梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

消火器のセールスマンが火を着ける、

2018-04-15 08:00:33 | 雑記
アメリカがシリアに軍事攻撃を開始した、
科学兵器を使用したというのが攻撃開始の理由だがこれは湾岸戦争の「大量破壊兵器」と同じ様に確実な証拠はない、
状況証拠は被害が出ているのでどこかが使用したのは間違いないだろうし被害の方向性からアサド政権と言えるだろうが自作自演であるとも考えられる、
使われたミサイルは艦対地を105発以上と発表があったがWikiで見たらおよそ一発三千万から八千万位するらしい、
平均で五千万だとしても50億円が消耗したわけだ、
これがアメリカが消費した直接的な経費だがここに艦隊を送り維持し続ける経費は膨大な金額だろう、
これで儲かるのは当然軍需産業だがその費用は税金である、
軍需産業からの税収はあるだろうがその販売先はアメリカ政府である、
兵器の購入資金はすべて税金だ、世界に名だたるIT企業はアメリカに集中しているがその税金は軍需産業に吸い上げられているといえる、
アメリカ国民は「強いアメリカ」と言う自己満足だけに軍需産業にいつまで上納金を収め続けてゆくのだろう、
安倍政権の「強い日本国」はこの状況に酷似していている気がする、
日本の産業は軍需産業に抵抗がある、アレルギーと言っても良い、
しかし日本会議は「強い日本国」に強い憧れが有るようだ、しかし賛同している企業にはそんな思いより事業に有利だ、大きく儲かるという目的で賛同をしている所も有るだろう、
日本には輸出できる軍需産業は法的に禁止されているがアメリカの軍需産業協力という方法なら十分に可能で安倍政権の方針でゆけば近い将来には輸出を可能とし、更に日本軍を持つと言うのが目的のようだが一体なぜそうしたいのか、
自国は自分で守る、というのがおそらく言い分だが国際的に侵略が行われたら国際的に介入は間違いなく有る事はアメリカがシリアに介入している事自体間違いない、
「その間をどうする」と言うなら現在の自衛隊憲章で十分間に合うはずで国外に派兵ができるということは「侵略行為」が法的に可能になるという事んい他ならない
日本会議が言う「アジアを救った戦争だから侵略では無い」と言うのは侵攻した側が言うことではなく軍隊を持って乗り込まれた国側が「あれは侵略ではなかった」と言うなら言えるが正式に国家として軍事援助を要請されたわけではない
今の中東情勢では独裁政府が反政府に対抗するために大国の介入を要請することも有るがそれは内政干渉に極めて近い、
アメリカも日本も貧富の差はどんどん離れてくる、政府が大企業よりの政策を続ける限りその格差は更に開くだろう、
安倍政権の個人問題ではない国の問題が重要だが蟻の一穴でもまず馬を射るでもこの際構わないから国民のための政治を取り戻たい
そう言えばアメリカも「人民による人民の為」に政治を行うと宣言されていた筈だが
開拓時代「力は正義」は金が正義、金が力になってきた
最も開拓の歴史はそのまま侵略の歴史でもある、フロンティアスピリットはそのまま侵略の精神だから当然では有るがアメリカ世論を見ているとそれを否とする言葉も結構聞こえてくる、
次世代のアメリカに期待し、同時に日本の若者に期待したいものだ