この時期に買った車は取り合えず買える物だったので印象は薄い、私は知らない道を一人で走るのが好きで一度通った所だと取り合えず何処かを曲がってみるとか、地図を見てひたすら回遊して来るとかしていたので走れば良いと言う面が多い、しかし機械物が好きなので構造やスペックを見て楽しんでも居た、大体方向を決めて(南向きに走り出したから此処を右に曲がれば西に行くだろう、)と言った様な感覚で走るので行ったら行き止まりだとか、大きな農家の私道だったりとか段々狭くなってUターンも出来なくてずっとドアを開けてバックしたりとか随分遊んだ、(此れが後に四輪駆動車になって行くのだが)2台目はブルの2代目だったような気がするがその前にべレットの1500だったかもしれない、ブルの2代目は全体のラインが弓形に中央が反り返った感じのデザインで余り好きでは無かったが程度は良かった、買った時に中古車店が「元の持ち主は岩下志麻だぞ」と言われたようなきがする、もう一台何か入っていたかもしれないが記憶に残っているのはマークⅡのハードトップだった、元々2000ccの車体に1600ccを乗せた物で2tを超えていたのでかなり動きは緩慢だが乗り心地は良かった、この頃から喫茶店で知り合った遊び仲間が出来て大勢で乗る事が多くなりどうしても大きな車になってしまう、ある時仲間5人で旅行に行こうと言う話しが纏まって、私の車で房総半島の白浜に泊り込みで飲みに行ったのだが、帰りは半島中央を縦断しようと言う事に成った、未だ未舗装の道が多く、数日来雨が降っていてその日は晴れていたのだが、かなりぬかるんでいる、上り下りの多いぬかるんだ道を行くと轍が深く道の中央がかなりの高さで膨らんだ格好になっている、(腹をこするな)と思ったが此処で止めるとおそらく抜け出せないと判断してそのまま進む事にした、右車輪を中央の山に掛けて左が脱輪しないぎりぎりを進んだのだが案の定半分も行かないうちにスリップして車輪は轍に落ちた、明らかに車体の下部が道路をこすってしまったがそのまま此処は通り抜けた、しかし暫らくしてシフトを変えようとしたらクラッチが全く反応しない、(やった!)と思ったが仕方ないのでエンジンブレーキを掛けていた為に入っていたセカンドギヤのまま暫らく走り続けてやっと見つけたガソリンスタンドに入る、エンジンの回転を速度にあわせてエイヤッとギヤを抜いて停止して調べたらマスターシリンダーのオイルが全く無い、どうやらパイプを損傷したらしい、今考えると何処が当ったらあんな事になるのか解らないのだで若しかしたら基本的な故障だったかもしれないな、ガソリンスタンドでブレーキオイル(昔はスタンドで売っていた)を買ってなるべく信号で止まらないように速度を調整しながら時間を掛けて帰宅、翌日修理煮出しが終えたら急いで買い換えてしまった、本当に今思うと車は面白い物だった
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