『バチカン奇跡調査官』シリーズ、5巻目、ついに読み終わってしまいました。
ううう~。
これで、既刊は全部、読み切っちゃったよぉ。
後は、新刊が出るのを待つ身・・・ですね。
淋しい~っ。
早く、新しいお話が読みたいです!
次なる事件に挑む、平賀神父とロベルト神父に会いたいよぉ(*><*)
これから、毎月の新刊チェックが習慣になりそうです。
そういえば、本屋さんに行くと、よく「●月の刊行予定」っていう、主だった出版社の刊行予定が載った大きなカレンダーみたいなのが、壁に貼られてませんか?
これからは、本屋さんに行く度、この表をチェックするのがクセになりそう。
っていうか、私、中学生や高校生の頃は、そういうのよくやってたなぁ~。
色々と楽しみにしている小説のシリーズとかあって。
本屋さんに行っては、新刊が出るのがいつか、その表をチェックしてた。
そう思うと、なんか、学生の頃に戻ったみたいな気分ですね(笑)
最近は、あまり、新刊小説が待ち遠しいって感覚、なかったから。
楽しみに出来る新刊があるというのは、待ち遠しいけど、幸せなことだ(*^^*)
あっ。
でもでも。
今、角川のケータイweb雑誌で、『バチカン奇跡調査官』の外伝が連載中なのですよね!
毎週、月曜日と木曜日に少しずつ更新されているので。
こちらも合わせて楽しんでいます。
さてさて。
という訳で。
今日は、先日読み終わっちゃった、『バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架』の感想を♪
今回は、今までとは、少し趣向の違う物語でした。
っていうのも。
奇跡調査官の2人。
いつもは、奇跡調査の仕事を受けて、その調査に挑む・・・というお話なのですが。
今回の彼らの奇跡調査は、バチカンのお仕事とは全然関係ないのですよね。
イギリスでの奇跡調査を終えて、バチカンに帰るべく、飛行場まで車で送ってもらっていた最中、酷い嵐に巻き込まれしまって。
彼らの乗っている車が、崖下に転落。
何とか意識があったロベルト神父は、助けを求めるため、転落した車から這い出して、人里を探すわけですが。
墓地にたどり着いて、たまたま、そこで葬儀中の人達を見かけます。
で、助けを求めようと、葬儀中のお墓に入ったロベルトが見たものは・・・。
それは、葬儀ではなく、吸血鬼に噛まれて死んだ女性が復活しないように、トドメを刺す儀式。
埋葬された若い女性が、いきなり、真っ赤な目をカッと見開いて蘇生し、周りにいた者達が、蘇生した彼女の心臓に杭を打ち込み、その首を切り落とし・・・。
首が飛んで、迸る鮮血。
それを見たロベルトは、かろうじて、事故があってまだ人が取り残されているということだけを告げ、意識を失い。
次に目覚めたのは、ホールディングスという田舎町の病院の病室でした。
車を運転していた運転手は死亡していたけど、平賀は無事で共に救出されて、病院に運ばれていたのでした。
嵐で道も不通となり、道路が復旧するまで、この田舎町に足止めを食らうことになった平賀とロベルト。
宿もない田舎町なので、街の有力者・ルーク家の屋敷に滞在することになります。
がしかし。
吸血鬼伝説に所縁があるという、その街では、ここ最近、吸血鬼が現れて、人を喰らっている・・・という噂が。
実際、ロベルトも、墓から蘇った死人を目撃していた訳ですし。
そして、次から次へと、街の住人達が吸血鬼に襲われ死亡する事件が相次ぎます。
そして、ついに、平賀とロベルトも、吸血鬼を目撃!
その吸血鬼は、まさに伝説の通りで。
凄い跳躍力で屋根を飛び越えたかと思うと、煙のように空中にかき消え。
とても生身の人間ではありえない動きをするモノ。
こうして、彼らは、街に滞在している間、その吸血鬼について調査することになるのですが・・・。
今回は、今までの、バチカンから与えられた仕事・・・というのではなく。
たまたま、彼らが足止めを食らった街で、吸血鬼事件に巻き込まれる・・・という物語。
これまでとは、少し趣向が違うので、ちょっと外伝っぽい印象を持ちながら読んでいました。
なので。
私、今回は、てっきり、本物の吸血鬼の話だとばかり思ってました。
ほら、今までは、どんな奇跡に思えることでも、トリックがあった・・・って話だったから。
今度こそ、彼らは、本物の超常現象に出くわしたのかなあ~と(^^;
だって、冒頭で、ロベルトは、吸血鬼に噛まれて蘇った死体を目撃しているわけですし。
でもでもでも。
やっぱり、それらは、超常現象でもなんでもなく、ちゃんとトリックがあった・・・ということでオチが付いて。
「今度こそ、本当のホラーだ(*><*)」
と思いこんでた私は、ビックリでした。
とはいえ、まあ、ずっと、怪しいと思っていた人物は居たけどね(^^)b
まさか、そんなトリックがあったとは!
