荷台に乗る人々我々もこんな感じで乗りました・・
~1990年3月タヒチ・ボラボラ島からタヒチ島へ~
充実していたボラボラ島満喫DAY・・・の翌朝、
タヒチ島に帰る船は12時頃の出港のつもりで、午前中のんびりするつもりが、
宿のオーナーが「船の出港が10時半になったらしい」と知らせに来て、
その時は10:15頃で、かなりあせってしまった。
おまけにオーナーの車が壊れたとかで、
オーナーが通りに出てヒッチハイクをしてくれるという。
タヒチ島でお世話になった宿の紹介で、
なかば強制的に連れてこられてしまった「ディスコ(の裏の)宿」・・
普通の旅行者だったらあまり泊まらないような所でしたが、
のんびり気ままに過ごせてお礼も言いたかったのに、
そんな別れを言う暇もなく、ヒッチハイクの四駆トラックの荷台に乗せられ、
港へ・・・
結局あせった割には、出港は11:30頃でした。
実はこの船の中でちょっとしたハプニングがありまして・・・
・・・今となっては笑い話ですが・・・
倹約旅行の我々、タヒチ島⇔ボラボラ島を船で往復し、
船も、観光客船ではなく貨客船で安く済ませたわけで、
せめて、クシェットという寝台のチケットをとったのですが、
寝台といってもカーテンなどがあるわけではなく
2段ベッドのようなものが壁についているだけのもので、
夜中そこに寝ていると、酔っ払ったフランス系お兄さんが、
にこにこしながら私の足元に寄り添っていたのです。
あまりにも驚いて「ぎゃ~ Far away
」と叫んでいました。
英語が合っているのかわからないけど
フランス系お兄さんも驚いて退散してくれまして、
声を聞きつけた、船のクルー(ポリネシア系ヤングマン)も駆けつけてくれました。
安く済ませようと船を選んだわけですが、この時はちょっと後悔しました。
タヒチの治安のよさに油断していたのでしょうね。
船を下りてからも、騒いでしまった自分に対して報復があるのではないかと
周りを気にしつつの行動で、少し怖かったです。
早朝タヒチ島に着いて、さて、これからタヒチ島でどう過ごすかな?
~続く~