梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

眼鏡を新調した

2016-04-26 08:59:51 | 雑記
眼鏡を新しくした、元々近視だったが十数年前から遠視も進んで来て遠くを見るのと近くを見るのでは一つの眼鏡では間に合わなくなってきた、運転用とディスク用と2種類を作り本や新聞を見るのは裸眼で読んでいる、
数年前に運転用の方を作り変えて先週仕事用に使って居たのを作り変えた、寝床でタブレットを裸眼で見て居ると左右のピントがかなり違う事に気が付き、それが妙に気になって来たので検査をして貰い作り変える事にした、
近視と乱視が混ざっている、遠視はそれ程進行して居なかったが「左右のピントが合わないと肩凝りから頭痛もでますよ」と言われたが確かに長時間作業をすると頭の後方が痛くなる、此処数カ月続いていた酷い方の痛みと腕のしびれは頚椎軟骨の摩耗による物だったが視力も関係しているかもしれない、そろそろ本体の耐用年数も切れかかって来たのだ、良いと言われる事は出来る限りやっておこう。
今は随分色んな作り方が有る様で随分前から有った遠近両用が今は遠中近とか遠中とか中近室内用とかに分かれて作る事が出来ると言う、今回は此の「室内用」と言う物になったらしい、「なった」と言うのは最初からどのタイプと言うのではなく眼の状況に合わせ且つ使用する条件に合わせてフルオーダーと言う作り方でその結果が「室内用」と言う事の様だ、
ディスプレイの距離と位置(視線の角度)原稿を置く場合の手元の角度と距離を想定しそれに合せてレンズの設計をした上でオリジナルレンズを作ると言う、幾つかのレンズをセットして此れで良いと言うレンズをオーダーし先日出来あがって来た、
取敢えず家で見たのだがPCがノートなので若干違和感が有る、翌日会社に持って来て作業用のディスプレイで試してみたがどうもしっくりこない、色々試してみて此れで良く見えると言う角度と距離を確定したが店で考えたより意外と遠かった、通常無意識に使って居る道具と言う物は別の場所で考えると随分解らないものだな、
もう少しこうしたいと言ってもスペシャルオーダーだ、それもレンズその物だから直しようは有るまい、此れから眼の方を眼鏡に合わせて行くしか有るまい、
昔徴兵された時支給された軍靴が合わなかったら「体を靴に合わせろ」と言われてと聞いたがまあ眼の方は多少慣れが有るので何とかなるだろう、作り変えるには余りに高額だ、
そう言えば昔「二等兵物語」と言う映画が有ったな、花菱アチャコと伴淳三郎だったが新兵が一等兵や上等兵に虐められる場面が続く映画だった、見たのは子供の頃だったので最終場面がどうだったか覚えて居ないのだが未だ観客の殆どが出征の経験者だった筈だがあの映画を笑って見て居たのはどんな気持だったのか、私が上京した頃未だは電車の中を傷痍軍人が白い服を着て廻っていた事が有ったが昭和40年代だったから殆どは偽物だったんだろうな、
「私は貝になりたい」や「黒い雨」、「姫ゆりの塔」等は戦後復興期に作られた映画だが高度成長時代であっても敗戦の記憶は未だ濃密に残っていた時代だった、終戦後に生を受けた団塊の我々もその敗戦の残渣の影響は受けて居たと思うが安倍政権の年代は更に受けて居たのではないかと思うのだがあの行動を見て居ると大戦前の「帝国の栄光」の亡霊が取りついているのではないかと思ってしまう