川崎の駅前やディズニーランドなど遊園地では、ハロウィン・パー
ティーで大盛り上がりのようです。ちょっと前までは、そうでもなかっ
たのに。でも、仮装してお菓子をもらって歩くなんていうのは、子ど
もにしたら、これ以上ない面白いお祭りですね。もっとも、大人の方
が楽しんでいる気配もありますが。
これは横浜山の手のエリスマン邸のハロウィン飾りの一部です。
ハロウィンはケルト由来のお祭りで、キリスト教では万聖節11月
1日の前夜祭ということになりますが、魔女やら何やらおどろおどろ
しい物が出てくる異教の匂いのするお祭りです。それがかえって魅
力なのかも。正統的なキリスト教は「カルト的」だと非難しているよう
ですが。まあ、日本では意味を考えて遊んでいる人は少なそうです。
これは、今はなき洋菓子店”プチアンジュ”のハロウィン飾り。
とても美味しいお菓子の店でした。今も違う人が違う名前でお
菓子屋さんを営業しています。前を通りかかりましたが、ハロ
ウィンの飾り付けはまったくありませんでした。何か寂しい。
ハロウィンというと、チャーリー・ブラウンのライナスを思い出します。
彼はサンタクロースを信じるように、カボチャ大王Great Pumpkinの存
在を信じていて、毎年ハロウィンにやって来ると心待ちにしています。
カボチャ大王を待っている時には、あのトレードマークのセイフティ・
ブランケット(安心毛布)も要らないほど。アメリカの子どもたちにとっ
ては何物にも代えがたい、楽しい一日なのでしょう。カボチャのオレン
ジ色が心を暖かくしてくれます。今日はパンプキンパイでも作りましょう。