杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

沼津発・日本最高峰のお茶とお酒を味わうセミナーご案内

2013-05-17 10:31:23 | 地酒

 初夏の陽気が続いています。気分爽快!と行きたいところですが、フリーランサーにとっては年度初めのこの時期、コンペや入札で、今年度の仕事のボリュームが決まる気の重い季節でもあります。

 

 毎年頑張って成果を出し、コンペ企画審査にも打ち勝って、長年受注してきた県の仕事に、今年、とうとう落ちてしまいました。行政の場合、同一業者と継続契約するにはオンリーワンの専門領域でもない限り、なかなか難しいだろうと毎年毎年覚悟しつつ、(私がお世話になっていた制作元の)見積もりも含めた実績や企画のよさをきちんと評価されてきたと信じてきました。しかし、やはりこういう時が来たのですね。・・・残念ですが、これもフリーの宿命といえば宿命なんです。

 

 収入の柱をひとつ失ったショックもさることながら、とてもやりがいがあり、多くを学ばせてもらい、自分が生まれ住む静岡県が本当に好きになれた仕事だっただけに、他の仕事を落としたとき以上の喪失感があって、ブログの更新も滞ってしまうほど落ち込んでいました(苦笑)。

 

 

 そんなとき、県の知り合いから、県のイベントで集客に力を貸して欲しいとの連絡。このタイミングでか~と正直、心が折れそうになりましたが、こうしてブログを再開することでこのドツボから抜け出せればと、気合を入れ直して紹介させていただきます。

 

 

 

 講師の山本洋子さんは静岡酒にも造詣の深いライター&プランナーで、消費者目線でわかりやすく語ってくれると思います。地酒は、沼津の『白隠正宗』蔵元・高嶋一孝さんが直接解説をされるそうです。地酒ファンにしてみたら、1500円の内容とは思えない充実したプログラムですから、ご都合のつく方はぜひ!

 

 

 

 

沼津発・日本最高峰のお茶とお酒を味わうセミナー

静岡県はお茶や魚などの食材が豊富にあり、お米の消費量も日本一の“和食文化先進県”。さらに、全国に知られる吟醸酒王国です。若者にその魅力を伝えるため、若くして社長になった生産者にその工夫と技を伺いながら、お茶と地酒、またそれぞれに合う食を考えるセミナーを開催します。

 

◇主催  県茶業農産課、県東部農林事務所

 

◇日時  平成25年5月25日(土)午後1時から午後5時30分まで

 

◇集合  JR沼津駅北口 午後1時

 

◇会場  山二園(沼津市中沢田)、千本プラザ(沼津市本字千本)

 

◇対象  20歳以上の学生、食と農に関心のある人、青年農業士 等 40人

 

◇概要
コーディネーター・講師  山本 洋子氏
(地域食ブランドアドバイザー、酒食ジャーナリスト)

 

 鳥取県境港市生まれ。㈱オレンジページ・雑誌編集長を経て独立し、地域食ブランドのアドバイザー、酒食ジャーナリストとして全国行脚中。「感動と勇気を与える地方のお宝探し」がライフワーク。「1日1合純米酒、田んぼの未来を燗がえる!」がモットー。著書『純米酒BOOK』ほか。ホームページはこちら

 

プログラム
・ 茶工場、茶園見学、お茶の煎れ方について(山二園代表 後藤 義博氏から)
・ 講演「おいしい!感動をつくる仕事 沼津から考える日本のお茶とお酒」
・ 試飲(お茶とスイーツ、地酒とつまみのマッチング)

 

 

申込方法
・募集〆切 5月20日(月) 定員になり次第締め切ります。
・参加料 1,500円(学生は1,000円 学生証を持参)
・申込方法  こちらを参照。
・受付完了後、参加票と講師からの事前課題(アンケート)をお送りします。

 

申込み・問合せ先
静岡県 経済産業部 茶業農産課(水田農業班)
Tel 054-221-3249  Fax 054-221-2299