繰り返して高度を上げていきます。
ここは緩やかな場所。

中盤からはずっと急登になります。
写真だと分かりづらいけどここは急な場所。


あとで曇っちゃうんだけど、最初の方はまだ比較的天気よくて。
あそこに見えている山小屋は地図によるとヒュッテアルビレオという名前だそうな。

ところで蓼科山って人が多い山かと思っていましたが、このルートはあまり人がいないんですね。
平日だから?

山頂までは距離こそ短いけどずっと急登です。
でも樹林帯から抜けるところが見えました。

樹林帯を抜ければ山頂はもうすぐそこ。

蓼科山頂ヒュッテも見えた。

ヒュッテからすぐの場所が蓼科山山頂です。

標高2530m、登山口からは1時間50分でした。

蓼科山の山頂って平坦で広いんですね。

だがガスに巻かれて何も見えねー。
まあ、天気予報からして予想はしていたんだけどね。。。それでもちょっとは期待していたので残念。

この山は花はほとんど咲いていないですね、まあ薄暗い樹林帯と岩ゴロゴロの区間だけの山なんで。

それだけに展望がないと魅力が全然無くなっちゃうなー。。。

さて、下山しますか。
同じコースを歩くのもつまらないので将軍平~天祥寺原~竜源橋というルートで下山します。

こちらも急ですね、ただし人の数が登山に使ったコースとは全然違いどんどん人が上がってきます。

将軍平に到着。
ここには蓼科山荘という山小屋があります。八ヶ岳周辺は山小屋が本当に多いですね。
将軍平で蓼科山最短コースである7合目登山口方面と分かれると人は全然いなくなります。

雨水に洗われて歩きにくい道を下ると笹に覆われた天祥寺原へ到着。

ここで大河原峠・北横岳方面の道と分かれて竜源橋へ進路を取ります。


天祥寺原からみた蓼科山。

すぐに雲に隠れちゃうのよ。

竜源橋へのコースは傾斜も緩やかで歩きやすい道でした。
(でも人はいない。ケモノはいたかな、笹薮がガサガサして何かが逃げていったから)

沢と付かず離れずで下っていきますが、水があったのは最初のころだけ。
途中で伏流してしまったのか水無川になります。

あと苔がすごいね。
 

そんでもって竜源橋バス停に到着。

ここから帰りのバスに乗ろうかと思ったんだけど、もっと下ってプール平バス停を目指すことにしました。
プール平バス停までは距離があるんだけど、このバス北八ヶ岳ロープウェーとか経由するんでこのバス停からプール平まで
40分くらい所要時間があるんすよ。

このあと無事にプール平バス停まで下って、バスで茅野駅へ戻りました。
蓼科山の感想としては、今回歩いたコースだと今日のように展望がきかない日だとあまり楽しくない山だなーと。。。
でも北八ヶ岳という山域はなかなか広くてですね、今度は泊りで北八ヶ岳周辺をのんびりハイキングなんてのも
いいと思っています。
そしてこの夏のうちにもうちょっと山に行きたい。
さて、どうするかね。
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加賀の白山

2022-07-05 22:17:43 | 山行
7月2日から1泊で石川県の白山に行ってきました。
この時期は松任駅から登山口の別当出合まで1日1往復だけバスが出ています。
(7月半ばになると松任からの便も増えるし、金沢駅からのバスも出るようになります)

約2時間バスに揺られて別当出合に到着。
鳥居をくぐって吊り橋を渡ればそこはすでに霊峰白山の山域です。
 

別当出合からは観光新道と砂防新道の2ルートがありますが、登りは最短コースの砂防新道を歩きます。
滝と砂防工事に使う資材運搬用?の索道が見えています。

あれがロープウェーだったら楽ちんなのに。

しかし今年はあちぃーですね。
向かいの尾根上には最初に分岐した観光新道が通っています。

あんな日差しを避けるところがない道歩いたら熱中症になってしまうよ。。。

ハクサンチドリの花が咲く直前?

