2023年の男女格差指数(ジェンダーギャップ指数)が、世界経済フォーラムから公表されました。
日本は146の国の中で、125番目でした。
昨年は116番目でしたので、さらに後退したことになります。
これは、いわゆるG7と言われる「主要7カ国」の中で7番目となります。
そもそも、誰が「主要」と言うのか、決めるのか、言葉そのものにひっかかりを覚えますが、日本は男女間の格差が、世界の中でとても大きいということは紛れもない事実です。
なんともお寒い話です。
政治面、経済面、教育面、健康面で14項目の観点を設定し、男女の格差を数値化しています。
数字が1に近いほど、男女が対等です。日本は約0.65でした。
とくに、管理職の男女比率、労働での賃金比率、国会議員の比率で、日本の場合格差が大きくなっています。
このことにかぎらず、国連人権委員会から日本は再三の是正勧告を受けています。
外国人に対する処遇改善もそうですが、日本に対して、「懸念」が示されています。
しかし、「勧告であり、法的拘束力はない。日本には日本の事情がある。とやかく言うな」。
このようにたかをくくっているのかどうかはわかりませんが、政府は一向に是正しようとはしません。
そういう意味で、日本は世界の「後進国」なのです。
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