でも、ホント、前半は、凄いホラーテイストで、面白かったですよ。
嵐に巻き込まれて、田舎町で足止めを食らう。
道路が復旧するまでは、その街から出ることすら出来ない。
・・・なんて、なかなか、ミステリやホラーの王道設定じゃないですかp(^^)q
そういうシチュエーション、大好きです。
しかも、その田舎町が、まるで、中世のまま時が止まったかのような、封建的な考えの住人達ばかりで。
そして、地元の有力者のお屋敷に滞在する平賀とロベルト。
その街には、吸血鬼伝説が色濃く残ってる。
・・・って!
なんて、私の大好物な設定!!!!!
良かったです~~~~(//▽//)
それに、事故に遭ってしまったということで、彼らの調査道具などの荷物も、当分は警察で預かられたままで。
科学調査のやりようがないだけに、余計にホラー現象に感じられるのですよね~。
結末は、ビックリだったけど、ね。
でも、そういう結末というか展開、私、好きですよ。
吸血鬼というホラーな題材で、まさにホラー文庫!って感じで、満足なお話でした。
そうそう。
ラストは、色々と、「!!??」って思うことがありましたね。
まず、本物の吸血鬼の存在・・・??(^m^)
吸血鬼なんて、やはり、この世に居ない・・・そう決断を下した2人ですが。
最後のシーンは、「もしかして?」ですよね~( ̄v ̄)b
ホラーには、ありがちなコトだけど。
でも、そういうのって、ちょっと薄ら怖くなります。
そ・し・て!!
エピローグでは、なんと、生ローレンが登場!!!!!
バチカンの情報局にいる、平賀と同様な天才ローレン君。
毎回、平賀は調査であちこちに赴く度、証拠品の解析や情報提供をローレンに依頼します。
いつも、「親愛なるローレン」という出だしのメールを打ってて、平賀の友達でもあるローレンなる人物。
シリーズを通して、平賀へのメールの返信でしか出てこないので。
どんな人物なのかなぁ~と思っていたら。
今回の物語のラストで、平賀が、ローレンの研究室を訪ねるシーンがあって。
生ローレン、ついに登場!!と、嬉しくなりました。
折しも、今、webで連載中の少年時代のローレンの話を読んでいただけに。
盛り上がっちゃいましたです。
それからそれから。
いよいよ、ラスボスの「あの人」が動き出したって感じですよね!!??
次回は、また「あの人」との対決があるのかなぁ~と、ちょっと期待中。
でも、実は、私、「あの人」結構好きです(←美形な悪役好きv)
ううう~。
これで、既刊は全部、読み切っちゃったよぉ。
後は、新刊が出るのを待つ身・・・ですね。
淋しい~っ。
早く、新しいお話が読みたいです!
次なる事件に挑む、平賀神父とロベルト神父に会いたいよぉ(*><*)
これから、毎月の新刊チェックが習慣になりそうです。
そういえば、本屋さんに行くと、よく「●月の刊行予定」っていう、主だった出版社の刊行予定が載った大きなカレンダーみたいなのが、壁に貼られてませんか?
これからは、本屋さんに行く度、この表をチェックするのがクセになりそう。
っていうか、私、中学生や高校生の頃は、そういうのよくやってたなぁ~。
色々と楽しみにしている小説のシリーズとかあって。
本屋さんに行っては、新刊が出るのがいつか、その表をチェックしてた。
そう思うと、なんか、学生の頃に戻ったみたいな気分ですね(笑)
最近は、あまり、新刊小説が待ち遠しいって感覚、なかったから。
楽しみに出来る新刊があるというのは、待ち遠しいけど、幸せなことだ(*^^*)
あっ。
でもでも。
今、角川のケータイweb雑誌で、『バチカン奇跡調査官』の外伝が連載中なのですよね!
毎週、月曜日と木曜日に少しずつ更新されているので。
こちらも合わせて楽しんでいます。
さてさて。
という訳で。
今日は、先日読み終わっちゃった、『バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架』の感想を♪
今回は、今までとは、少し趣向の違う物語でした。
っていうのも。
奇跡調査官の2人。
いつもは、奇跡調査の仕事を受けて、その調査に挑む・・・というお話なのですが。
今回の彼らの奇跡調査は、バチカンのお仕事とは全然関係ないのですよね。
イギリスでの奇跡調査を終えて、バチカンに帰るべく、飛行場まで車で送ってもらっていた最中、酷い嵐に巻き込まれしまって。
彼らの乗っている車が、崖下に転落。
何とか意識があったロベルト神父は、助けを求めるため、転落した車から這い出して、人里を探すわけですが。
墓地にたどり着いて、たまたま、そこで葬儀中の人達を見かけます。
で、助けを求めようと、葬儀中のお墓に入ったロベルトが見たものは・・・。
それは、葬儀ではなく、吸血鬼に噛まれて死んだ女性が復活しないように、トドメを刺す儀式。
埋葬された若い女性が、いきなり、真っ赤な目をカッと見開いて蘇生し、周りにいた者達が、蘇生した彼女の心臓に杭を打ち込み、その首を切り落とし・・・。
首が飛んで、迸る鮮血。
それを見たロベルトは、かろうじて、事故があってまだ人が取り残されているということだけを告げ、意識を失い。
次に目覚めたのは、ホールディングスという田舎町の病院の病室でした。
車を運転していた運転手は死亡していたけど、平賀は無事で共に救出されて、病院に運ばれていたのでした。
嵐で道も不通となり、道路が復旧するまで、この田舎町に足止めを食らうことになった平賀とロベルト。
宿もない田舎町なので、街の有力者・ルーク家の屋敷に滞在することになります。
がしかし。
吸血鬼伝説に所縁があるという、その街では、ここ最近、吸血鬼が現れて、人を喰らっている・・・という噂が。
実際、ロベルトも、墓から蘇った死人を目撃していた訳ですし。
そして、次から次へと、街の住人達が吸血鬼に襲われ死亡する事件が相次ぎます。
そして、ついに、平賀とロベルトも、吸血鬼を目撃!
