天罰なんか待ってられない
本当にそうです。天罰が下るに決まっているって言っても、いつの事か分かりません。実は天罰が下ればいいのに、、、、と思ったことあり!
東宝シネマズ二条にて鑑賞。大好きなコーエン兄弟の新作です。
いやあ主演を務めた14歳の少女の演技にとても驚きました。この作品で映画デビューとは思えないくらいしっかりしておられ、堂々としています。
少女の視点で物語は進んでいきます。ナレーションも彼女がやっています。
2大俳優を相手にここまでやれるというのは本当に凄いですね。彼女の名前はヘイリー・スタインフェルド。15000人の中から選ばれたラッキーガ―ル。というかやはり彼女は選ばれる素晴らしい素質があったのでしょうね。流石コーエン兄弟ですね。
ヘイリーちゃん演じるマティと共演したのは、この方たちです。
一体この人、誰なの?
わあ~マット・ディモンだったのね。
保安官、 ルースター・コグバーン役のジェフ・ブリッジス
ジェフおじさん、この役ハマりすぎです。呑んだくれ役が本当に良い感じです。これってほめ言葉かな?
本作は、1969年の西部劇映画『勇気ある追跡』のリメイク、チャールズ・ポーティスの同作品の原作小説の再映画化だそうです。
製作の企画は2008年2月頃から噂されていたようですが、その後2009年3月にコーエン兄弟が監督に決まるまでまったく音沙汰がなかったらしいです。
さてお話。今回もMovieWalkerさんより拝借しました。
牧場主の娘として産まれながらも責任感が強く信念の強い14歳の少女、マティ・ロス(ヘイリー・スタインフェルド)の父親が、雪の降るある夜、雇い人のトム・チェイニー(ジョシュ・ブローリン)に無残にも撃ち殺された。知らせを受けたマティは、遺体を引き取りにオクラホマ州境のフォートスミスへとやってくる。一方、チェイニーは、わずか2枚の金貨のためにマティの父を殺した後、逃亡者となってインディアン領へ向かい、お尋ね者のネッド(バリー・ペッパー)率いる悪党達の仲間入りをすることになる。フォートスミスで父親の形見の銃を譲り受け、犯人に罪を償わせることを心に誓った彼女は、“トゥルー・グリット(真の勇気)”があると言われる大酒飲みでアイパッチをした連邦保安官ルースター・コグバーン(ジェフ・ブリッジス)に犯人追跡を依頼。最初は子供扱いで相手にもされないマティだったが、決して諦めない執念と報酬の魅力に負け、コグバーンはマティの依頼を受けることにする。その後、別の容疑でチェイニーを追ってフォートスミスへ来ていた若きテキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン)も加わり、犯人追跡の過酷な旅が始まる。マティにとっては人生初めての旅。しかも最も危険な領域に足を踏み入れることになる辛い経験であったが、チェイニーを捕らえ、罪を償わせることだけしか彼女は考えることができなかった。そして遂に、3人にとって各々の“真の勇気”が試される時が訪れる……。
ル―スターに再度頼み込むマティ。その熱意?かどうかわからないが、渋々腰をあげるル―スター。
明日、チェイニ―探しを始める約束を交わすのだが、、、、。
翌朝、マティが訪ねるとル―スターは旅立ってしまった後だった。
何とあのテキサスレンジャーのラビーフと一緒である。
マティは川向こうにいる2人を追いかけて川を渡るのだった。その執念は凄い!
いよいよ3人のチェイニ―探しの旅は始まる・・・・・。
お尋ね者のネッド、これがあのバりー・ペッパーだとは驚いた!
マッドと同じ年なのにこんな老け役?というか・・・・とにかくびっくりしました。
これじゃバリーとは気がつかない。
ハロルド・パーマリ― ブルース・グリーン
ジャック・ブラック系の風貌?
スタント マイク・ワトソン
ワトソンは俳優の仕事に加えスタント・コーディネータ―として知られている方だそうです。
そしてこの人、マティのパパを殺したチェィニ―役にはジョシュ・ブローリン
もっと出番があるのかと思ったら、意外に少なかった。コーエン兄弟作品「ノーカントリー」にも登場。
復讐劇かと思ったらそんなにドロドロな感じではなく、マティを取り巻く人間模様や登場人物の生きざまを描いているような西部劇。
上手く表現できませんが、、、、。
結構好きな作品でした。
ローケションもなかなか素敵
不思議なシーン
登場するキャラクターも個性的
慣れない拳銃。本当に発砲してしまう。
マット演じるラビーフもそんなに凄腕でもないけど、、、、。
このシーンから、あんな展開になるとは思わなかった。
ラストはなぜか涙がぽろぽろこぼれしまった。大人になったマティの姿も印象的でした。
本作の脚本は父を殺された少女の視点となっており、1969年版よりも原作に近くなっている。イーサン・コーエンは「リメイクした理由はチャールズ・ポーティスの原作に強く惹かれたから」、「オリジナル版は子供の頃に観たきりで全く覚えていないため、影響は全く受けていない」と明かしている。(ウィキぺディアより抜粋)
大人になったマティ
解説(allcinemaより拝借)
69年のジョン・ウェイン主演西部劇「勇気ある追跡」の原作ともなったチャールズ・ポーティスの同名小説を、「ファーゴ」「ノーカントリー」のコーエン兄弟が「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジスを主演に迎えて再映画化。父を殺した犯人への復讐を誓い、2人の男を従え危険な追跡の旅に出たタフな14歳の少女が辿る過酷な道行きを、コーエン兄弟ならではのユーモアを織り交ぜつつ骨太かつリアルな語り口と素晴らしい映像で描き出していく。共演は「インビクタス/負けざる者たち」のマット・デイモン、「ノーカントリー」のジョシュ・ブローリン、そして新人ながらも堂々たる演技で各方面から絶賛され、みごとアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたハリウッド期待の新星、ヘイリー・スタインフェルド。
メディア | 映画 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(パラマウント) |
初公開年月 | 2011/03/18 |
ジャンル | ドラマ |
映倫 | PG12 |
コーエン兄弟とヘイリーちゃん。
素顔のヘイリーちゃん、まったく雰囲気違いますね。
追記:ジェフが撮ったトゥルー・グリットの舞台裏の写真が紹介されていました。→こちらからどうぞ!