梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

なぜ戦争が出来る国にしたがる

2015-06-16 19:15:47 | 雑記

日本は憲法によって「戦争が出来ない国」となっている、自衛隊の解釈はともかくとして「国家間における紛争を武力で行えない」国である、

「戦争が出来ない国」がどの位あるか知らないが大きな戦力(矛盾するが)を保有してある程度継続して戦える経済力を持った国としては他にはないだろう、

「国家間の紛争を武力で行わない、その起因性格のいかんを問わず平和的手段による解決を求める」と言う事は全人類究極の法だと言う事は異論はあるまい、しかしその法を策定し,全ての国が批准する事は非常に難しい、何処かの国が批准しなければ意味を成さない法律であることは間違いない、

しかし日本国憲法はその成り立ちに恣意的なものがあったとしても「戦争が出来ない国」になっている、日本にとってと言うより地球全人類にとって奇跡のような状態だ、

しかし、いま安倍政権はそれをわざわざ「戦争が出来る国」にしようとしている、「戦争が出来ない国」と「戦争が出来る国」それぞれのメリットとデメリットを並べる以前に「あらゆる国家間の紛争はその起因、性格のいかんを問わず平和的手段を持って解決する」と言う事は社会の理想だと思う、

人間以外の動物は種族間、異種間の紛争は生きる為の手段になる、共通の言葉を持たない生き物は「力」をもって解決するしか方法はない、それは獣と言う生き方の運命だが思想や権力、宗教文化を持たない争いだから一日の飢えがしのげれば事足りる、

人間はその知恵ゆえに際限のない欲望の求るままに対立を起こし紛争とし、それを力で押し切ろうとする、知恵がある故に「理不尽」な事は言葉では屈伏させられない事を十分に理解しているからこそ武力をもって解決ようとする、しかしそれは(決してそれは解決ではない)

人類社会として世界的にも稀有な憲法を変える必要は無い、現実的でないと言うなら現実しを理想に近づける努力をするのが日本国民の役割だ、

政府は国民の声を聞けと言って来たが聞き流すなら「政府は国民の意見に従え」と言いなおそう、政府とは国民の総意を実行する組織なのだから


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