杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

理想の夫婦

2009-08-21 09:54:32 | しずおか地酒研究会

 昨日(20日)は、島田市の大村屋酒造場事務所2階のサロン若竹で開催中の『そそぐ器、のむ器、日比野ノゾミ陶展』を観に行きました。

 

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 酒蔵のギャラリーで酒器の陶芸展なんて、最高のコラボですよね。大村屋酒造場はJR島田駅から近く、旧東海道筋にあって、ちょこっと立ち寄るにも最適。蔵元の事務所の扉を、一見さんが開けて入るなんて、特別な用事でもなければなかなかできないことですが、大村屋さんは事務所2階に「サロン若竹」というオープンスペースを作ったときから、街中の酒蔵の役割、みたいなことを、きちんと考えておられて、「地域の皆さんに支えられる酒蔵だから」と市民に開放しています。今回も、若い陶芸家の初めての作品展に無料でスペースを提供されたのでした。

 

 

Dsc_0007  若い陶芸家・・・といっても、日比野ノゾミさんは、実は大村屋さんとは切っても切れないご縁があります。このブログでもたびたびご登場の、副杜氏日比野哲さんの奥さんなんですね。

 夫が酒造り職人で、妻が陶芸家なんて、酒飲みから見たら絵にかいたような理想の夫婦!(笑)。哲さんとノゾミさんは、結婚前からちょくちょく「しずおか地酒研究会」に参加してくれていて、みんなでお似合いのカップルだねぇと冷やかしていたのでした。

 

 

 ノゾミさんから、陶芸を、趣味ではなく職業として本格的に取り組むと聞いた時は、杜氏や愛飲家の気持ちを一番身近にいて理解しているはずだから、きっと使いやすくてしっくりくる酒器を作ってくれるだろうと期待していました。

 

Dsc_0001  そして昨日から始まった初めての作品展。初めて手に取ったノゾミさんの酒器は、ご覧のとおり、釉薬を使わない素朴な焼き締めで、渋い色調。形状はモダンシンプル。ノゾミさんを知らない人が見たら、女性の作品とは思わないかもしれません。

 

 

 ・・・でも、器が必要以上に存在感を強調せず、それでいて、酒をしっかりと受容し、酒の持つ味わいを存分に引き出してくれるだろうことは、手に取っただけでも想像できます。

 

 

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 早くも売り切れ寸前だった土色と白色のぐい飲みを1個ずつ予約しました。

 土色のは、陶芸を志したノゾミさんの初心を表すような色。白色はパッと見たとき、洗いたての酒米の色を想像し、そうか、酒造りの道を究めようとする哲さんの決意を受けとめた色なんだなぁと思いました。「いつかは哲さんが作った酒を、ノゾミさんの器で味わうサロンを企画してね!」とおねだりしておきました。

 

 夫婦で醸す、酒と器の世界。ぜひみなさんものぞいてみてください!

 

 

 

◆そそぐ器、のむ器 日比野ノゾミ展

 8月23日(日)まで。10時~17時。

 場所=島田市本通1丁目1-8  大村屋酒造場事務所2階「サロン若竹」

 *JR島田駅より徒歩5分   TEL 0547-37-3058


静岡県地酒まつり、ただいま仕込み中

2009-08-19 13:35:00 | 地酒

 昨日(18日)は静岡県酒造組合で、9月と10月の静岡県地酒まつり実行委員会の会合がありました。9月6日(日)に品川プリンスホテルで開催される静岡県地酒まつりIN TOKYOは、チケットが昨日までにネットで671枚売れたそうで、酒造組合や各蔵元の販売分を合わせると900人ぐらいのImgp1303規模になりそうです。ありがたいことですね!

