昭和の古い町並み写真展 「通り」 その7 牛窓
撮影場所 岡山県瀬戸内市牛窓
牛窓は瀬戸内海の海運の潮待ち、風待ちの港として栄える。
潮待ちとは瀬戸内海の瀬戸は大変流れが速い。現在のエンジン大型貨物船でも流れに向かって走る時はゆっくりしか進んでいない。
ましてや動力のなかった帆船の頃は流れに向かっては走れない。潮が止まり出港となる潮目が進行方向になりそれに乗り一気に進むのが一番楽である。
干満は日に二回、しかし夜間走行は危険
気長く潮の流れが変わるまでのんびり待つ、それでも陸路よりずっと楽だった。荷物を運ぶ量が格段多い。
造り酒屋の前は古い町並みが続く、丁度祭りがあった。
この前で神輿の一行に酒が振舞りまわれる。
神輿の一行は酒を飲めるとどねの顔もにこやかである。
港町の集落には造り酒屋や醤油屋が多い・
消費地鼠への輸送がやりやすい事だろう。
しかし、酒屋に言わせると海岸地帯の井戸が酒造りに適しているとどこもいう。
灘の宮水はかっては海岸地帯であった(今は埋め立てで内陸部になっているが)
ほんの少しミネラルを含んだ水がよいという。灘の宮水を引き合いにだして説明してくれめ。
酒屋には杉玉を吊るしてある。正式には杉玉ではなく「酒林」という。
杉の葉を使うのは酒の発祥の春日大社の御神木に由来するとか酒樽に杉の板が使われる等の諸説がある。
字の読めない人がいた江戸時代、新酒が出来たのを知らせるために店先に杉玉を飾ったと言われている。
写真展 出品写真
牛窓関連写真
撮影場所 岡山県瀬戸内市牛窓
牛窓は瀬戸内海の海運の潮待ち、風待ちの港として栄える。
潮待ちとは瀬戸内海の瀬戸は大変流れが速い。現在のエンジン大型貨物船でも流れに向かって走る時はゆっくりしか進んでいない。
ましてや動力のなかった帆船の頃は流れに向かっては走れない。潮が止まり出港となる潮目が進行方向になりそれに乗り一気に進むのが一番楽である。
干満は日に二回、しかし夜間走行は危険
気長く潮の流れが変わるまでのんびり待つ、それでも陸路よりずっと楽だった。荷物を運ぶ量が格段多い。
造り酒屋の前は古い町並みが続く、丁度祭りがあった。
この前で神輿の一行に酒が振舞りまわれる。
神輿の一行は酒を飲めるとどねの顔もにこやかである。
港町の集落には造り酒屋や醤油屋が多い・
消費地鼠への輸送がやりやすい事だろう。
しかし、酒屋に言わせると海岸地帯の井戸が酒造りに適しているとどこもいう。
灘の宮水はかっては海岸地帯であった(今は埋め立てで内陸部になっているが)
ほんの少しミネラルを含んだ水がよいという。灘の宮水を引き合いにだして説明してくれめ。
酒屋には杉玉を吊るしてある。正式には杉玉ではなく「酒林」という。
杉の葉を使うのは酒の発祥の春日大社の御神木に由来するとか酒樽に杉の板が使われる等の諸説がある。
字の読めない人がいた江戸時代、新酒が出来たのを知らせるために店先に杉玉を飾ったと言われている。
写真展 出品写真
牛窓関連写真