現在という時代は、情報発信ならびに情報受信のしくみが飛躍的に発展しました。
そのため、経済、医療をはじめ、あらゆる分野で、世界の画一化が進んできているのです。
事実、インターネットで検索する用語を選ぶと、同じ説明や主張、考え方がズラリと並びます。
その情報に接すると、読む人の考えは「そうなのだ」と固定化され、画一的な見方になっていきます。
確かにそういう考えもあるが、別のこういう考え方もあるというとらえかたができなくなるのです。
そうなると、意図的に情報操作をする人や組織が現れます。
世界の大きなIT企業は、人びとの不安を煽り、ビジネスにして、もうけを出します。
たとえば、病気の不安にはサプリ、教育の不安には学習塾や学習アプリ、老後の不安のためには保険などです。
それが、どの国もあまり差異がなく、行き渡るのが画一化です。
画一化の進行は、多様性の喪失です。
与えられた情報だけにたよれば、考えることがなくなり、社会の危機です。
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