7月13日 BIZ+SUNDAY
今年度に入って家電量販店、インターネットプロバイダーなどいろいろな企業が格安スマホの発売を開始している。
スマホ事業全体でみると若干伸び悩みがみられるが
格安スマホは売り切れも相次いでいて今年最大のヒット商品とも言われている。
格安スマホ事業に参入した大手スーパーのイオン。
4月に売り出した8000台は1か月で完売。
7月 その第2弾として月額1980円のスマホを発売した。
ここまで安くできるのは
・ある程度端末の機能を落としていること
・月々使えるデータ量が少なく通信速度が制限されている
という理由がある。
(イオンリテール で自ダル事業開発部 橋本昌一部長)
「既存の事業者様は最高級の商品をお届けしていると思う。
車でいえば高級車。
スマートフォンの軽自動車のような考えで提供させていただこうと。」
これまでのものとどう違うのか。
動画の再生はこれまでのものはすぐに再生されるが
格安スマホハ少し時間がかかる。
ネットをあまり使わないライトユーザーなど購入者の6割以上が高齢者で主婦層にも人気である。
(イオンリテール デジタル事業開発部 橋本昌一部長)
「スマホを試してみたいが自分では使いこなせないんじゃないか。
思いとどまっていた方が今回のスマホのた0-ゲット。」
広がる格安スマホ市場。
7月にメガハウスというおもちゃメーカーから発売されるスマホがある。
小中学生の女の子向けで子どものニーズをくみ取りこだわりの機能を開発した。
自分で描いたイラストをカメラで撮ればオリジナルのスタンプを作ることが出来るアプリ。
写真に好きなフレームとスタンプをはり付けることが出来るアプリ。
お年寄りや子どもにもスマホのニーズがあることがわかってきたため
様々な業種がスマホビジネスにチャンスを感じるようになってきた。
(メガハウス デジタルデバイス事業部 濱高郎開発責任者)
「格安といわれている端末が市民権を得て認知が広がって
ちゃんと使えるスマートフォンだと体感していただいて地位が上がっていく。
ご要望に添えるような楽しい端末を作っていきたい。」