その吸血鬼は、まさに伝説の通りで。
凄い跳躍力で屋根を飛び越えたかと思うと、煙のように空中にかき消え。
とても生身の人間ではありえない動きをするモノ。
こうして、彼らは、街に滞在している間、その吸血鬼について調査することになるのですが・・・。
今回は、今までの、バチカンから与えられた仕事・・・というのではなく。
たまたま、彼らが足止めを食らった街で、吸血鬼事件に巻き込まれる・・・という物語。
これまでとは、少し趣向が違うので、ちょっと外伝っぽい印象を持ちながら読んでいました。
なので。
私、今回は、てっきり、本物の吸血鬼の話だとばかり思ってました。
ほら、今までは、どんな奇跡に思えることでも、トリックがあった・・・って話だったから。
今度こそ、彼らは、本物の超常現象に出くわしたのかなあ~と(^^;
だって、冒頭で、ロベルトは、吸血鬼に噛まれて蘇った死体を目撃しているわけですし。
でもでもでも。
やっぱり、それらは、超常現象でもなんでもなく、ちゃんとトリックがあった・・・ということでオチが付いて。
「今度こそ、本当のホラーだ(*><*)」
と思いこんでた私は、ビックリでした。
とはいえ、まあ、ずっと、怪しいと思っていた人物は居たけどね(^^)b
まさか、そんなトリックがあったとは!
でも、ホント、前半は、凄いホラーテイストで、面白かったですよ。
嵐に巻き込まれて、田舎町で足止めを食らう。
道路が復旧するまでは、その街から出ることすら出来ない。
・・・なんて、なかなか、ミステリやホラーの王道設定じゃないですかp(^^)q
そういうシチュエーション、大好きです。
しかも、その田舎町が、まるで、中世のまま時が止まったかのような、封建的な考えの住人達ばかりで。
そして、地元の有力者のお屋敷に滞在する平賀とロベルト。
その街には、吸血鬼伝説が色濃く残ってる。
・・・って!
なんて、私の大好物な設定!!!!!
良かったです~~~~(//▽//)
それに、事故に遭ってしまったということで、彼らの調査道具などの荷物も、当分は警察で預かられたままで。
科学調査のやりようがないだけに、余計にホラー現象に感じられるのですよね~。
結末は、ビックリだったけど、ね。
でも、そういう結末というか展開、私、好きですよ。
吸血鬼というホラーな題材で、まさにホラー文庫!って感じで、満足なお話でした。
そうそう。
ラストは、色々と、「!!??」って思うことがありましたね。
まず、本物の吸血鬼の存在・・・??(^m^)
吸血鬼なんて、やはり、この世に居ない・・・そう決断を下した2人ですが。
最後のシーンは、「もしかして?」ですよね~( ̄v ̄)b
ホラーには、ありがちなコトだけど。
でも、そういうのって、ちょっと薄ら怖くなります。
そ・し・て!!
エピローグでは、なんと、生ローレンが登場!!!!!
バチカンの情報局にいる、平賀と同様な天才ローレン君。
毎回、平賀は調査であちこちに赴く度、証拠品の解析や情報提供をローレンに依頼します。
いつも、「親愛なるローレン」という出だしのメールを打ってて、平賀の友達でもあるローレンなる人物。
シリーズを通して、平賀へのメールの返信でしか出てこないので。
どんな人物なのかなぁ~と思っていたら。
今回の物語のラストで、平賀が、ローレンの研究室を訪ねるシーンがあって。
生ローレン、ついに登場!!と、嬉しくなりました。
折しも、今、webで連載中の少年時代のローレンの話を読んでいただけに。
盛り上がっちゃいましたです。
それからそれから。
いよいよ、ラスボスの「あの人」が動き出したって感じですよね!!??
次回は、また「あの人」との対決があるのかなぁ~と、ちょっと期待中。
でも、実は、私、「あの人」結構好きです(←美形な悪役好きv)