評価点:72点/2021年/アメリカ/104分
監督:クリント・イーストウッド
“マッチョ”という名の権威。
1980年代。
かつてロデオの名騎手で、白楽天だったマイク(クリント・イーストウッド)も年老いてガンコ爺になってしまった。
首を言い渡された彼は一人隠居生活をしていた。
その雇い主だったハワード(ドワイト・ヨアカム)から、生き別れになっているメキシコの息子を連れ戻してほしいと頼まれる . . . 本文を読む
評価点:65点/2019年/フランス・ベルギー/105分
監督:レジス・ロワンサル
事件を貫く世界観が好き。
世界的ベストセラーの「デダリュス」の完結編が完成した。
これまで独占出版権を獲得してきたアングストローム(ランベール・ウィルソン)は、この新作を世界同時に出版するために、3ヶ月で上梓すると記者会見した。
9人の翻訳家たちに閉鎖的空間の中で一気に翻訳させて、出版することで、漏洩を防止し . . . 本文を読む
評価点:53点/2021年/アメリカ/115分
監督:アダム・ウィンガード
見るべき点がない。
コングとゴジラを引き合わせると人類が滅亡するほどの惨事が起こることが分かったモナークはコングを大型ドームで捕縛することにした。
しかし、その領域はコングにとって狭く怒りと悲しみを覚える日々だった。
一方、最先端科学技術を売りにしたアペックスの研究所が突如現れたゴジラに襲われた。
巨大生物に対する危 . . . 本文を読む
評価点:74点/2021年/アメリカ/97分
監督・脚本:ジョン・クラシンスキー
これが、この映画の設定における、正しいギミックの使い方。
その初日。
いつも通りの昼下がり。突然隕石のようなものが墜ちるのを人々は目撃した。
街が不穏な雰囲気なり、突然わけのわからない化け物が襲って来た。
それから一年余りが過ぎたある日、イヴリン・アボット(エミリー・ブラント)たちは生まれたばかりの赤ん坊を抱え . . . 本文を読む
評価点:78点/2017年/日本/96分
監督・脚本:上田慎一郎
なんだ、この読後感は!
ゾンビ映画の撮影現場、女優と男優の熱意のない演技に対して日暮隆之監督(濱津隆之)は激高し、撮影は一次中断された。
その間もカメラが回り続け、メイクを担当する女性からは監督がこの作品に対して強い思い入れがあることを教えられる。
しかし、主演の二人は奇妙な雰囲気を感じとり、メイクの女性が、この現場は昔日本軍 . . . 本文を読む
評価点:77点/2020年/日本/102分
監督:杉原輝昭
物語の結構がうまい。
イズを取り戻した或人社長(高橋文哉)は、突然エス(伊藤英明)と名乗る男に脅迫された。
エスは仮面ライダーエデンとなり、世界を滅亡させることを宣言する。
60分以内に止めなければ世界は崩壊するという。
同時に世界各地で謎の赤いガスがまき散らされるというテロが発生する。
煙を吸った人はその場で倒れ、意識不明に陥って . . . 本文を読む
評価点:77点/2014年/日本/97分
監督:髙橋渉
野原ひろしは永遠に。
サラリーマン野原ひろし(声:藤原啓治)は、息子の野原しんのすけ(声:矢島晶子)とともに映画を見た後、しんのすけを持ち上げようとしてぎっくり腰になった。
日曜で病院は閉まり、途方に暮れていると、「メンズエステ・ダディ」という怪しげなエステに勧誘される。
タダだ、ということ、勧誘に来た女性がナイスバディだったこともあり . . . 本文を読む
評価点:56点/2014年/香港・中国/100分
監督:テディ・チャン
カンフーアクション以外は、素人。
武闘家ハーハウ・モウ(ドニー・イェン)は、カンフーの名士だった。
ある日、対戦相手を殺してしまい、自首し、禁固五年の刑に服していた。
そんなある日、拳術の名士が撲殺されているのが発見される。
事件を担当するロク刑事(チャーリー・ヤン)と話をするために、ハーハウは刑務所で騒ぎを起こし、ロク . . . 本文を読む
評価点:83点/2019年/日本/168分
監督:片渕須直
原作:こうの史代
特別でなくてもいい。普通でいい。
浦野すず(声:のん)は、おっとりした性格で、広島で海苔業を営む一家に生まれた。
世は、のちの第二次世界大戦(大東亜戦争)に突入しようかという時代だった。
19歳になったすずのもとに、突然縁談が持ち上がる。
どういう人なのかわからないまま祝言を済ませたすずは、北條という姓になった。 . . . 本文を読む
評価点:80点/2019年/アメリカ/132分
監督・脚本:マイケル・ドハティ
マンガ的、プロレス的。
前作「ゴジラ」の襲来から5年、そのとき息子を喪った研究者エマ・ラッセル(ヴェラ・ファミーガ)は、あらたに見つかった巨大生物(タイタン)たちを注意深く監視していた。
離婚してしまった元夫のマーク(カイル・チャンドラー)とは疎遠になったままだった。
彼女はタイタンたちとコミュニケーションできる . . . 本文を読む