と思ったけどハクサンチドリとは葉が違うかな。

甚之助避難小屋へ到着。
 
ここは飲み水も確保できるしトイレもある、休憩するのに最適ですね。
ここから見えるのは別山の山並。

  
キヌガサソウとかシナノキンバイとかキンポウゲの花畑とか。
黄色の花だと他にミヤマダイコンソウ、雪が溶けたばかりの場所だとリュウキンカもたくさん咲いていましたね。

先に進んでここは十二曲りの急登。

上から見下ろすとくねくね。急登ではあるけど道は整備されていて段差は小さく歩きやすいです。

十二曲りを登り切ると弥陀ヶ原に到着。

ここでようやく白山本峰を拝むことができます。
室堂までももう一息ですぜ。

弥陀ヶ原から地味につらい坂を上って室堂到着。
でかい山荘です、今日はここで一泊よ。
ちなみにテント場はありません、テン泊の人は南竜へどうぞ。
 
白山奥宮もここにあります。
さ、受付をして身軽になったら山頂へ行きますぞ。

この周辺はクロユリがたくさん咲いていました。

クロユリは石川県の県花だとか。

白山への登りの途中、周囲にはこの時期まだまだ大きな雪渓がたくさんあります。
 

白山最高峰、御前峰到着~。標高は2702m、西日本最高峰と言われることもあるらしい(白山は東日本じゃね?)。

たしかに登山者は関西弁ばかり聞こえたので西日本の人が多いのは確かだろうけど。。。

夏っぽい空と山頂の奥宮。
 
周辺には剣ヶ峰(右)と大汝峰(左)があります。
ちょっと雲が多くなってきましたが、お池めぐりコースを通って室堂へ戻ります。

     
言葉はいらんかな。

残雪の残る火口湖ってきれいな色になるよね。


さ、お池めぐりコースも堪能したことだし室堂に戻って寝ますかー。


ここから7月3日。

御前峰は見えているけど、雨降っているんですわ。これはどうするかね。
とりあえず南竜山荘まで行ってみますか。

本当は正面に見えている別山に行きたかったんだけど。。。
ちなみに今歩いているルートにはかなり大きく急な雪渓があります、下りなら絶対にチェーンスパイクか軽アイゼンくらいないと危ないっす。

南竜山荘まで来たんだけどね、天気は下り坂だし、なによりブヨを中心とした虫に大量に付きまとわれてもう別山に登る気力がないんですよね。。。
っつー訳で下山します!でも砂防新道は登りで歩いたから尾根上の観光新道を歩きましょう。

ここにきてハクサンコザクラ発見。
 
この花もたくさん咲いているんだけど名前分らんのよね。


さて、観光新道を下るには砂防新道に合流してからまた十二曲りを登り返す必要がありますぞ。
だいたい250mくらい登り返して観光新道へ。
こちらは尾根上のコースなので期待通り花がたくさん咲いていました。
  
ハクサンフウロ、ニッコウキスゲ、イブキトラノオ、他にはヨツバシオガマ、コバイケイソウ、ちょっとだけハクサンチドリやハクサンイチゲも。

下に小さく見えている避難小屋で休憩してから下山します。

それにしても虫が多い。。。

休憩後は止んでいた雨も再び降り出したので急いで別当出合へ下山。
観光新道は名前は楽そうなくせに急だし、久しぶりに歩いたのでだいぶ疲れましたね。。。

白山はその名を冠する花が多いので、前から一度は来てみたかった山です。
時期的な問題なのか、ハクサンと名の付く花は多くは見れなかったですが白山は堪能しました。
でも別山は行けなかったし、懐の深い山ですからね。いつかまた来てみたいかも。

まあそれにしてもブヨの多さよ。
顔や首筋、腕など最低でも10か所以上喰われて赤くなっています。。。
この時期に登る方は虫対策が絶対に必要だと言っておきます!

ちなみにほとんどの写真はデジカメで撮影。一部の写真はiPhoneで撮ったもの。
ブログにUPした時点で圧縮しているから画質の差は分かりづらいけど、オリジナルだとiPhoneの方が圧倒的に画質いいのよね。
デジカメも買い替えるかなぁ。。。
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高社山

2022-05-25 11:20:44 | 山行
今回は5月22日に登ってきた山を。
長野県にある高社山ですね、標高は高くないけど前から気になっていた山です。

この日は上越妙高駅からスタート、新幹線で1駅移動して飯山駅に行きます。
飯山駅から信州中野駅行のバスに乗り換え、赤岩バス停下車。
このバスは20年前に廃線となった長野電鉄河東線のルートを走っているようです、赤岩バス停もかつての赤岩駅の
場所にあるようですね(経路上のところどころに架線柱などが残っていましたが、赤岩駅の面影は残っていません)。
ちなみにバスはかつての河東線終点である木島駅のバス停で高校生が1人乗ってきただけ。残念ですが、そりゃ鉄道の維持は出来ませんわ。

赤岩から少し歩いて谷厳寺の登山口到着。

地形図で標高を見るとだいたい500mくらい。赤岩バス停からすでに150mも登っているらしい。

登山口からすぐのところにこんな金ピカな仏像が複数あります。


この日は朝まで雨だったので、植物が垂れてちょっと藪っぽいですね。
多少濡れるのは仕方ないか。


道中、こんなかんじで十三仏が1体ずつ出てきます。

高妻山方式(?)かな。
そしてまたしてもやらかしたな、この写真から日付入りになってます。。。

低山に咲く高山植物(何
のイワカガミさんオッスオッス。

そもそもイワカガミって高山植物か?

