懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

台風25号 塩害が怖い

2018年10月04日 | 日記
台風25号が接近している。三連休には日本に影響もでる。24号より雨量が少ないという。
台風24号は東海や関東の沿岸部に強風とともに塩害による停電を広域に起こしている。
静岡はまだ完全復旧していない。

車や家のサッシが塩で白くなっている。洗車場が大混雑とニュースでやっていた。
私も人生の内で何度か塩害の被害を体験し電気のない生活をおくった。

今回の台風25号は日本海を通るので山口から大阪までの瀬戸内沿岸で塩害が起きやすい。
海から陸に風が吹く時に波が飛沫になり何十キロも飛ばされる。
四国側や山陰は山から海に風が吹くので起きにくい。

台風24号は内陸部を通ったので海から陸に強風が吹き塩害を起こした。
関東東海も太平洋側を通過する台風では陸から海に風が吹くので起こしにくい。

強風による塩害は海水がミストになり80キロも飛散する。
波のうねりが大きく崩れる時に強風で霧吹きのようにミストになり台風の風にのり遠くに飛散する。風速の三乗でミストになり易いそうだ。

40m/sの風速だと雨もミストになり横殴りで飛んでいる。
風速30メートルを超えると起こしやすい。40メートルを超えると酷くなる。
台風21号のような58メートルの風速では酷かったとおもう。
しかし、雨が降っていれば洗い流されるので塩害になりにくい。

台風も風台風でほとんど雨が降らないケースや台風通過で雨雲を引き連れてこない台風の吹き返しの強風で塩害を起こす。

今回の24号は関東通過は真夜中で雨のレーダーを見ていなかったが台風通過の後の吹き返しで雨も少なく強風で海水が飛ばされたように思う。

塩害を起こす条件
1.台風の通過ルート 海から陸に吹く風
2.風速と波が大きい潮位が高いほど吹き寄せでミストになりやすい。風速40メートルを超えると被害大
3.風台風や台風通過で雨が止み吹き返しが強いケース
三つの条件で塩害は起きやすい。

台風25号は日本海のどこを通るかで影響が違う。
山陰沿岸を通ると被害が出る。韓国から竹島の方を通れば被害は少ない。
山陰海岸から100キロメートルは離れてほしい。

蒸気機関車  普通列車

2018年10月04日 | 蒸気機関車
撮影場所 岡山県 伯備線清音周辺

D51833号機の牽引の牽引する客車
伯備線の上り列車で清音をでて倉敷に向かう
833号機は調べるの島根県浜田機関区の機関車だ。
はるばると岡山市まで運行していたのだ。
鳥取県の後藤工場で切り取り除煙板に改造されている。

朝夕の通勤通学列車は7両編成だったのだ。
こんな客車も姿を消した。
こんな客車は当分消えないと思っていた。
消えるのが分かっていれば意識して撮っている。

先の事を考えて撮っていたものは少ない。
偶然そこに写っていたものが多い。

凡人でもひとつの事を一生懸命やっていたら先が見えたり個性が出来るのかもしれない。
センスのいい人は直ぐに会得するが凡人は何倍もかかかる。遇直に継続してやるしかない。

左の堤防は高梁川の堤防
向かいが7月の豪雨で大きな被害のあった真備町である。
先日、台風24号で200mmの雨が降り高梁川に沿って走る国道180号線は堤防を越えた水で冠水し通行止めになった。真備町の降水量は80mmだったので支流の堤防の越流は無かった。
7月豪雨は上流は430mm 真備町は270mm降った。降水量210mmの時点で堤防が決壊した。