糖尿が悪化した頃「網膜動脈分岐閉塞症」とやらに掛かってしまった、
突然右目の上半分が真っ暗になって視野が半分無くなたのだ、
掛かりつけの病院では手に負えず品川病院に紹介状を書いてもらい専門医に掛かったら上記の病名の診断が出た
曰く「発症してから6時間以内に診察できれば殆ど治るが其れを過ぎるとほぼならない」と言う、
発症したのが土曜の午後だったので6時間どころか36時間以上が過ぎている、(こいつはまいったな)と思っていたのだが暫く通っているうちに徐々に黒い部分が狭くなってきてその部分はぼやけていたのだがやがてそれも改善してきた、
糖尿病の合併症として眼圧が上がると言う症状があり、毛細静脈圧が上昇しその為眼底出血になるかこの様に血腫が出来てその先の視野が無くなるらしい
ある程度落ち着いた時に視野検査をやったらどういう訳か発症した右眼より左目の方が視野が狭い、
当然右の上半分の視野は殆ど失われていたが全体の範囲としては左の方が狭いと言う結果になった、
血液をサラサラにする「バイアスピリン」と「「カルナクリン」を処方され眼圧を下げる点眼薬「タブロス」を寝る前に点滴する、
月一回の診療が2か月に一回になる頃から右目の視野から黒い部分が無くなって来て3か月に1回になったころから医者に「治ってるね?」と言われた、
更には視野が戻ったころ1年半くらい前の視力は裸眼で左は0.2右は0.7だったが段々視力が上がって来た、
発症前からに視力はこんなものだったのだが3か月前の前回は裸眼左は0.6右は1.2だったが昨日の検査は左は0.7右は1.2である、レンズを入れるとなんと左が1.2右は1.5にもなっている、
眼鏡を作っても1.5と言う視力は暫くなかった、運転免許の視力は眼鏡仕様両眼で0.7が合格ラインで前回は両眼で1.2だった筈だ、
何時も予約をしてからやる視野検査が「今日はすいているから時間が有ればやりましょう」と言う事になった、
「前回が去年の5月27日だったからちょうどいい期間です」とやってみたら「随分視野が戻ってますね」と言う、
眼圧も左が18で右は16「眼圧も毛細管閉塞もかなり改善しています」との事で医者もよくわからないらしい、
緒尿の数値は完全に改善し投薬を辞めて1年位以上が過ぎてはいるが「治る事は無い」と言われた症状どころか金襴緞子(近視と乱視と遠視)が治ってくるのはどういう訳だ、
女房と「最近死ぬ気がしなくなった、どっかの刺し盛に人魚が混ざってたらしい」と馬鹿な話をしていたのだが足腰もここの所調子が良い、
後は懐具合が回復してくれたら万々歳だがこちらはどうにも回復の兆しはないのは実に残念だ、