~地図帳のはなし~
娘B(中3)との会話で・・・
私「社会科の地図帳、ずいぶんきれいだね」
娘B「授業で3回位しか使ってないんだよ」
・・・そうなのですか・・・
学生時代、私は専攻が地理学で、
従って同じゼミの友人も旅好き、乗り物好き、で、
当時、ソバージュでシャツの襟を立ててタイトスカート姿の時代の中、
そういうスタイルでいながら、
ゼミ室では「地名しりとり」とか「国旗あてゲーム」とか、
他人には見せられない、おたくなことをして暇をつぶしたりしたこともあり、
地図帳は身近な存在でした。
そんなゼミ室での会話で、「マインドマップ」(だったかな?)という、
何も見ずに地図を書かせる実験の話が出ました。
ある中学か高校の授業で、世界地図を書かせて、
よく聞く地名を記入させるという実験をしたところ、
台湾は大陸に含まれていたり、香港が台湾にあったり、
グアムがハワイあたりにあったり・・・
そんな内容の話だったと思います。
よく聞く地名さえ、自分に興味がなければ場所も定かではない、
というしめくくりだったかな。
今、クイズ番組で都道府県名を言わせたりすることがありますが、
簡単な問題を誇らしげに間違える人を見ると悲しくなります。
でも、娘Bのように、授業で地図帳も開かないのであれば、
仕方のないことなのでしょうかねぇ?
日本には各地にそれぞれ名産、おいしい物などがあって、
たとえばそれを食べるときに、
「地図のこの辺で作られたものだ」と思い浮かべると、
おいしさがより一層感じられたり・・・これは私だけか・・・
地図帳、見ていると、面白いことがありますね。
~つづく~