懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の古い町並み写真展 その12 「路地」 岡山県早島町

2012年03月24日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 その12 「路地」 岡山県早島町

今回から路地シリーズ

路地は民家や倉庫の外壁や土塀や石垣に囲まれた車の入ってこない道をいうべきでしょうか
地元の人しか知らない通路であり近道です。時には子供の遊び場だったり犬猫の通路や散歩コース

その素材は天然素材がよい。焼き板や板壁、漆喰、土壁、ナマコ壁であってほしい。
保存地域のように完全に整備されたのより壊れ掛けたり痛んだりしている方が歴史や建物の使われた長さを感じるものだ。人間の眼はそんな見せかけの古さを見逃さない。

現在の建築法では外壁は不燃物、難燃材となっている。
板壁や焼き板では造れない。
写真に撮る場合はブロック塀やコンクリートでは味がない。
まだ探す気で探せばのこっていると思う。

早島町は戸川家の陣屋として古い町並みが随所に残る。昔からの裕福な家が多い。