緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

真冬の丸の内パークビル:三菱一号館と丸の内ブリックスクエア PART2

2014年01月10日 14時00分00秒 | 東京駅周辺


雲一つない快晴の青空の中にそびえ立っている丸の内パークビルディング、2012年3月期の売上高20兆1263億円(連結)、米国基準収益:5兆5658億円を誇る総合商社「三菱商事株式会社」の本社が入居しています。




馬場先門通りから撮影した丸の内パークビルの低層部分です。この場所にはかつて、三菱商事ビルヂング・古河ビルヂング・丸ノ内八重洲ビルヂングの3つのオフィスビルが建っていたのですが、2008年から再開発工事が始まりました。




敷地内に復原されている「丸の内一号館」を撮影しました。1894年(明治27年)から1968年(昭和43年)にかけてこの場所には「三菱第1号館」のビルがあり、2009年の再開発工事の中でレプリカとして復原されました。




丸の内最初の洋風貸事務所建築としての「第1号館」である旧建物は、三菱の建築顧問であったジョサイア・コンドルによりイギリス・クイーンアン様式の外観を持つ煉瓦造の建築物として設計されました。




丸の内仲通りから撮影した、三菱一号館を含む「丸の内ブリックスクエア」の全景です。




竣工当初においては三菱合資会社本社、第百十九国立銀行(後の三菱合資会社銀行部、三菱銀行)本店、高田商会が設けられたほか、貸事務所として坪1円から1円50銭で貸し出されたとされています。




丸の内仲通りを横切って、丸の内ブリックスクエアの中を散策していきます。




丸の内仲通りのイチョウ並木道は、紅葉が全て終わって枯れ木状態となっていました。年末年始にかけて夜間の時間帯にはイルミネーションが施されています。




1960年代の高度経済成長期、建物を所有している三菱地所は一号館を取り壊して新しいオフィスビルを建設することを決めます。そして1968年(昭和43年)の3月に取り壊されました。




ひっそりとした雰囲気に包まれている丸の内仲通り沿いのオフィス街ですが、通りに面したブランド街周辺は賑わいを見せていました。




三菱1号館の跡地には地下4階地上15階建ての「三菱商事ビルヂング」が1971年(昭和47年)に竣工しました。その約30年後の2004年に「丸の内再構築」構想が始まります。




丸の内ブリックスクエア内の緑地帯として整備されている広場の中を散策していきます。年末の時期の散策だったので、広場内の噴水にはクリスマスツリーが設置されているようですね。




クリスマスツリーをすぐそばから撮影しました。「ディズニーくまのプーさん」をモチーフとした、黄金のクリスマスツリーとなっていました。




高層オフィスビルと三菱1号館の間に整備されている「丸の内ブリックスクエア」の広場内には、木々や散策道が綺麗に整備されていた、ベンチで休憩している人の姿が見受けられました。




この広場を取り囲むように、36店舗からなる商業ゾーンが整備されています。




広場に隣接して建っている三菱1号館の建物内にも美術館やカフェ、ミュージアムショップなどが併設されています。




三菱1号館前からクリスマスツリーを振り返って撮影しました。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 真冬の丸の内パークビル:三... | トップ | 真冬の丸の内パークビル:三... »
最新の画像もっと見る

東京駅周辺」カテゴリの最新記事