久々にアート展の紹介です。映画鑑賞の合間をぬって、伊丹市立美術館へ行ってきました。開館20周年記念事業の企画展として「ANMALS+」というMISAWA ATSUHIKOの展覧会が開催されています。
三沢厚彦は今最も美術界で注目されている彫刻家です。生まれは京都、京都人としては嬉しいことですね
子ども向けに、どのように製作するのかを紹介するパンフレットもあります。
三沢の彫刻は木を素材とした動物の作品です。リアルなものではなく、イラストから飛び出したようなものです。不思議な味わいがします。すべてドローイングを元に製作されていることもわかり、イラストから飛び出したみたいというのは当っていましたね。
一角獣(ユニコーン)が2頭、酒蔵に陳列されていました。高さは3mくらいでしょうか。
きりん Animal 2006-01
木は主に楠を使用されているようです。楠の独特な香りが施設内に漂っていました。
Anmal 2006-06 楠・油彩 44,5×30×11cm
Animal 2004-02 楠・米松・油彩 183,5×52×135㎝
Animal 2001-03 楠・油彩 93×48×207㎝
Animal 2005-05 楠・油彩 217×160×337㎝
Animal 2007-03 楠・油彩 211×81×108㎝
Dog 2000-03 楠・油彩 69×30×82㎝
白いくまの木彫は白い木の家の中に置かれていました。奈良美智の作品スタイルと似ているな?と思いきや、今回の三沢厚彦展にちょっと参加しているということを知りました。その他、三沢のアトリエの様子も再現されており、このあたりも、奈良美智とのコラボのようです。
伊丹市立美術館美術館のHPです。詳細はこちらをご覧下さい
会期は12月16日(日)までです。この機会にぜひ三沢厚彦の世界を味わってください