ちょっと広いところに出ました。

ここで標高1060mくらいかな。
一杯清水という水場があるらしいんだけど、見に行こうとしてやめた。

祠や岩窟なんかもあるんですね。
 
信仰の山だったんでしょうな。

山頂近し。石造りの社は麓の高社神社の奥の院らしい。

そして隣のピークが高社山の山頂、もうちょいです。


高社山山頂に到着~、標高は1351mです。

晴れていれば北アルプス、志賀高原、妙高あたりの山が見えるはずですが、
しばらく休憩しても思ったより晴れてきませんでした。
まあしょうがないね、湯田中方面に向かって下山します。

歩き始めて割とすぐによませ温泉スキー場の最上部に到達。ここからはゲレンデ歩きになりますね。
 
ゲレンデは暑いし、斜面をまっすぐ登る(下る)から嫌なんですよね。

こういうリフトの作りは初めて見たなー。

これってここで降りてもいいし、上まで乗ってもいいってこと?

あの特徴的な形の山は志賀の笠ヶ岳でしょうか。


スキー場のボトムに到着。

ここから長野電鉄の夜間瀬駅まで歩きます。

夜間瀬駅で長野電鉄の電車(かつての日比谷線の車両ですね)と背後に高社山。

この電車は湯田中行ですが、次の長野行の電車はこれが湯田中へ行ってからの折り返しになります。
なんで湯田中まで行きますか、どうせ持っている切符はフリー切符だし。
ここは無人の小さな駅です、自分の人生で夜間瀬駅を利用することがあるなんて想像していませんでしたね。

このあと湯田中で駅前の足湯に浸かったりして、結局1本後の特急列車(特急券は¥100)で長野へ移動しその後帰宅しました。
高社山は実家からだと近いんですけどね、わざわざサッカーと絡めて登ることもないんですがコロナ後実家に帰っていないですからね。。。
まあ雲が多くて展望がほとんどなかったことは残念ですが、今日も楽しく歩けました。
さて、また次の山をリサーチしないとですね~。

そういや高社山は「たかやしろやま」「こうしゃさん」どっちの読みが正解なん?
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大蔵山~菅名岳~鳴沢峰

2022-05-06 22:44:49 | 山行
金沢戦のあとは新潟市内に宿泊、翌日の5/5は新潟県の下越にある菅名岳に登ってきました。
写真はJR磐越西線の猿和田駅ホームから撮影したもの、だいたい山の右から左まで歩く感じになります。

猿和田駅から4~50分歩いてきたよ。。。
ようやくこの橋を渡ってスタート。

最初に目指すピークは大蔵山になりますね。

最初は杉林ですが、高度を上げるとブナの林に変わります。
新緑がまぶしいぜ!


大蔵山(標高864m)到着~。
猿和田駅から2時間30分くらいだった気がする。ここまで出会った人は2人だけ。

ほとんど剥げちゃって、山名は読み取れません。

山頂からの展望~。
 
越後平野と粟ケ岳・白山方面。
前日の5/4もそうだったけど、この日もちょっと霞んでいるんよね。黄砂とか飛んでる?

さ、菅名岳→鳴沢峰へ縦走すんべ。

ちなみに菅名岳 ↑ は地味な山です。。。

残雪の白!新緑の黄緑!空の青!この時期だけのトリコロール!
 

菅名岳到着~。標高はこの山塊で最高の909mナリ。

冬になると左の鐘が埋まるくらいの雪が積もるみたい。
誰もいなかったけど、出発時に本日3人目の登山者と出会いました。

飯豊方面。いつか行きたいけど、、、

この山は平野からすぐの場所にあるけど、福島県側とか見るとすごい山奥に来たみたいな景色なんよね。

最後のピーク、鳴沢峰へ。奥の山は五頭山塊かな。


タムシバ。


振り返って。

ここの縦走は余裕かと思っていたんだけど、歩いてみると結構距離あるし疲れるわ~。

鳴沢峰(標高879m)到着~。

標高は菅名岳より低いけど、三角形でこの山塊では一番目立つ存在かと。
ここで登山者5名と出会う。

下は阿賀野川沿いの道の駅のある辺りよね。

んじゃ、帰りましょ。

これまでのルートでも咲き残っていたけど、こっちはイワウチワがさらにたくさん。
  
(右写真)この数やばくないっすか?

