懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,475 小屋も茅の民家

2018年10月16日 | 日本茅葺紀行

撮影場所 岡山県新見市 母屋と小屋も茅葺民家 もう無くなっている。 一日一日は長いが10年20年はあっと過ぎてしまう。 10年20年で時代は大きく変化している。 過疎化高齢化、集落の存続が厳しくなってきている。 地方の人口は年々減少している。 平日に新見市の草間に蕎麦をたべに行った。 山の上で平日では客もいないであろうと思った。 30人は客がいた。蕎麦打ちの体験にマイクロバスで来ているのだ。こんなに客が来ているのは嬉しかった。オヤジさんも頑張って続けるのだろう。パートのオバサンも働けるところがある。

年に何回か食べにくる。どこから来ているか聞いたら岡山や倉敷.笠岡から80キロも走って食べに来る。美味しい物があれば人は遠くからくるのだ。過疎地でも生きるすべはあるのだ。

その後、北房町にコスモスを見に行く。今年は台風などで遅れている。途中、新見市で唯一の茅葺民家がトタンを掛けて無くなっていた。こんなのを見ると虚しいものだ。