ふたりをつなぐ、愛より強いメロディ♪
2月1日、京都シネマにて鑑賞。
非常にシンプル&ナチュラル?な映画でしたね。えぇ~とシンプルもナチュラルもいっしょ意味ですかね。
あらすじ
ONCE、たった一度の出会いある日、あるとき、ダブリンの街角で・・・・。男と女は恋
か友情か、心の通じる相手を見つけた
男は穴の開いたギターを抱え、街角でに立つストリートミュージシャン。女は楽器店でピアノを弾くのを楽しみにするチェコからの移民。そんな何の接点もない二人を音楽が結びつける
言葉にできないもどかしさを♪にのせ、一緒に演奏する喜びを見つけた
のメロディは重なり、心地よいハーモニーを奏でる
そんなどこの街角でも起こりえる普遍的な出会いが、静かに動き始める。
運命というには大げさかも?偶然というには大切すぎる“小さな奇跡”がイギリスの日陰で脈々と伝統を受け継いできた音楽と詩情の国 アイルランドから届いた
刻々とコスモポリタンな都市へと変貌する首都ダブリンで地元ストリートミュージシャンと移民の若い女との間に生まれる音楽を通して生まれる普遍的なストーリー。
アメリカでわずか2館の公開から、観客の口コミで何と140館まで増やし、一館の観客動員数が、あの「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」のなどの大作をしのぐ大躍進を見せたそうだ。言葉では照れくさくなる感情表現も、“音楽”にのせることでより自然に心に響く実った恋、実らなかった恋
、現在進行形の恋、かっての淡い思い出
男と女の友情などなど・・・・・。誰しもが一度は経験しながら、どこか理解できずいる微妙な心の動きが丁寧に描かれている。タイミングのずれや鼓動が伝わってくる
アイルランドの実力派バンド、ザ・フレイムスのフロントマン、グレン・ハンサードが主人公の男を演じ、同バンドの元ベーシスト、ジョン・カーニーが監督。男女のドラマを音楽に乗せて展開させる。またチェコの女を演じる彼女(マルケタ・イルグロヴァ)もプロの歌手だそうで・・・・。グレン・ハンサードは実際に彼女とプラハのツアー中に出会い、アルバムで共作・共演している。
甘く切ない、典型的な“ボーイ・ミーツ・ガール”の物語だ。移民が増加傾向にあるアイルランドのダブリンを舞台に、プロのミュージシャンを夢見るストリートミュージシャンの男と、チェコからやって来た花売りや家政婦をしている若い女の出会いが描かれる。恐ろしいほどの超低予算の小品(製作費は日本円でわずか1800万円)ながら、アラン・パーカー監督「ザ・コミットメンツ」を彷彿とさせる、アイリッシュ魂や彼らの音楽の神が宿ったかのような奇跡のフィルムだ。 アイルランドの人気ロックバンド“ザ・フレイムス”のフロントマン、グレン・ハンサードによるアダルトオリエンテッドなラブソングが全曲、胸に沁みる。夢の実現に向けて、男のギターと女のピアノの音色が“愛”を交歓させる彼らのレコーディング風景は、音楽ファンなら誰しも血がたぎる映画の白眉だ! 父親のバイク、トライアンフを駆る海辺へのドライブデートや、ダブリンの街角を散歩する2人のさりげない2ショットが心を揺さぶるのは、この男女の手の“距離感”が均衡を保たれているからだ。まるで「マディソン郡の橋」の男女のような運命に導かれた“たった一度の恋”なのだ。「歌を歌う友だちをビデオで撮影し合ってた16歳の頃に戻ったようだ」と語る元ベーシストのジョン・カーニー監督の素朴さやつつましさが、フィルムのひとかけらひとかけらに奇跡的に充填されている。(佐藤睦雄)(eiga.com)
プラトニックな恋ですよね男の気持ちがヒシヒシと映像から切なく伝わります。彼女も好きなんだけど、実は結婚して子どもいるから、その気持ちを受けることができない。辛いところですね
結局はさよなら
となるわけですが・・・・・。歌は人の心をつなぎます。グレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァのハモるところは確かにうっとりきますね。久しぶりに優しい作品に出会いました。なんてことない作品ですが、これが、観客の心に響いたのでしょうね
美男・美女でない、普通の男女というところもいいんでしょうねところで、マルケタ・イルグロヴァ、タレントの瀬戸カトリーヌと似ていませんか
ず~と思っていたんですが・・・・・。
=ONCE ダブリンの街角で= ♪公式サイト