
相模川の河口近くにある平塚の馬入公園のしば桜がきれいだというので、
なっちゃんを連れて出かけました。馬入は「ばにゅう」と読むそうです。
なにやらいわれがありそうな名前。昔は馬がいたのでしょうか。今は人間
と犬と小鳥たちの天下です。

車に乗るのが大嫌いななっちゃん、行き帰りは難行苦行です。広い公園を
大喜びで歩き回りましたが、さあ帰ろうと、車の側まで連れ戻すと、絶対
乗るものかと梃子でも動きません。ついには抱きかかえて乗せる始末です。

広い河川敷の公園の一角にしば桜が咲き始めていました。秩父の羊山公園
のしば桜の規模とは比べ物になりませんが、それでもとてもきれいでした。

チューリップや菜の花もまだまだ咲いています。地元の人たちがボラン
ティアで手入れをしているそうです。

公園といっても、河口の自然をそのまま残していて、水辺の観察に最
適です。これは野生のクレソン。水辺のいたるところに生えています。
クレソンって、こんな可愛い白い花をつけるのだと初めて知りました。

西部劇に出てくるような、Yellow Tailという水をくみ上げる水車があ
りました。きれいに整えた庭園もいいけれど、自然をそのままにして
いるところをぶらぶらするのも気楽で、なんだかほっとします。