ラッセル・クロウデンゼル・ワシントン
2月12日、東宝シネマズ二条にて鑑賞濃いお二人が熱く共演?結構面白い作品でしたね。
暗黒街のカリスマ、フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)と正義をつらぬく刑事、リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)の闘い監督はあのリドリー・スコット監督です。何と現在70歳だそうで・・・・。こんなパワフル作品を手がけられるとは監督自身もきっと凄い力の持ち主なんでしょうね。
マーティン・スコセッシュ監督のような模倣映画は撮りたくないと語っておられます。誰のコピーもしたくない。特にマーティンはこのジャンルが上手いからね(笑)リドリーは彼をあまりお好きじゃないような?
STORY
1968年、フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスバンビーの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。麻薬ビジネスは、彼がある家電製品店が良質な日本製品を直接購入するというニュースを見て思いついた。そしてフランクは、米兵が駐留する東南アジアで麻薬が使用されていることに目をつける。そして直接彼も、タイ・バンコクへ向かうことに。その麻薬は純度100%のヘロイン。彼は単独で動き、生産者と交渉する。100キロもするヘロインを何とアメリカに持ち込むことに成功。そのヘロインは加工され“ブルー・マジック”というブランド名に・・・・。
一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。
もう少し詳しく正義を貫くリッチーは相棒ジェイと、容疑者のトランクから、100万ドル近い金を発見するも、着服という警察内部で当たり前となっている警官の“慣習”には応じない。しかしそのことは、逆に他の警官から白い目で見られるというのが、警察の悪の温床の現実なのだ。相棒、ジェイはそのことに耐えられず、麻薬にのめりこみ、中毒死となってしまう。
ギャングにファミリーとくれば、マフィア、すなわちイタリア系という定説を覆して、卓越したビジネス・センスを武器にアフリカ系としては前代未聞の麻薬王の座に登りつめるデンゼル・ワシントン。対するは麻薬捜査班を指揮するラッセル・クロウ。実在の人物をモデルに二大オスカー俳優の激突で巨匠リドリー・スコットが描くのはベトナム戦争に疲弊した時代の裏社会版アメリカン・ドリームだ。立場の違いこそあれインディペンデント・スピリットに富み、地道な努力を決して怠らない気骨ある2人の男が、お互いの組織力と知力を総動員してそれぞれの闘いに挑む姿には単なる犯罪映画の範疇には収まらないダイナミックな面白さがある。(goo映画より)
出演】
デンゼル・ワシントン
ラッセル・クロウ
キウェテル・イジョフォー
キューバ・グッディングJr
ジョシュ・ブローリン
テッド・レヴィン
アーマンド・アサンテ
ジョン・オーティス
ジョン・ホークス
RZA aka ロバート・ディッグス
ルビー・ディ
コモン
ライマル・ナダル
デンゼル・ワシントン扮するクールなギャングマン、フランク・ルーカス
私生活では妻と離婚、息子の親権問題で裁判中(>_<)仕事では正義感あふれる刑事リッチー・ロバーツ役のラッセル・クロウ
二人の世界をそれぞれ映し出しながら、物語は進んでいきます。なかなか接点がないので・・・・。どうなるのか?と思いきや、リッチーが麻薬捜査で元締めを探していくうちに、フランクと出くわすことになるわけです。
二人の世界はまったく違うけどどこか相通じるような気もします。二人が何かに向かって生きようとしているところかもしれませんね。
フランク・ルーカスの実像は妻も、母親も知らなかった。そこまで謎に包まれた彼の闇に隠れた正体は、ある日リッチー・ロバーツよって暴かれる
最後は御用となり、取調べを受けることに・・・・・ラストは結構シンプルに終わりましたね。
兄弟・従兄弟を引き込み、麻薬のビジネスを成功に導くフランク。確かに格好いい
そうそう、「インサイド・マン」でもデンゼルと共演した、キウェテル・イジョフォーも出演。今回は弟役で登場していましたね。「キンキブーツ」のドラッグクィーン役がやはり一番はまり役だったように思います。脇役になると、ちょいと影が薄くなっちゃうので、残念です。
アメリカン・ギャングスター 公式サイト
汚れた手でつかんだ、美しき人生と人生を賭けてつかんだ、美しき正義、さて貴方はどちらがいいですか?
ところで、ホステル2に出演していたロジャー・バートがちょいと出演していましたね。リッチーの上司役でしたが、皆さんお分かりでしたか?本当にちょこっとだけでした。
追伸:ようやくパソコン修復いたしました。またよろしくです!