どことなく鹿に似る犬秋うらら 岡本紗矢句集「向日葵の午後」より
散歩には一番いい季節です。なっちゃんも、夏とは違いいそいそ出かけます。
道の真中に座り込み、「私帰りたくありません」モードに入っています。
あちこちに、色々な秋が見つかります。わずかなすきから秋の風を感じる
「小さい秋」、しみじみ静かな「里の秋」、「読書の秋」、「スポーツの秋」、
「芸術の秋」、清少納言なら断然「秋は夜」。
「物思う秋」でもありますね。一人静かに池の面など眺めていたいような。
でもなんといっても「食欲の秋」。秋刀魚、おいしいですね。
夕食は、それにワカメのサラダと、揚げ出し豆腐。いただいた香りの良い
スダチをたくさん添えました。