ル・トラックの中の様子
~1990年3月タヒチ・ボラボラ島へのチケットを買う~
前日、ちょっと失敗だった宿を後にし、
できて間もない清潔な宿を見つけて、なんとなく落ち着きました。
そこのオーナーの中華系ご主人が、今後の予定を我々に尋ねました。
片言の英語で、友人クミちゃんと私は
・・・「船でボラボラ島に行きたい」・・・
まだ日程は決めていませんでしたが、飛行機は高いので、
時間はあるし、船で行く体験もしてみたかったのです。
すると、昼過ぎに奥さんがボラボラ島に行く船のオフィスに
車で連れて行ってくれると言ってくださり、ご好意に甘えることにしました。
さて、ボラボラ島へ行く船は、貨客船(庶民の足)と、観光客主体の
フェリーの2種類ありましたが、
どういういきさつか忘れてしまったけれども、
連れて行ってくれたところは「タポロ」という貨客船のほうでした。
そこで、翌日の夕方に出る船のチケットを購入し(2100CFP)、
その後、奥さんが黒砂のビーチまで連れて行ってくださいました。
「帰りはル・トラックで帰るのよ」・・・と案内してくれて・・・
どうやらビーチはホテルのプライベートビーチの様相で、
「勝手に入って良いのかしら?」と思いつつ注意されることもなく、
しばらく海で遊んでおりました。
黒砂のためか、異常に砂が熱かった~。
いわゆる南の島の白い砂浜とは違うイメージで、結構波もありました。
結局タヒチ島で、海水浴をしたのはこの1回だけ。
南の島だからマリンスポーツとはなかなかいきませんねぇ。
連れて行ってもらわなければ、高級ホテルに泊まらない限り、
タヒチ島ではきれいなビーチを見つけられずに帰ってきたかも。
宿の奥さんに感謝です
宿に戻ると、ご主人が「ボラボラ島での宿は決まっているのか?」
と尋ねてきましたが、答えは「NO」です。
すると、ボラボラ島の知人の宿に泊まらないか?というご提案。
しかし我々は、自分たちでさがしてみる・・・と一応お断りしたのです。
海がきれいなところのそばに泊まってみたかったので、
もう少し、ガイドブックや観光案内所でさがすつもりでした。
断ったはずでしたが、その後、宿のお手伝いの方なのか、
年配の優しそうな女性が来て、盛んにその宿を勧めてきます。
(但しその女性はフランス語オンリーで、何を言っているのか
よくわからず、宿の名前を盛んに言っているので
多分勧めているのだろうと捉えました)
我々は、それでも断ったつもりだったのですが・・・。
~続く~