木の上のバンガローに登る様子わかりづらいですね
~1990年3月・タヒチ島・・・タヒチ・イチヘ~
3週間のタヒチの旅・・・イースター島に約5日、ボラボラ島で3泊&船2泊、
といううちに、タヒチでの時間があと1週間くらいになってしまいました。
友人クミちゃんと協議した結果、
すぐ近くのモーレア島という新婚旅行者が多そうな島はパスして、
タヒチ島の南東部、タヒチ・イチまで足を伸ばしてみたいと意見が一致しました。
観光案内所オパティで情報収集すると、
目的のタヒチ・イチからあまり遠くない所の宿のちらし(日本語)を
見つけまして・・・木の上と水上のバンガローですが、
いわゆるリゾート系の高級なホテルではなく、
建築家の趣味のような宿なので、我々の財布にも優しい感じ。
そこに泊まれるかどうか、公衆電話から尋ねてみると(byクミちゃん)、
泊まれるということで、我々の行き先は決まりました。
パペーテからル・トラックで時計回りに約1時間半、
距離にすると5、60㎞くらいでしょうか?・・・ファアオネという町あたりで
トラックから降ろしてもらって、宿に着きました。
木の上のバンガローに泊まってみましたが・・・ムムム・・・
建築家のご趣味ということで、正直泊まり心地はかなり悪かった。
地上5メートルくらいの木の枝の間に丸太を組んで造った小屋は、
狭いし、丸太がそのままの床で不安定で、
トイレは木の下まで降りて行かなくてはならないし
そのトイレはたまたま壊れていたので、草っぱらで用を足し、
買い物に出てみれば、マーケットまでは結構な距離、
そして、蚊だかダニだか、かゆくなってしまい・・・。
それでもたくましいクミちゃんに、「旅の思い出だね」と言われて、
なんとか気を取り直しておりました。
宿のオーナー(建築家)の奥さんは何故か、
「フジテレビのマーク」の腕時計をしていました。
翌朝、朝食用のフランスパンは、たぶん、
ネズミにかじられてしまっていたようでした。
丸太の床に直接せんべい布団を敷いた寝床だったため、
さすがにクミちゃんも、「ここに泊まりたくないね~」となり、
水上バンガローに移ることにしました。
こちらのほうはかなり広くて、寝るスペースは平らだし、水道もついております。
ちなみに1泊1人、木の上は1500CFPで水上は2000CFP。
トイレはオーナーが直してくれて、ここからは快適な宿となりました。
ここからタヒチ・イチへ、ル・トラックで約30分。
終点タウティラという町に着きました。
何にもないところでした。
とりあえず、終点まで来たことに満足し、
それでも2時間ほどそこにいたのかな・・・
ちょうどル・トラックがきたので、戻りました。
宿で、タヒチアンらしく裸足になって、パレオを着て過ごしました。
翌日にはまたタヒチ・イチやゴーギャン博物館に行く予定ですが・・・。
またもやちょっとしたハプニングか? ~続く~