銅版画制作の日々

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象は静かに座っている 京都みなみ会館にて

2019-12-22 | 映画:ミニシアター

 

魂の234分!時間にすると、4時間弱です。今日は話題?の映画「象は静かに座っている」を観に、京都みなみ会館まで・・・。

4時間という長さの作品を観るのは初めてかな?正直今日は、口の調子が今一つだったので、ちょっと長時間はきついかなあと。でも心していたので、頑張って観ましたよ。

長めの上に、楽しい作品ではないので、やっぱりちょっと辛かった。主役となる人たちは4人です。それぞれの環境も厳しいし、あまりハッピーな境遇ではない。


4人の中では一番年上。老人ジン(リー・ツォンシー)彼は娘夫婦と同居しているが、一畳くらいの狭い場所での寝起き。義理の息子が孫の受験のため、引っ越しを機にジンを老人ホームにいれようとしてる。


チェン(チャン・ユー)は親友の妻の部屋で目覚めた?浮気?どうもよくわからない。


そんなチェンがブー(ポン・ユーチャン)と関わることになったのは、ブーの友達・カイが携帯を盗んだ嫌疑で、不良のシュアイに絡まれてたことから・・・。実はシュアイはチェンの弟なのだ。
ブーが友達をかばい、シュアイともみ合い・・・。シュアイが階段から落ちた。そのことでブーは逃げ出してしまう。そんなことでチェンがブーを追うということになるのだ。


ブーの友人リン(ワン・ユーウェン)左も母と二人で暮らしているが、その生活状況は決して良いとは言えない。リンは何と学校の先生と関係を持っていた。

とそれぞれ4人はかなり厳しい状況のなかで生きていた。

ブーはシュアイ殺しから、兄チェンに追いかけられる事になる・・・・。

逃げるブーとそれを追うシュアイの兄・チェン。バスの中で拾った大サーカスのチラシを見たブーは、一日中ただ座り続けているという奇妙な象の存在に興味を持ち、ジンやリンを誘い遠く2300km先の果て・満州里に向かうために画策する

 タイトルの象が住むという満州里に向かうことになるが、初めて果たして行き着くことはできるのであろうか?

全体に重く、決して明るい話ではないし、何となく気持ちもブルーになる。カラー作品なのにモノトーンのような雰囲気、寒々とした中国の風景も印象的。ワンカットが長く、少々飽きそうになったが。すみません。途中で少し寝落ちしてしまいました(汗)


フーボー監督 若干29歳にしてのデビュー作で遺作品となった。自ら命を絶たれたそうです。

尺長めということもあり、そんな事も死の原因のようです。

お時間があり、4時間大丈夫な方、是非ともご覧ください!

公式サイト

 

 

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