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ネタバレ必至で読み解く主観的映画批評の日々!

2000年代、この10年の邦画と洋画、10選

2010-02-24 22:38:30 | 表現を考える

【00年代 日本映画ベストテン】
1位『茶の味』
2位『たそがれ清兵衛
3位『サマーウォーズ
4位『パプリカ
5位『崖の上のポニョ
6位『座頭市
7位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
8位『おくりびと
9位『Love Song
10位『ハッピーフライト

日本映画00年代ベスト監督『今敏』
日本映画00年代ベスト女優『本木雅弘』
日本映画00年代ベスト男優『宮沢りえ』

【00年代 外国映画ベストテン】
1位『ミリオンダラー・ベイビー
2位『ダークナイト
3位『めぐりあう時間たち
4位『キル・ビル vol.2』
5位『クラッシュ
6位『アイ・アム・サム
7位『ビッグ・フィッシュ』
8位『ミスティック・リバー
9位『ノーカントリー
10位『マルホランド・ドライブ

外国映画00年代ベスト監督『クリストファー・ノーラン』
外国映画00年代ベスト女優『ダコタ・ファニング』
外国映画00年代ベスト男優『クリスチャン・ベール』

【コメント】
日本映画は10本あげるのも厳しい状況で、あまり参考にならないかもしれない。
文句なしによいとすすめられるのは『茶の味』。
あまり認知度が高くないので、マニアックな嗜好としておすすめしたい。
真っ先に頭に浮かんだ邦画のよい作品はこれだった。
アニメがどうしても多いが、観ている数が多いためだ。
『パプリカ』が『サマーウォーズ』の下にあるのは、記憶が新しかったからかもしれない。
『Love Song』は尾崎豊のアルバムをモティーフにしたドラマ。

ランク外には『ハウル』もあったが、10年というスパンを考えるなら、まあ、入れなくても良いかな。
『逆境ナイン』も捨てがたかったが…。

監督賞は確実に今敏だろう。
今後ますます認知度が上がって日本でも注目されることを願う。
他の俳優二人は、まさにお茶を濁した感じ。

それに比して、洋画は濃いはず。
20本でもあげられそうだが、ルールはルールなので、10本に圧縮した。
魂をえぐられるという意味で、1位は『ミリオンダラー・ベイビー』に決定。
僅差は『ダークナイト』。
こちらは、観た時期が最近で記憶に新しいので、ひいき目を考えて2位に落ち着いた。
『めぐりあう時間たち』は男としては選びにくい共感しにくい作品だが、今でも鮮烈に覚えている切実さを考えると当然のランクインか。
『キル・ビル』は2本で1作品と見なしてほしいけれど、どちらか1作品というのなら、まよわず『Vol2』だろう。
5位以降のほうがまよった。
考えてみると、結構説教くさい、ありきたりな主題の作品が好みなのだろう。

次点には『指輪物語』シリーズや『メメント』、『エターナル・サンシャイン』あたりがノミネート。
『JUNO』、『バンテージ・ポイント』も捨てがたかった。

映画監督はこちらもまよわずクリストファー・ノーラン。
この10年での当たり映画の連発は、ノミネートも致し方なし。
女優は多すぎて迷ったが、先のことも考えてメリル・ストリープよりはダコタ・ファニングかな、という感じ。
クリスチャン・ベールは、あの声がもうたまりません。
ヒース・レジャーもいいのですが…。
ちなみに1990年代なら迷わずニコラス・ケイジですね。

ワースト映画のほうが、いくらでも挙げられそうだ。
特に邦画は駄作ばかりに巡りあった十年だった。
う~ん、もっと映画を観ないといけないなぁ。
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