 私・鈴木は例年通り、下手な素人司会でお耳汚しをいたしますが、美酒に免じてお許しを。

 

 さて昨日は会合が終わった後、みんなで9月6日に配布するプログラムの製本作業を行いました。いいでしょう?このアナログ作業。私(中央)の右は、花の舞の高田さん、左は大村屋酒造場さん、向かいは萩錦の萩原さん、後方のテーブルでは高嶋さん(白隠正宗)、土井さん(開運)、望月さん(正雪)、中村さん(出世城)、望月さん(志太泉)、青島さん(喜久醉)等など。印刷屋さんに頼むと5万円ぐらいかかるらしくて、5万円を惜しんで名だたる蔵元さんたちが手分けしてコピーして、紙を折ったりホチキスで止めたりしてます・・・。静岡県地酒まつりは、業者に丸投げするようなイベントとはひと味違う、この手作り感覚がイイんですよね。

Imgp1304  チケットのネット販売は8月26日までです。お早めにお求めくださいまし!

 

 

 

 また10月1日に沼津東急ホテルで開催される静岡県地酒まつり2009のチケットは、現時点で200枚ちょっと売れています。まだまだ余裕はありますが、今月25日の静岡新聞夕刊に告知広告が出る予定で、一般のお客さんの申し込みが殺到することも考えられますので、こちらもなるべくお早めにお求めくださいね。

 

 

静岡県地酒まつり IN  TOKYO 2009

■日時 2009年9月6日(日) 13時~16時

■会場 品川プリンスホテル アネックスタワー5階 プリンスホール

■料金 3500円(税込)

■参加蔵元

白隠正宗、高砂、千代乃峯、白糸、富士錦、英君、正雪、臥龍梅、萩錦、君盃、磯自慢、初亀、杉錦、志太泉、喜久醉、若竹、開運、萩の蔵、千寿、出世城、花の舞

■発売 イープラスチケットプレイガイドにて8月26日まで

■問合 静岡県酒造組合ホームページ 専用ページ

 

 内容はこれまでの地酒まつり東京とほぼ同じですが、会場とチケット販売方法が大きく変わります。

 会場はJR品川駅・高輪口前の品川プリンスホテルアネックスタワーに変更しました。長い間、一ツ橋の如水会館で行っていましたが、嬉しいことに年を追うごとに参加者が増え、如水会館の宴会場では収容しきれなくなったため、実行委員会(静岡県酒造組合静酉会)が、駅近くの適当な会場を探し、運よく品プリにご協力をいただけることに。間もなくチケット販売終了となりますので、お早めに酒造組合ホームページ(上記)までどうぞ。

 

 

 

第22回 静岡県地酒まつり

■日時 2009年10月1日(木) 18時~20時

■会場 沼津東急ホテル 4階ロイヤルルーム

■料金 2000円(税込)

■参加蔵元

万耀、金明、伊豆海、白隠正宗、高砂、千代乃峯、白糸、富士錦、英君、正雪、臥龍梅、萩錦、満寿一、君盃、磯自慢、初亀、杉錦、志太泉、喜久醉、若竹、小夜衣、開運、葵天下、萩の蔵、國香、千寿、出世城、花の舞

■発売 イープラスチケットプレイガイド

■問合 静岡県酒造組合ホームページ 専用ページ

 

 

 毎年日本酒の日(10月1日)に開催し、今年で22回目を迎える恒例の地酒まつり。今回から10年ぶりぐらいに立食スタイルに戻り、気軽に地酒の試飲をお楽しみいただきます。立食だと、料理(バイキング)がすぐになくなり、不評を買ったこともありましたが、今回は会場につまみの屋台を用意し、ワンコイン(500円)で好みの酒肴を買っていただくという方式を採ります。

 ステージでは國本良博さん(SBSアナウンサー)や私・鈴木がMCを担当するトークショーや、会場でアンケートにご協力いただいた方の中から抽選でお酒やお米が当たる抽選会を行う予定です。

