
新型コロナウイルス感染対策に翻弄された2020年度が3月で終わりました。その後、4月から新年度を迎えようとするいま、感染の「まん延」が問題になっています。
大阪では、緊急事態宣言解除後から、一気に新規感染者数が増えてきています。
さて、昨年度1年間をふりかえってみますと、新型コロナウイルス感染拡大による心身への影響は、とくに小学生に強く出たようです。
「コロナが怖くて、一人で家に帰りたくない」と不安になる子ども。
「クラスにマスクをつけない子がいる」と不満を言う子ども。
心理的に安定していない子どもの状況がうかがい知れます。
3密を避けるため、つねに友だちに近づきすぎないように言われてきました。
給食の時間も、全員が教卓の方を向き、黙って黙々と食べなければなりませんでした。
このような学校の不自然な環境が、他者とのつながりを細く、弱くしてしまうことがありました。
子どもが「私はひとり」と感じることもあります。
学校行事も減らされたり、方法を変更して実施することがあった1年でした。
学校行事は、児童生徒が一つの目標に向かって、力を合わせて達成する体験をさせることができます。
学校行事も減らされたり、方法を変更して実施することがあった1年でした。
学校行事は、児童生徒が一つの目標に向かって、力を合わせて達成する体験をさせることができます。
これは自他を大切にする貴重な経験を積むことになります。
子どもにとっての1年は、おとなの1年とはちがいます。
かけがえのない1年であり、将来の人生に影響することもあるのです。
子どもたちが、知恵を出し合い、協力し合って問題解決に取り組む経験が乏しければ、社会性や人間関係を築く力が身につくかどうかという危惧があります。
学校の現場は、2020年度の1年間、児童生徒を新型コロナウイルスの感染から守ることに懸命でした。
子どもにとっての1年は、おとなの1年とはちがいます。
かけがえのない1年であり、将来の人生に影響することもあるのです。
子どもたちが、知恵を出し合い、協力し合って問題解決に取り組む経験が乏しければ、社会性や人間関係を築く力が身につくかどうかという危惧があります。
学校の現場は、2020年度の1年間、児童生徒を新型コロナウイルスの感染から守ることに懸命でした。
でも、昨年度と同じ繰り返しではいけないのです。
おとなが一方的に教育活動に感染防止対策を盛り込み、進めていくばかりではよくないのです。
教職員と児童生徒がアイデアや知恵をいかして、子ども主体・子ども発こ感染防止への取り組みを進めていくことが、2021年度には必要となります。
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