懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の古い町並み写真展 「通り」 その11  倉敷市茶屋町

2012年03月19日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 「通り」 その11  倉敷市茶屋町

茶屋町の水路脇に古い民家が残っている。
中国銀行の茶屋町支店もこの一角にあった。
本瓦葺きの古い建物だった。今は茶屋町駅前に移転したが、現在のような物騒な時代ならユンボを持ってきて壁を壊され金庫ごと盗まれそうだった。

茶屋町はかっては児島湾の海や干潟で江戸時代には干拓が進んで陸地になっていた。
妹尾から金毘羅往来の道沿いで旅の休憩場所の茶屋が並んでいたのでこの名が付いたと書いてある。

干拓地は水路が縦横に張り巡らされている。田の塩抜きや灌漑、排水、舟による運搬に利用されたと思われた。
杭を打ち造られた水路もコンクリート化され整理集合されたと思われる。
住宅化されるとむしろ排水路としての役割を担っている。

茶屋町はJR瀬戸大橋線の快速も停車し岡山、倉敷にでるのも便利なので住宅化が進んでいる。