ゴールデンウィークも過ぎ、なんだか亜熱帯のようなお天気が続いておりますね。
突然の強風に、支柱を倒されてはまた直し。植え付けたばかりの苗たちは、それでも嬉しそうに雨をいっぱい受けとめています。上の写真は、種から育てたアキレギア。みんな元気に育ってね~。
それにしても、気温の上昇とともに、刻々と植物が育ってゆくのを見るのは楽しいものですね。ちび庭でも次々と花たちが開き、そして、次々と虫たちが現れてくる…。
も、せっかく大きく育ったちび庭のバラの蕾、今年は大胆にも一晩で丸かじりするヤツがいる。中輪バラでやられた蕾は既に6つ以上。犯人はシャクトリムシか、ヨトウムシか。う~、蕾がなくなっちゃう~。
小輪のバラ‘粉粧楼’と‘コーヒーオベーション’は、たくさん蕾がついたのに、こちらは気を抜いた隙に大事な葉っぱがチュウレンジバチの総攻撃にあってます。
トウガラシ&ニンニク&木酢液スプレーじゃ効かなかったか~、まめにやったつもりだったけど、雨が多かったからなあ~、と、倉庫を見ると、あ、ニーム液がもうない。はふ~。
まめにテデトールしかないか…。と思って蕾を食べたヤツの心当たりを検索していると、気になるもの発見!
↓「バラの虫ホイホイ」!!! うわ~、おもしろいおもしろい。これはナイスな発想だ。
http://www.earth-chem.co.jp/top01/earthgarden/bara/hoi_bara.html
もしかして、野菜のヨトウムシ除けにも使える??? 明日さっそく探しにいこ~。
さて、ご無沙汰しておりました間に読んだ本。
●秋元通明著 「新 作庭帳 自然風庭園の手法」 誠文堂新光社 2011年
和庭のデザインのポイントの、ごくごく細かいところまで具体的に書いてあって、自分で何となく感覚では分かっていた部分までクリアに説明されているのをナルホドとうなづきながら読みました。良い本です~。
●進士五十八・鈴木誠・一場博幸編著 「ルーラル・ランドスケープ・デザインの手法. 農に学ぶ都市環境づくり」 学芸出版社 1994年
こちらもいろいろ事例が豊かでなかなか興味深く読みました。ただ、本物の「田舎の風景」というものは、まだ機械化されていなかった昔、その生活の中で必要だったからこそ生まれ、維持されてきたものなんですよね。それを現代の都市生活にそのまま持ってきても、生活環の中にないから浮いてしまって、維持すること自体が大変難しい。だから、「用の美」である田舎の景色をどんなに賞賛しても、都会に持ってきた時は、単なる自然風デザインになってしまいがち。
現代の都会生活に「必然なもの」としての、田舎の風景の美を実現するとはどういうことなのか。まだまだ考えることがたくさんありそうで、わくわくします。
さてさて。明日のお天気はどうでしょうかね~~~。雨が降らないといいなあ。
☆今日のちび庭気温:14~22℃ 治まったと思った花粉症がまた復活???いや~ん。もう、目がかゆくてかゆくて。作業的には晴れてほしいけど雨の日の方が楽…。(^^;)