そこから先は淡々と下山しまして、この小川のところで顔洗ったりして休憩。

ここまで来れば小山田登山口も近いです。

登山口まで帰ってきました。

小山田登山口から鳴沢峰を経ずに菅名岳に行くには正面の斜面を直登する階段を上がる必要があります。

案内図。

大蔵尾根を登って五葉コースで下りてきました。
トータルで出会ったのは12人、思ったよりも人少なかったですね。。。

さて、ここからまた長いロードの始まり。
猿和田駅まで1時間弱。猿和田駅でも次の列車まで3時間待ちだったので、さらに5km先の五泉駅まで歩くことに。。。
(五泉駅は始発列車があるので猿和田駅よりも本数多いのです)

今回の菅名岳は前から登ろうと思っていた山で、本当は晩秋とかもう少しだけ早い時期に来ようと思っていたんですよね。
でも山頂部では残雪と新緑のコントラストが美しく、楽しい山歩きができました。
念のためヒル除け持って行ったけど、連日の晴天で乾燥していたせいか、まだ時期ではないのかヒルは出ませんでした~。
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藤原岳

2022-04-18 22:22:42 | 山行
4月16日、岡山戦の前日は山に登っていました。
今回目指したのは三重県の鈴鹿山脈に位置する藤原岳。

スタートは三岐鉄道三岐線の終点、西藤原駅。
ここから藤原岳表登山口は歩いて5分くらいなので電車登山の人でも非常に楽ちんです。

登山口には立派な登山センターのようなものがあります、これだけで人の多い山だということがわかりますね。

標高差約1000mの藤原岳登山スタートです。

登山道には写真のように1から10合目までの表示があります。

歩いた感覚としては、標高差というよりは距離で10分割している感じかな。

8合目を過ぎると明るい林に変わります、そして(まだ葉っぱだけだけど)バイケイソウがたくさん。


さらに登っていくと石灰岩の露出が目立ってきますね。

付近にはフクジュソウがたくさん咲いていました。でもそろそろ終わりに近い感じかな。

フクジュソウは石灰岩の地質を好んで自生するらしいです、この山を見るとまあ納得だわね。

いよいよ山頂台地直下、雪がまだ残っています。

鈴鹿山脈はけっこう雪積もりますもんね(よく知らんけど)。

山頂部にはこんな無人の山荘もあります。

歩いている途中では泊りで縦走するような装備の人もちらほら、まあここで泊まるかどうかは分からんけどね。

藤原岳山頂部はこんなところ。

いわゆるカルスト地形ってやつですね。
台地状の山頂部は南北に広いです、最高点の天狗岩というポイントに行ってみましょうか。

自然の庭園っていう感じでいいですなぁ、ここはもう一発で気に入りましたよ。


天狗岩に到着しました。登山口から山荘まで約1時間50分、山荘から天狗岩まで約20分だったかな。

逆光気味で見づらいけど、標高1165mと書いてあります。国土地理院の地形図では1171mのはずなんですがね。。。
さ、次は奥に見えている展望台という場所に行きますか。

鈴鹿山脈ではこのデザインの道標がおなじみらしい。

まあ、私は以前に↓の動画を見て以来この道標にいいイメージがないんだけど。。。
https://www.youtube.com/watch?v=YAEg5yHK6dA&list=PLoQfNvgzqPUQ7wPbhKqUtgaScSPtLk4V1
「楽しく安全な登山を!」

山荘に戻って10分ちょいで標高1140mの展望台と呼ばれる場所に到着。

なんでこんなクソな写真しか残っていないんや(泣
藤原岳山頂というとこっちをさすことが多いみたいですね、多くの人は天狗岩には行かないみたい。
ちなみに天狗岩は上のクソ写真の右に写っているでっぱりね。
山頂からのパノラマ写真はこんな感じ。


さて、人の多い展望台の滞在はほどほどにして下山します。
登りとは違うルート(孫太尾根)で帰りますぞ。

藤原岳は石灰岩の山なので、採掘場があります。
三岐鉄道も元々はこの山で採れた石灰岩を都市部へ運ぶために作られた貨物線だったのではないでしょうかね(貨物は今も現役)。