 今までの、どっぷり座って呑んで食べるという宴会スタイルとは違い、たくさんの蔵元や地酒ファン同士の交流が楽しめると思いますので、ぜひご期待ください。


竹と杉の生命力

2009-08-18 09:58:48 | 環境問題

 昨日(17日)は早朝、ボルトの100m世界新記録を観て、7時に家を出て、一路浜名湖舘山寺へ。村櫛の田中造園さんを訪ね、放置竹林対策の一環で開発したという竹粉の土壌改良材の商品パッケージやネーミングのご相談を受けてきました。

 竹には豊富な食物繊維やビタミン、アミノ酸、乳酸菌が含まれ、土を健康にしたり、家畜の栄養剤にも使えます。従来の竹粉は繊維が残り、胃腸を傷つけてしまうことがあったそうですが、田中造園では、熱を加えること2009081710030000 なく針状繊維が残らない微粉末化に成功。真空パックにして竹が持つ乳酸菌を醗酵させた状態で販売できるようにしたとか。醗酵乳酸菌効果で、消臭効果もプラスされ、家畜の腸内環境を飛躍的に向上させました。

 

 

 

 

 ・・・ということを、実験データでは証明できたんですが、実際に飼料として使ってくれる家畜業者さんになかなか出会えません。農家向けに、「生きたままの乳酸菌を含んだ100%天然成分の土壌改良材です」とアピールしても、こういうものを積極的に使ってみようという生産者は現れず。

 

 

 

 

 「これは造園業の片手間にやるサイドビジネスですか?」と訊いたところ、田中社長と2人の息子さんは、「いえ、本気で取り組む事業です」ときっぱり。その根底には、造園業が置かれた厳しい経済状況はもちろんのこと、放置竹林を資源に変えて循環型環境社会の担い手になろうという強い意志を感じました。日々、植物と対峙する仕事をされているからこそ、一般の人よりも深刻に、また真摯に考えているんだろうなと思います。

 

 

 

2009081710050000  これ、同じ時期に植えた大根の芽だそうですが、3週間でこれだけの違い。竹の乳酸菌が土をいかに元気にするか、一目瞭然です!

 

 

 

 

 このような竹粉の存在と実力を多くの人に知ってもらうために、ホームセンターや園芸ショップで販売し、一般の人に手軽に家庭菜園等で使ってもらおうと、今回、サイズやパッケージを見直すことになりました。

 

 

 

 10月に静岡市のツインメッセで開かれる新産業フェアで発表できるよう、私もお手伝いします。すでに5キロ(家庭用プランター3~4個分)と10キロサイズは販売中ですので興味のある方はぜひこちらを。

 

 

 

 

 

 

 

 田中造園での打ち合わせを終え、午後は、樹木医塚本こなみさんに推薦しDsc_0001 てもらった巨木古木の写真を撮ろうと県西部地区のマップを広げ、天気もいいことだし、思い切って一番遠そうな水窪の山住神社まで行こうと決意。

 

 

 浜名湖の舘山寺から延々車を飛ばし、途中、昼食休憩をはさんで約3時間。うぅ・・・車で3時間走ってもまだ浜松市内なんて、なんつー広さ。ここを選挙区にしている静岡7区(話題の激戦区ですね)の立候補諸氏はタイヘンだなぁとしみじみ。

 お盆明けだからか、途中でほとんど人にも車にも出会わず、いつまで経っても山道を同道巡りしているみたいで心細くなりましたが、やっと山住峠に到着。山門をくぐると目の前にそびえ立つ2本の大杉―山住杉は、神社鎮座の頃Dsc_0005 (709年)に御神木として植栽されたものというから、今年でちょうど樹齢1300年になるんですね。・・・す、すごい。

 

 

 

 山住杉という名称は、江戸の元禄期、当地の領主が伊勢から杉苗を取り寄せ、「山住杉」の名で杉の産地化に努めたおかげ。いわば地域ブランドの先駆けってわけですね。これが、後の天竜川流域の林業の発展につながりました。

