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スポーツウェアが人気!“アスレジャー”

2016-04-19 07:15:00 | 経済フロントライン

4月2日 経済フロントライン


流行の発信地NYでいま人気なのがスポーツウェアを着こなす“アスレジャー”。
街で目にするのはスポーツ用のレギンスやランニングシューズを普段着として使う人々。
こうしたファッションはアスレチックとレジャーをかけあわせて“アスレジャー”と呼ばれ
ニューヨーカーの間で急速に人気が高まっている。
「とてもファッショナブルだと思います。
 私は毎日来ていますよ。
 もう生活の一部ですね。」
「着心地が良いところが好きです。
 見た目もかっこいいし。」
人気の高まりを追い風に
スポーツ用品メーカーは商品開発を加速させている。
スポーツウェア最大手のナイキのイベント。
(ナイキ マーク・パーカーCEO)
「我々は革新的な製品を開発することにこだわりを持っています。」
イノベーションをテーマに
最先端の素材を使ったウェアやシューズの新商品が発表された。 
様々な商品の中でも元も注目を集めたのは
足を入れると靴底に内蔵されたセンサーが反応し自動で靴ひもが閉まるシューズ。
(ナイキ マーク・パーカーCEO)
「デザインも良く性能も優れている。
 そうした商品を消費者は日々の生活の中でも求めているのです。」
アメリカでナイキに次ぐ売り上げのアンダーアーマー。
今年売り出したのは
運動や睡眠を記録するバンドや
心拍数を正確に測るベルトなど
ITと融合させることでスポーツウェアを生活の一部に取り入れてもらう戦略である。
(アンダーアーマー フィットネスアプリ担当 ダグ・ザイワッツェさん)
「人々はよりアクティブで健康的な生活を望んでいるので
 わが社の製品をより求めてくれるはずです。」
日本でもスポーツウェアが今おしゃれに進化している。
スポーツ用品メーカーのデサントが去年秋にオープンさせたショップ。
店頭にはスカートやジャケットなど日常使いができるファッション性を追求した商品をラインアップ。
生地には高い伸縮性や防水性があるスポーツウェアの素材を利用している。
ジャケットとは折りたたんでコンパクトに収納することが可能である。
スポーツウェアを普段着として着こなすコーディネートは
レギンスとコートでスポーツらしさを演出し
一方でシックな靴をはくなどして上品さを加えることがポイントだという。
(デサントン リテール部 伊藤隆明部長)
「スポーツの機能開発力をファッションに落としこんで
 日常で着れるようなものにこなして提供できれば
 非常に競争力があって付加価値の高い物が提供できる。」
一方ファッションブランドがスポーツウェアの開発に乗り出す動きも加速している。
20~30代の女性に人気のケイト・スペード。
3月からオンライン限定でヨガに使うウェアの販売に乗り出した。
(ケイト・スペード PR担当 堀田真依子さん)
「エクササイズをするときにはもちろんのこと
 そのままのスタイルで街中を歩いていても
 ファッショナブルでいられるようにということで
 外にもぜひこれを着ていただけたらと思う。」
高まるスポーツウェア人気。
スポーツファッション専門誌の編集者は
(スポーツファッション専門誌 「ハミングバーズ」編集部 石井菜穂子さん)
「会社の帰りにちょっと走って帰るとか
 女性のライフスタイルの中に
 スポーツが身近なものとして増えてきている。
 ファッションとしてスポーツアイテムを取り入れることは
 一過性のものではなく
 今後も継続していく流れになていく。」



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