4月18日 おはよう日本
東洋大学は受験生向けの大学案内や願書について
今年度から紙を使うことを一切取りやめ
情報発信や出願の受付をインターネットだけで行うことを決めた。
東京文京区に本部がある東洋大学は11学部44学科
昨年度の志願者数は7万1,000人にのぼっている。
これまで大学を紹介するパンフレットを毎年50万部作って全国の高校などに配布していたほか
入試の願書も14万部作成してきた。
ところが大学が昨年度の志願者約7万人にアンケートをしたところ
インターネットを通じて進学情報を得る志願者が80%を超えた。
このため東洋大学は今年度から紙を使う大学案内のパンフレットや願書をすべて廃止。
受験生向けの大学紹介や出願の受付をインターネットだけで行うことを決めた。
先日 都内の私立高校で行われた東洋大学の大学説明会。
タブレット端末で大学のサイトを紹介しながら講義内容などを説明していた。
(高校生)
「一度にたくさん見ることができるのですごく便利。」
「資料がいっぱいあるとかさばるのでスマホだと見やすい。
どこでも見られる。」
大学ではキャンパス内の施設や講義内容を動画で紹介するなど
インターネットのサイトを充実させることで受験生にきめ細かな情報発信が出来
資源の節約にもつながるとPRしている。
(東洋大学入試部 加藤建二部長)
「スマートフォンを持っている人は多い。
動画を見られるウェブにシフトした方が伝わるのではないか。」