原題:THEGOOD・THEBAD・THEWEIRD
9月2日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。レディスデ―ということで1000円で観ることが出来ました。ついにフリ―パスポートのポイントも貯まりました。機会をみてパスポートでガンガン観ようと計画中です。
さて本作は、2008年公開の韓国映画で、名作『続・夕陽のガンマン』(The Good, the Bad and the Ugly、1966年)にインスパイアされて創作された独自の韓国版西部劇(キムチウェスタン)だそうです。
主役をつとめる3人、この中で私が知っているのはイ・ビョンホンだけ。他の2人も韓国の人気俳優らしい。韓国映画好きな方ならやっぱり、美味しいキャストなんでしょうね。そういうと年齢層もお高く、何といっても女性が多かったな~~!
このタイトルは非常に分かりやすい。
3人の登場人物は3つのタイプ。
良い奴→パク・トウォン(チョン・ウソン)
悪い奴→パク・チャンイ(イ・ビョンホン)
変な奴→ユン・テグ(ソン・ガンホ)
何でも本国では、封切から「奴奴奴」(ノム・ノム・ノム)と省略して呼ばれている。
STORY
大日本帝国が朝鮮を統治する激動の時代、満州鉄道の列車を襲って見つけた地図を独占するため、それぞれの信念で生き抜いている朝鮮の風雲児、3人の男達が運命のように出くわした。
金の為なら誰でも殺る懸賞金狩人(マネーハンター、賞金稼ぎ)のパク・トウォン、人の上に立たなければ気が済まないプライド高き馬賊団の首領パク・チャンイ、踏みにじられても反発する雑草のような生命力を持った列車強盗犯のユン・テグ、彼らは互いの正体を知らぬまま地図を追い求め大陸を駆け回る。さらに、地図の正体の推測が交錯する中、大日本帝国陸軍と、大日本帝国軍による大陸横断列車の建設予定地だとして追う朝鮮独立軍や、馬賊団まで地図を手中に収めようと大混戦になる。果たして最後の勝者は誰になるのか。
派手なアクション。その中でもロープを持っての銃撃戦は様になっている。チョン・ウソンはソフト雰囲気でそのうえ甘いマスク、凄腕でなかなかいい感じです。要チェックな俳優さんかも・・・・。私的はこの3人の中で一番好きなタイプでした。
イ・ビョンホはあまり好きではありませんが・・・・。服装もヘアスタイルも何処か現代的で、お洒落言葉の訊き方が気に入らないというだけで、手をかけるという非常に冷酷で残虐的な男。殺し方もかなりエグかった。トコトン悪い奴を憎いほどに演じていたよね
強盗で変な奴、ユン・テグにはソン・ガンホ
この3人の中では一番お兄さんです。冒頭から列車の中で強盗、両手に銃を持ってバンバン撃ち殺して行く。お顔は決していいとは思わないけど、味のある役者さん。確かに変な奴にぴったり。ところが別の顔が裏に隠れていたのだ。
ということで、お宝が隠されていると信じた三人はその目的地に向かってバトルを繰り返す
映画の概要・製作について(ウィキぺディアより抜粋)
この映画は、2008年時点で韓国映画史上最高と言われる制作費を投じ、主演に人気俳優3人を起用したうえに、韓国国民の心を掴んだことで知られる。韓国国内で公開初日に40万人の観客動員を記録し、2008年で最も良い初日の興行成績を収め、歴代では、『D-WARS ディー・ウォーズ』の47万人、『グエムル-漢江の怪物-』の45万人に次ぐ3番目の記録になる。
主要シーンは中国北部で撮影され、CGなし、スタントマンなしの、俳優自身によるほぼ100%のリアルアクションで、迫力ある映画に仕上がっている(編集段階ではCGも使われた)。撮影を進めていくにつれ現場に熱が入り、制作会社もこれに応え、予算を大幅に増額した。撮影中から韓国国民の反応は好評であった。
本作品を制作する上で、クリント・イーストウッド監督・主演のオスカー受賞作『許されざる者』や、セルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウェスタンをヒントにしたとキム・ジウン監督が語ったことから、「キムチ・ウェスタン」の呼称が定着した。なお、この映画を作るきっかけは、韓国人の中にある大陸的な気質を表現したかったことから。
上映前のポスター製作に、キーワード三つ「撃つ(BANG)!殺す(KILL)!走る(RUN)!」と、登場する3人の印象を刺激的に伝えている。「撃つ!」は凄腕のスナイパー、パク・トウォン(良い奴)、「殺す!」は目的を遂行するためなら三度の食事(ラーメン食事)をするように人を殺す冷血非道な馬族団の首領パク・チャンイ(悪い奴)、「走る!」は常に人にくっつき回り利益を得る反発精神を持った列車強盗ユン・テグ(変な奴)を表している。
スタントコーディネーター、アクション監督であるチ・ジュンヒョンが撮影中に交通事故に遭い亡くなった。また、イラン人俳優Bana Tehrani Ali Asgharも撮影を終了して帰国後に交通事故で亡くなった。両名を追悼する字幕が本編終了後に浮かび上がる。
そうだったのですね!知りませんでした・・・・。
ラストは三人がお宝?を賭けて闘います。さて最後の勝負の行く末は・・・・・?
そしてお宝とは一体何なのか??
「箪笥<たんす>」「甘い人生」のキム・ジウン監督が、30年代の韓国を舞台に「続・夕陽のガンマン」をはじめ西部劇のスタイルを完全復活させて描き出す、なんでもありの痛快アクション・エンタテインメント。主演は「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソン、「甘い人生」のイ・ビョンホン、「グエムル -漢江の怪物-」のソン・ガンホ。
キム・ジウン監督
メディア | 映画 |
上映時間 | 129分 |
製作国 | 韓国 |
公開情報 | 劇場公開(CJ ENTERTAINMENT=ショウゲート) |
初公開年月 | 2009/08/29 |
ジャンル | アクション/西部劇/アドベンチャー |
映倫 | PG-12 |
ムチャクチャデ、イイノダ!!
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とにかく何も考えず、楽しめました。最後の最後までドンパチ!!