 

 

 

 

 林業をとりまく環境は、江戸から明治、そして昭和から平成へと激変しています。森や人間が環境の変化で右往左往する最中でも、この大杉だけはどーんと変わらずこうして立っているんだと思うと、なんだか不思議ですよね。

 

 

 

 杉や竹には、人智が及ばない生命パワーが宿っていることを、改めて実感した一日でした。

 

 


ひと夏の思い出

2009-08-16 11:52:07 | 旅行記

 今週はお盆休み明けまでの締め切り原稿が4本あって、いつもなら2日もかからずUPできる量でしたが、地震のおかげですっかり調子が狂ってしまいました。まだ全部終わっていない・・・。8月31日の小学生気分です(苦笑)。

 

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 ずっと部屋にこもっていて食糧が底を尽きかけた一昨日(14日)、両替町の居酒屋でバイトしている友人の娘が静岡の夜店市でビールやつまみを売っていると聞き、その友人と冷やかしに行くことに。県庁市役所前でバスを降りたら、眼の前の駿府城の外堀がこんな状態になってました。お堀の石垣が崩れている姿なんて、静岡市民には想像できませんよね。まるで戦争で爆弾でも落とされたみたい・・・。

 

 夜店市は急などしゃぶりで散々な目に・・・。歩行天の屋台でビール呑んで涼むなんて気分になれず、フツウに居酒屋で呑んで友人宅でお茶して帰りました。昨日~今日とふたたび部屋で素籠り状態。相変わらず余震にビクつく時間が続きます。

 

 

 ここ数日いただいたメールの中で、地震で直接被害を受けたというのは、過去ブログで「味噌まんじゅうde秀クリーム」を紹介した扇子家(牧之原市)の高橋さんが、飛んできたテレビで腰を打った件。お仕事には支障はないそうですが、ご高齢のお母様のため、これを機に家の改築を決意されたそうです。あと、酒の小売店さんでは陳列の酒がやられたという報告がいくつか。みなさん、大事に至らなかったみたいでホントによかったです。・・・と同時に、自分の部屋だけあんな状態になってしまった理不尽さと、自らの防災意識の欠如ぶりを痛感し、気が滅入っています。

 

 そんなこんなでこの数日、おとなしく素籠っている私ですが、ちょうどここ数日って終戦記念日をはさんているせいか、戦争関連の行事やテレビ番組が多く、「地震は理不尽だけど戦争ほどじゃないな」と慰められる?心境です。

 

 

 ゆうべ放映していた映画『硫黄島からの手紙』のラストシーンで、栗林中将が部下に自分の首を切らせようとしてその部下が狙撃され、持っていた日本刀が、若い米兵に「おぉすっげぇ!ホンモノじゃん」みたいな表情で拾われたシーンを観て、11年前の夏の出来事を思い出しました。

 

 当時、私の妹は米空軍に勤める夫の赴任先でイギリスのNATO基地に近いキングス・リン郊外に住んでいて、98年7月末から8月にかけ、一人で遊びに行ったことがあります。滞在中、妹の夫の同僚の現役パイロットがアンティークショップで高額で買ったという『カミカゼパイロットが天皇から授かった賞状』なるものを見せられ、妹と2人で爆笑しました。その賞状の贈り主は東京薬品商工業組合の理事長で、贈られ主は●●商店(薬問屋さんらしき名前)の本田さんという人。長年、組合の業務に精励したことを称える永年勤続表彰みたいな内容たっだのです。漢字が読めないパイロット氏が菊の御紋みたいな飾りマークがついた賞状を見て、そう思い込まされたのも無理ないかもしれませんね。

 

 

 ガッカリする彼や妹の夫を見ていたら、アメリカの軍人にとっては、未だに『カミカゼ』とか『天皇』というキーワードがものすごい特別なものなんだ…と実感しました。とくに戦闘機に直接触れる仕事をしている彼らが特攻隊のパイロットの心境を想像するとき、「驚き」や「恐怖」や「尊敬」といった複雑な感情で揺さぶられるんだろうなと。

