可愛らしい小花が群れて咲くペンタスは、小さな庭に置くにはピッタリの花です。
長く咲くし、強いし、値段も安いし。色もピンク、赤、白、紫、それこそ色々あ
ります。それなのに、買ってきてはしばらくすると枯らしてしまうのは、どうい
うわけでしょうか。green fingerという言葉があります。「園芸の才の持ち主」
という意味ですが、私はdon't have green fingers.ということでしょうね。ちゃ
んとお水もやっているつもりなんですが。それでも性懲りもなく鉢植えを買い
込んではしばらく楽しみます。私に買われた花はお気の毒。
ところで「グリーン・フィンガーズ」というイギリス映画がありました。殺人罪
で服役中の主人公が、園芸の才に目覚め、紆余曲折の末、大きなフラワー
ショーに出場できそうになるのだが、、、という夢の様なお話ですが、実話を
元にしているとか。おもしろい映画です。
先日も、赤と白の鮮やかなペンタスを買い込みました。まだ元気です。
ペンタスはアカネ科の花。あの茜色の染料をとるアカネの仲間です。
ここで今日のトリビアを一つ。「東京の赤坂は植物のアカネがたくさん
採れたので、茜坂と呼ばれていて、それが赤坂になったのだそうです」