マンホールはその名の通り、人が入って下水道工事・点検などの作業を
する穴ですが、日本全国の道に無数にあります。その蓋の模様って、あ
まり注意して見ていなかったのですが、面白いものがたくさんあるようで
す。これは川崎市のマンホール。真ん中に市の花アゼリアつまりツツジが、
周りに市の木である椿があしらわれています。今まで気が付かなかった。
先日青梅へ梅の花を見に行って気づいたんです。ここのマンホールの蓋
の絵柄は梅にウグイス。いかにも梅の里青梅らしい模様です。
ウグイスが主役の小ぶりの蓋もありました。日本全国ご当地の名物など
いろいろな絵柄のものがあります。大阪には大阪城と桜の絵のにぎやか
なカラーのマンホールの蓋まであるようです。
これが、日本だけかと思いきや、台北にもありました。山と川あるいは
海を表しているのでしょうか。なかなかかわいい絵柄です。
同じような丸い石盤を何処かで見たっけと考えて、ローマ・バチカンの
サンピエトロ広場に置かれたレリーフを思い出しました。これは「空気」
をシボル化したものだそうです。「ダビンチ・コード)の次にダン・ブラウン
の小説を映画化した「天使と悪魔」で暗号の鍵になっていたものです。
この映画が上映され、これを見にバチカンに来る人が急増したそうです。
神秘的で謎めいた石盤を、マンホールの蓋と一緒にするなんて、不敬
きわまりない?