魂の234分!時間にすると、4時間弱です。今日は話題?の映画「象は静かに座っている」を観に、京都みなみ会館まで・・・。
4時間という長さの作品を観るのは初めてかな?正直今日は、口の調子が今一つだったので、ちょっと長時間はきついかなあと。でも心していたので、頑張って観ましたよ。
長めの上に、楽しい作品ではないので、やっぱりちょっと辛かった。主役となる人たちは4人です。それぞれの環境も厳しいし、あまりハッピーな境遇ではない。
4人の中では一番年上。老人ジン(リー・ツォンシー)彼は娘夫婦と同居しているが、一畳くらいの狭い場所での寝起き。義理の息子が孫の受験のため、引っ越しを機にジンを老人ホームにいれようとしてる。
チェン(チャン・ユー)は親友の妻の部屋で目覚めた?浮気?どうもよくわからない。
そんなチェンがブー(ポン・ユーチャン)と関わることになったのは、ブーの友達・カイが携帯を盗んだ嫌疑で、不良のシュアイに絡まれてたことから・・・。実はシュアイはチェンの弟なのだ。
ブーが友達をかばい、シュアイともみ合い・・・。シュアイが階段から落ちた。そのことでブーは逃げ出してしまう。そんなことでチェンがブーを追うということになるのだ。
ブーの友人リン(ワン・ユーウェン)左も母と二人で暮らしているが、その生活状況は決して良いとは言えない。リンは何と学校の先生と関係を持っていた。
とそれぞれ4人はかなり厳しい状況のなかで生きていた。
ブーはシュアイ殺しから、兄チェンに追いかけられる事になる・・・・。
逃げるブーとそれを追うシュアイの兄・チェン。バスの中で拾った大サーカスのチラシを見たブーは、一日中ただ座り続けているという奇妙な象の存在に興味を持ち、ジンやリンを誘い遠く2300km先の果て・満州里に向かうために画策する
タイトルの象が住むという満州里に向かうことになるが、初めて果たして行き着くことはできるのであろうか?
全体に重く、決して明るい話ではないし、何となく気持ちもブルーになる。カラー作品なのにモノトーンのような雰囲気、寒々とした中国の風景も印象的。ワンカットが長く、少々飽きそうになったが。すみません。途中で少し寝落ちしてしまいました(汗)
フーボー監督 若干29歳にしてのデビュー作で遺作品となった。自ら命を絶たれたそうです。
尺長めということもあり、そんな事も死の原因のようです。
お時間があり、4時間大丈夫な方、是非ともご覧ください!