メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

北アルプス 折立から新穂高縦走② 薬師沢小屋~雲ノ平~三俣山荘

2022-08-30 16:43:19 | 山行
8月25日、薬師沢小屋での朝です。
寝ている時に雨の音が聞こえていましたが、今は上がっているようです。
水量は昨日よりも気持ち多い程度。
 
まずは雲ノ平へ向けて6:30スタート!

前回の記事に書いた通り樹林帯の急登、雲ノ平までは標高差が500m近くあります。

岩が濡れていて滑りやすいし、雨も弱いものが降ったり止んだり。
なかなか気分の上がらないスタートですな。。。

1時間半くらいの登りで傾斜が緩み木道が出てきました。

そしてこのガスの濃さよ。
さらにもうちょい進むとアラスカ庭園という場所に到着。

日本最後の秘境と呼ばれる雲ノ平のエリアへ入ったようです。

まあしかし、この天気だからな~。

雲ノ平山荘へ到着。

ここで宿泊してみたかったけど(天気が良ければだけど)、薬師沢小屋から近すぎるので予定に入れませんでした。
ガスガスだし、風は強いし、小屋前で少しだけ休憩して先に進みます。


たぶん晴れていればすごくいい場所、今は天気も悪くて人もおらずとても静かです。
本日の宿泊地である三俣山荘へは祖父岳~鷲羽岳を経由して向かいますぞ。


祖父岳への道は岩だらけ、ペンキを頼りに歩かないと登山道見失いそう。

祖父岳到着っす(標高2825m)。

風強いし、天気も悪いのでそのまま通過。
全然人もいないし、ガスだし。

そんな中で花とか咲いているとちょっとほっとするね。


岩苔乗越通過。


ワリモ分岐通過。
自分は鷲羽岳へ向かいますが、水晶岳も近いです(当然何も見えないが)。


ワリモ岳通過。
このあたりで日本海まで歩くという単独行の男性と出会う。
ここから親不知までだと1週間から10日くらい?


この花は名前分からんな~。


日本百名山、鷲羽岳(標高2924m)通過。
通過するだけです、この天気ですから立ち止まっても風が強くて寒くなるだけなので。

ちなみにこのあたりで写真撮っていたら自分のすぐ後ろでジャリ、ジャリと人の足音が聞こえたと思ったんだけど
振り返っても誰もいないんですよ。
この後鷲羽から下り始めてすぐに今度は自分の隣をドスドスと人が追い越していく音が聞こえてびっくりしたんですが、
やはり周囲に人なんていないんですよね。

目に見えない何かがいるのかと思って写したのがこの写真ですが当然何も写らず。
雨でフード被り、ザックカバーも付けているんだけど、強風でこれがバタバタするんです。
おそらくその音が人の足音のように聞こえただけなんだろうとは思いますが、ちょっと不思議でした。


こんなガスの中を小一時間下り続けたら、

本日のお宿、三俣山荘へ到着です。
本日の行動時間も6時間半くらいでした。

だいたい予想はしていたけど、念願の雲ノ平だったのでこの天気は残念でした。
でも今回は新調したアウターを持って行ったのでインナーなどは全然濡れていないし、
それなりに防寒具も持って行ったので行動時も小屋内でも寒くなく過ごせました。
小屋の乾燥室では強力なバーナーのような暖房を点けてくれたので濡れたアウターもすぐに乾きましたし。

小屋に入ってからは雨脚が強まったので、あとは小屋内でまったり。
ご飯食べて寝るだけですね、
翌日に続きます~。
コメント
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