あんなところまで働く車が。

孫太尾根の下山開始地点はいきなり急やでー。

残念ながら写真じゃ伝わらんけどね。。。

いくつかアップダウンがあるんだけど、下ってきて最初の登りを終えて藤原岳を振り返る。

じゃあの(・∀・)ノシ

こっちもところどころ花が咲いている。

開ききったカタクリってあんまり見たことなかったかも。
あとムラサキヤシオ(?)の色すげーな。

孫太尾根の登山口に到着~。

写真に写っていない手前は墓地なんよ。。。

ここからは三岐鉄道三岐線の伊勢治田駅が最寄(約3km)ですが、5km歩いて三岐鉄道北勢線の阿下喜駅を目指します。
これで三岐鉄道三岐線、北勢線の2路線コンプリートできるぜ!

あの尾根を右から左まで歩いてきたんよ。


道路を約1時間歩いて阿下喜駅に到着。
そこで待っていたのはこの電車ですよ。

小さくておもちゃみたいでしょ、北勢線は日本でも他に1社しか営業していない(?)ナローゲージの電車なんですよ。
人口密集地でもない場所を同じ鉄道会社が軌間の違う2路線を並行して運営するって珍しいですよね、この日はこの後北勢線で桑名へ出て、
近鉄・阪神・山陽電車を乗り継いで姫路まで移動、翌日の岡山戦に備えたのでした。

この日は台風の影響(?)で晴れているのに強風が吹き荒れていました。
それでも初めての藤原岳は想像以上にいい山でしたよ、鈴鹿山脈の山も侮れませんね。
ただ鈴鹿はどの山もヒルが出ます、あと1か月もしたらちょっと登るの躊躇しますねー。
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五里ヶ峯

2022-04-04 22:38:01 | 山行
3/27のことですが、ホーム群馬戦の次の日も少し山に行っていたんですよ。
それが五里ヶ峯っていう山なんですがね、まあ誰も知らないよね。


っつー訳でやってきたのがこちら、坂城駅。
どこか分からない?長野県にあるしなの鉄道の駅だよ。

この時のホーム戦ではサッカーと山を組み合わせるつもりはなかったんだけどね、日曜の天気も悪そうだったし。
でも3/25に調べたら日曜日の長野県は割といい天気の予報だったのよ。
そこで駅から歩けて、雪がなく楽そうなところをしなの鉄道、篠ノ井線、長野電鉄沿線あたりで地形図見ながら考えていたら
ここになりました。
ちなみに前日は試合終了後に長野まで移動したかったけど、ホテルが全然空いていなくてやむを得ず全然手前の高田駅前にあるホテルに宿泊。
高田から坂城まで2時間20分くらいだったか。

駅から10分ちょっと歩いた坂城神社ってとこの裏から山道に入ります。
しばらくは松林の中の急登。

この松林はマツタケが採れるらしく秋には立ち入り禁止になるみたい。

最初のピークである葛尾城址へ到着。
  
ここは坂城町や千曲市方面の見晴らしがよく、散歩がてら登ってくる地元の人も多いみたい。
ここから五里ヶ峯まではまだもうひと登りあります。

なんか山中に公衆電話の箱だけあるんだけど、これは?


山頂付近はちょっと雪があるね、ってか林道ここまで来てんの?


で、サクッと五里ヶ峯山頂到着。駅からは1時間45分くらいだったかな。

標高は1094m、2022年初めての1000米峰だぜ!(レベル低っ)
ちなみに坂城駅の標高はたぶん400mくらいだから700mも登っておらんのだけどね。

山頂からは戸倉上山田温泉の街並みが。


晴れていれば東側の山の奥に北アルプスとか、北側は妙高あたりの山まで見えるはずなんだけど全然見えんね。

天気予報によると10時には晴れてくるはずだったんだけど、10時40分を過ぎてもこんな天気で寒いし下山しますかぁ。

案の定というかなんというか、下ってきたら晴れてきたよ。

まあ気持ちいからいいけど。

もうスタート地点のすぐ近く。

東京では桜が満開だったけど、このあたりは梅がいい感じだね。

この後は軽井沢までしなの鉄道に乗り、軽井沢で新幹線に乗り換えて帰りました。
帰りに一つ気付いたのは、電車に乗っていて上田の手前から蓼科山が見えたってことかな。
(特徴ある山なので見間違えではないはず)
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