 

 

 「もし判るなら持ち主に返してほしい」と彼らからその賞状を託された私は、帰国後、東京薬品商工業組合を探してみましたが、戦前の組織で現存せず、本田さんが在籍する●●商店もその社名では存在せず。企業情報に詳しいシンクタンクの知人に手伝ってもらって、●●商店が現在の大手製薬会社T社で、本田さんは重役(すでに故人)だったことを突き止め、渋谷に在住する弟さんにお返しすることができました。本田さんの消息を探した11年前の8月は、ひと夏、探偵にでもなった気分でした!

 

 

 本田さんからいただいた礼状で、東京大空襲のとき、どさくさにまぎれて持ち出された中にまぎれ、巡り巡って海外の骨董業者の手に渡ったらしいことが解りました。  

 日本刀とか浮世絵とか、見た目にも価値がありそうな日本製品が、骨董市場で売買されるなら理解できるんですが、日本語や漢字が読める人が見たらバレバレのこういうものが、骨董業者の口先三寸か何かわかりませんが、アメリカの現役パイロットの手に渡って珍重されていたなんて、「ただただ驚くばかりです」と本田さん。不愉快な思いをされるかなと少し心配しましたが、「亡兄ゆかりの品がこんな形で出てくるなんて感激です」とおっしゃっていただき、その後しばらく、お中元とお歳暮の時期に食用油を送っていただき、戦争体験世代の日本人の節度のよさや折り目正しさを感じたものでした。

 

 

 戦争を振り返るこの時期に、震災の怖さを体感したことに意味がありそうな気もします。この夏のことも、しばらくは忘れ得ぬ記憶になりそうです。

 

 


家具職人さんにお願い!

2009-08-13 10:19:13 | 社会・経済

 我が家は、国道1号線静清バイパス唐瀬インターの近くにあり、ベランダからバイパスの車の流れが見えます。13日10時現在、上下線ともいつもの休日ぐらいの量で、際立った渋滞はないみたいです。 

 

 今週末は、お天気をみて県内の巨木や史跡ポイントを取材して回る予定にしていましたが、車の移動は時間が読めないことから、部屋でおとなしく原稿執筆に専念することに。先日の城ヶ崎海岸ウォークと地震の後片付けで、ふだん使わない全身の筋肉を酷使したせいか、歩くのにロボコップ状態です(笑)。震度1ぐらいの余震でも、中古マンション3階の我が家ではハッキリ体感できるので、ビビりっぱなし。

 

 

 そういえば、静岡市内でマンション独り暮らしの40代の女性が、地震の後、本に埋まって窒息死しているのが見つかったんですよね。「マユミちゃんかと思ってビビったけど、ブログを見て安心した」と数人から言われました(笑)。あれ、他人事じゃなくて、寝苦しい夜はクーラーのあるリビングのソファ(ブログの写真に載せた倒れた本棚の下)で寝るので、マジでやばかったです。

 

 賃貸マンションで壁に勝手に機具を埋め込むことができないため、とりあえず本棚にひもをかけて本が落ちてこないようにする応急措置をとりました。テレビのローカルニュースで、磯自慢酒造の寺岡さんや花の舞酒造の土田さんが、酒の貯蔵庫ではピー箱(ストックケース)にひも1本くくっておいただけで、酒瓶は1本も割れなかったと話していたのを参考にさせてもらいました。本棚とピー箱じゃ構造が違いますが、気持ちの問題ですから・・・。

 

 そもそも、静岡県は家具の産地なので、家具メーカーのみなさん、本が落ちにくく、なおかつ取り出しやすい本棚を作ってほしい。私にとっては死活問題です。いつもブログを読んでくださっている家具職人のNさん、Hさん、よろしくお願いします!