懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 倉敷踏切

2012年03月16日 | 蒸気機関車
山陽線の倉敷駅の東の踏切で伯備線からきたD51蒸気機関車の貨物列車を撮影する。

この当時は倉敷駅の北側には改札口がなく寂れた風景だった。
行き交う人はあったのに道は狭く車が脱輪などしなかったものだ。その後、倉敷駅は地上駅になり北側にも改札口ができた。チボリが出来て道も広くなった。

ここは踏切番のいた踏切であったが踏切番の人を入れた写真は撮っていない。
鉄道写真はどうしても線路を向かって走ってくる機関車電車の写真が多い。
街中のゴタゴタ風景のなかでの写真はあまりない。
民家の建ち並ぶところは敬遠される。

しかし、この歳になるとそんな人々の生活くさい風景の中の鉄道がかえって面白いと思う。
看板や人々の服装や乗りもので時代がわかるからである。
こんな場所ならば時間が少しあれば度々撮影できたのにそれをやっていないのはおしい。
なにも蒸気機関車でなくても走ってくる電車や電気機関車を撮っておけば40年もすると面白い写真になったと思う。

投稿動画を見ている踏切ばかり撮影している人がいる。
警笛音と列車の通行風景や音もあって数を撮影すれば面白いものだとおもった。
私鉄のローカル鉄道の踏切が面白い。警笛音が懐かしい。なんでもテーマになるものだ。