本当に暑い、新宿駅を歩いていたら風が顔に熱い、(これは体温より気温のほうが明らかに上だな)と思っていたらやはり36度を超えている、ビルの陰では37~38度くらいあるかもしれない
会社に戻って整理をしているが午前中聞こえていた蝉の声がほとんど聞こえない、あんまり暑いと蝉もダウンするのか、
子供のころは蝉の声を聴きながら開け放しの畳敷きの部屋で昼寝をするのが気持ちよかったが田舎の蝉は油蝉ではなくクマゼミなので情緒の無い鳴き声である、しかしそれでもあの声は子守歌に聞こえた、
クマゼミと油蝉は箱根を境に変わると言われていたがここ十年くらい前から都内でもクマゼミの声が聞こえるようになった、それでもかなり少ないが今年は住んでいる蒲田でも大森駅付近でも聞こえる、油蝉より暑さに強いのか夕方先に泣き出したのはクマゼミのようだな。
クマゼミの声は大きいというより群れの大きさが違うような気がする、特に桜の木が好きらしく夏の青々とした桜並木がまるで振動するかのように一斉に鳴く、
20代の後半東北出身の友人と焼津の近く、大崩海岸西側の「浜当目」と言うところまで素潜りによく行った、小さな砂浜の海水浴場があって低い防波堤があり、その下の道路脇に桜の古木並木がある、行き止まりの道路なのでその下に車を止めて日が昇るまで仮眠をしていたが朝日があがって来るのに合わせて蝉が泣き始める、シャンシャンと言う声はだんだん大きくなりとても寝ていられない、東北出身の彼は初めてこの蝉の声を聴いたらしいがあまりの大合唱に「やかましい!ねてらんねえ!」と蝉に怒っていたがまあ怒っても仕方がない、
思い出してみれば子供のころはこの声は夏の定番でこれが納まってカナカナとツクツクボウシが鳴き始めると夏も終わりである、
さらに前、兄の子供を連れて川崎分倍河原近くに梨狩りに行ったが梨の木は蝉の生息に適しているのか梨の木にはセミの抜け殻が彼方此方についている、背の低い梨の幹にもやたらに鳴いていて梨より蝉の方が多かった、
団地の廊下にも力尽きた蝉が裏返しになっているのを見る様になった、3年も土の中で暮らし、子孫を残すために必死で鳴き飛び回り力尽きて果てる、人の一生も同じようなものかもしれないな、
会社に戻って整理をしているが午前中聞こえていた蝉の声がほとんど聞こえない、あんまり暑いと蝉もダウンするのか、
子供のころは蝉の声を聴きながら開け放しの畳敷きの部屋で昼寝をするのが気持ちよかったが田舎の蝉は油蝉ではなくクマゼミなので情緒の無い鳴き声である、しかしそれでもあの声は子守歌に聞こえた、
クマゼミと油蝉は箱根を境に変わると言われていたがここ十年くらい前から都内でもクマゼミの声が聞こえるようになった、それでもかなり少ないが今年は住んでいる蒲田でも大森駅付近でも聞こえる、油蝉より暑さに強いのか夕方先に泣き出したのはクマゼミのようだな。
クマゼミの声は大きいというより群れの大きさが違うような気がする、特に桜の木が好きらしく夏の青々とした桜並木がまるで振動するかのように一斉に鳴く、
20代の後半東北出身の友人と焼津の近く、大崩海岸西側の「浜当目」と言うところまで素潜りによく行った、小さな砂浜の海水浴場があって低い防波堤があり、その下の道路脇に桜の古木並木がある、行き止まりの道路なのでその下に車を止めて日が昇るまで仮眠をしていたが朝日があがって来るのに合わせて蝉が泣き始める、シャンシャンと言う声はだんだん大きくなりとても寝ていられない、東北出身の彼は初めてこの蝉の声を聴いたらしいがあまりの大合唱に「やかましい!ねてらんねえ!」と蝉に怒っていたがまあ怒っても仕方がない、
思い出してみれば子供のころはこの声は夏の定番でこれが納まってカナカナとツクツクボウシが鳴き始めると夏も終わりである、
さらに前、兄の子供を連れて川崎分倍河原近くに梨狩りに行ったが梨の木は蝉の生息に適しているのか梨の木にはセミの抜け殻が彼方此方についている、背の低い梨の幹にもやたらに鳴いていて梨より蝉の方が多かった、
団地の廊下にも力尽きた蝉が裏返しになっているのを見る様になった、3年も土の中で暮らし、子孫を残すために必死で鳴き飛び回り力尽きて果てる、人の一生も同じようなものかもしれないな、